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平成12年、子どもに対する虐待行為を禁止する「児童虐待の防止等に関する法律」が制定され、令和2年4月には、「児童虐待防止対策の強化を図るための児童福祉法等の一部を改正する法律」において、子どものしつけに際して体罰を加えてはならないことが法定化されました。
しかし、その後も全国の児童虐待相談対応件数は増加の一途をたどっており、令和4年度には219,170件と20万件を超える相談対応件数となっているなど、20年以上に渡って過去最高を記録し続けています。
令和4年度の山口県の児童相談所における児童虐待相談対応件数は688件(速報値)で、過去4番目に多い件数となるなど、県内の児童虐待相談対応件数は、引き続き高い水準で推移しています。
児童虐待を防止するためには、地域社会全体で虐待のサインを見逃さず、早期発見・早期対応に努めることが重要です。
このため、皆さんの周りで、子どもが長時間泣いていたり、夜一人で外に出されていたり、体や服が汚れているなど、「もしかして虐待かもしれない」と思われた場合には、ためらわずに下記の児童相談所か市町の担当窓口にお電話をお願いします。なお、ご連絡いただいた方のプライバシーは守られることとなっています。
あなたの1本のお電話で救われる子どもがいます。場合によっては、悩んでいる保護者を救うことにもなります。皆様のご協力をお願いします。
全国共通ダイヤル |
189(いちはやく) |
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中央児童相談所 |
083(902)2189 |
岩国児童相談所 |
0827(29)1513 |
周南児童相談所 |
0834(21)0554 |
宇部児童相談所 |
0836(39)7514 |
下関児童相談所 |
083(223)3191 |
萩児童相談所 |
0838(22)1150 |
電話は、365日、24時間つながります。
児童虐待とは、保護者がその監護する児童(18歳未満)に対し、次に掲げる行為をすることをいいます。
県では、社会全体で子育て家庭を見守り、支える環境づくりを目指し、地域の中で見守りや助言を行う189サポーター、若い世代に知識を持ってもらうヤングサポーターの養成を行っています。