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ふれあい山口2024.11月号>特集 「こどもや子育てにやさしい休み方改革」推進中

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特集

こどものために休むことが当たり前となる社会の実現に向けて
「こども子育てやさしい
休み方改革
」推進中

県では、少子化対策の一環として、こどものために休暇を取得することが当たり前となる社会の実現に向け、「こどもや子育てにやさしい休み方改革」をスタートしました。 職場では、こどもの行事などに合わせて休暇を取ることに躊躇(ちゅうちょ)する意識が根強くあり、また、親が休日に仕事をしている家庭では、こどもと過ごす時間がつくりにくいという状況があります。
こうした現状を変え、親子で一緒に過ごすことができる時間を増やすことで、子育ての楽しさや喜びを実感していただき、子育て中の方々を、社会全体で応援する機運を高めていきます。
若い世代に、「安心して子どもを生み、育てていくなら山口県」と思っていただけるよう、こどもと子育てにやさしい社会づくりに向けた取り組みを積極的に進めていきます。

特設ページはこちらから

11月は「こどもや子育てにやさしい休み方改革」月間です!
取り組みの4本の柱

1.こどものために休むことが当たり前となる社会全体の機運醸成

2.こどもと過ごすための休暇を取得しやすい職場環境づくり

3.休暇を家族で一緒に過ごせる仕組みづくり

4.家族で山口への愛着を高めながら楽しめるコンテンツの充実

1

こどものために休むことが
当たり前となる社会全体の機運醸成

こどもや子育てにやさしい休み方改革
キックオフシンポジウムを開催しました

6月に山口市で開催したキックオフシンポジウムでは、基調講演や事例発表のほか、村岡嗣政知事を交えてこどもの行事などに合わせた休暇の取得や、平日にこどもと保護者が共に過ごす環境づくりなどについてパネルディスカッションを行いました。

「こどもや子育てにやさしい休み方改革」月間の創設

「いい育児の日(11月19日)」を中心に、11月を「こどもや子育てにやさしい休み方改革」月間と定め、積極的な休暇取得の要請や、休暇取得につながる環境整備の推進に取り組むとともに、親子で参加できるイベントなどを開催します。

お問い合わせ先

県こども政策課

電話083(933)2740

2

こどもと過ごすための休暇を
取得しやすい職場環境づくり

企業における休み方改革の支援

「こどもや子育てにやさしい休み方改革企業取組コンテスト」を実施!

積極的な子育て参加のための休暇制度の整備や、従業員の休暇取得を促進するなど企業の創意工夫ある取り組みを募集し、表彰するコンテストを行いました。

受賞企業の取り組み紹介

当行では、こどもが3歳になるまでの育児休業取得や復職後の短時間勤務選択、出産お祝い金の支給などにより行員の子育てを応援しています。これからも「安心して働ける、当行で働いて良かった」と思ってもらえるような職場づくりを目指します。

株式会社西京銀行 人財サポート部長 
水永 忠伸さん

育児休業取得者の声

産後パパ育休を28日間取得しました。こどもとの初めての時間を妻と共有でき、父親としての責任感も強まりました。職場の理解もあり、仕事への復帰もスムーズでモチベーションも高まり、ワークライフバランスの重要性を再認識する良い機会となりました。

株式会社西京銀行
百々 幸秀さん

男性の長期育休の取得強化に向けた支援など

子育てを地域全体で行うことが当たり前の社会の実現を目指して、男女ともに希望どおり、育休を取得することを推奨し、働きやすい職場環境づくりを推進する事業者を「やまぐち“とも×いく”応援企業」として登録する制度を始めました。登録企業には奨励金や補助金による支援を行います。

ともいくとは?

「共育て」という意味と、家族や地域社会、企業なども「もに・っと・くじに・わわって」という願いを込めています。

山口県もっと育休奨励金

従業員の育児休業を推奨する取り組みを実施する事業者に対して奨励金(最大約180万円)を支給します。

山口県共育て応援補助金

育休取得や共育て職場環境づくりに取り組む事業者に対して補助金を支給します。

[補助率]1/2以内 [補助上限額]100万円

【登録企業の取り組み紹介】

当社では、こどもが小学校就学前(6歳)まで、実働6時間勤務(朝夕の1時間短縮)の短時間勤務が可能です。また、時間単位の有給休暇や「誕生日休暇」制度も導入し、仕事と家庭を両立しやすく、プライベートの充実も叶うようになりました。

あさひ製菓株式会社
販売管理部 部長
中元 誓子さん

詳しくは、「やまぐち“とも×いく”ポータルサイト」をご覧ください。

お問い合わせ先

県労働政策課

電話083(933)3221

県庁から始める男性育休の取得促進!

