女性職員からのメッセージ～主任技師級～

農林総合技術センター　佐々木主任技師

異動状況

平成29年(2017年)入庁
平成29年(2017年)4月~令和2年(2020年)3月　山口農林水産事務所（果樹産地の新規就農者受入に向けた支援、果樹栽培に関する技術支援等）
令和2年(2020年)4月~　　　　　　　　　　 農林総合技術センター（農業大学校果樹専攻学生への果樹栽培技術指導、GAP指導、授業等）

（※所属名称は、組織改編等により、現在の名称と異なる場合があります。）

現在の職務内容

　農業大学校の果樹専攻の学生に対して、主に果樹栽培に関する技術指導を行っています。農作業が未経験の学生も多いため、樹を見ながら具体的に指示したり、一緒に作業したりするようにしています。

　私自身も、本校に赴任してから、果樹の管理作業に本格的に携わり、学生たちと一緒に考えながら作業しています。

　学生への指導や対応で悩むことも沢山ありますが、頑張っている学生や卒業生を見ると自身の励みにもなります。

ワーク・ライフ・バランスの実現のために利用した制度や休日の過ごし方

　子どもが1歳半までは、特別休暇（育児時間）を使って1時間程度早めに退庁していました。現在は、子どもが体調を崩すことも少なくなったため、フルタイムで勤務しています。

　休日は、夫と子どもと一緒に出掛けて、リフレッシュしています。子どもが働く車がとても好きなので、車の展示会や乗車体験がないかよくリサーチしています。仕事で大変なことがあっても、子どもの笑顔に毎日癒されています。

仕事をする上で心がけていること

　本校に入学して初めて農作業を経験する学生も多いため、習熟度に合わせ、丁寧な説明と図や写真を用いた資料作成を心がけています。

　また、果樹栽培に関する技術指導だけでなく、社会に出るにあたり身に着けておくべきマナー等も説明するようにしています。

　加えて、学生のことで気にかかることや技術指導等で困ったことがあるときは、早めに上司や同僚に報告、相談するようにしています。

女性の受験者の皆さんへ

　子育てと仕事の両立はとても難しく、私自身、試行錯誤の日々です。しかし、夫や周囲の方のサポートのおかげで毎日頑張れています。また、農業職には女性職員の方も多くいらっしゃるため、子育てについても、とても相談しやすい環境だと思います。特別休暇等の子育て支援制度も充実しており、職場の方もとても理解があるので、子育て世代にも働きやすい職場だと思います。ぜひお待ちしています。