男性の長期育休の取得や育休を取得しやすい職場環境づくりに率先して取り組み、男性職員の長期育休の取得率を全国トップレベルの水準に引き上げます!

目標(令和7年度まで)

男性職員の2週間以上の育児休業取得率:100%
子の出生後1年までの1カ月を超える育児関連休暇などの取得率:100%

お問い合わせ先

県人事課

電話083(933)2036

3

休暇を家族で一緒に過ごせる
仕組みづくり

「家族でやま学の日」の創設

県内の公立学校に通うこどもたちが、学校休業日以外でも家族と一緒に、校外での体験や探究の学び・活動を考え、企画し、実行できる「家族でやま学の日」を導入しました。「やまぐちで学ぶ」、「やまぐちを学ぶ」ことで、山口への愛着を深め、家族で過ごすことの楽しさを感じてみませんか。 ※県内の私立学校においても、同様の取り組みを行っている学校もあります。

●保護者の休暇に合わせて、事前に学校に申請書を提出します。(年に3日程度活用可能)

●校外での自主学習活動であるため、欠席扱いとはなりません。

※制度の取り扱いは市町により異なります。

活動例

地域の史跡めぐり

地域ガイドと一緒に史跡をめぐり、地元の歴史について学び、新聞やスライドにまとめてみましょう

身近な植物調査

家の周りの植物について図鑑やインターネットを使って調べ、分布や季節による違いを整理してみましょう

いろいろな表現で

家族で使う食器など、自由な発想で形作り、実際に使ってみた感想を共有しましょう

家族で農業体験

収穫した野菜などを使ったオリジナル献立を考え、調理を計画して、家族にふるまってみましょう

自然を感じる

山や川、海などの自然に触れ、そこでしかできない体験をしてみたり、写真などの記録におさめたりしてみましょう

新たな
スポーツへの挑戦

普段学校では経験できないニュースポーツに、家族みんなで挑戦したり、独自のルールを考案したりしてみましょう

利用者からの声

土日は仕事があるので、平日にこどもと出かけることができたので良かったです!
家族全員で体験できる機会が増えました!

お問い合わせ先

県義務教育課

電話083(933)4600

県高校教育課

電話083(933)4627

県特別支援教育推進室

電話083(933)4615

4

家族で山口への愛着を高めながら楽しめる
コンテンツの充実

平日でも楽しめる観光コンテンツの充実

やまぐちのナゾさんぽ3(スリー)

県内市町と島根県津和野町に隠されたスポットを謎を解きながら周遊するキャンペーンです。
こども向け・家族向けのデジタルクーポンを設定しているので、家族で楽しめます。

【実施期間】

令和7年1月31日(金曜日)まで 詳しくはこちらから

やまぐちのアソビ新発見割

親子で楽しめる県内のアウトドアの体験コンテンツなど、体験利用料が30%引きとなるキャンペーンを実施します。

【実施期間】

11月1日(金曜日)から11月30日(土曜日)まで 詳しくはこちらから

歴史ガイドウォーク

「古地図を片手に、まちを歩こう。」スタンプラリー

古地図を眺めながら、地元ガイドの案内で城下町や宿場町などを散策できます。一部のコースでは「やさしいコース」として、11月を中心に親子連れや歴史に詳しくない方も気軽に楽しめるガイドウォークを実施します。期間中、複数のガイドウォークに参加してスタンプを集めた方に特製グッズをプレゼントします。

【開催期間】

令和7年3月まで
※開催日はコースにより異なります  詳しくはこちらから

お問い合わせ先

親子で平日に参加できる体験教室などの開催

  • とくさがみねで自然まんきつ(十種ヶ峰青少年自然の家)
  • 親子でクラフト体験(由宇青少年自然の家)等、さまざまな体験教室などを開催します。

公の施設の使用料などの免除

こども連れの利用者に対して、公の施設の使用料を免除します。

【実施期間】

11月1日(金曜日)から11月30日(土曜日)まで

対象施設 対象料金
新光産業きらら浜自然観察公園 ビジターセンター利用料
オーヴィジョン海峡ゆめタワー 入場料
県立美術館 普通展示観覧料
県立萩美術館・浦上記念館 普通展示観覧料
やまぐちフラワーランド 入園料
山口きらら博記念公園 水泳プール利用料
県立山口博物館 常設展観覧料

公の施設における子育て家庭の優先案内の実施

混雑時、県立美術館、県立山口博物館などの文化施設において、子育て家庭を優先案内します。

詳しくはこちらから

お問い合わせ先

県こども政策課

電話083(933)2740