本文
周南消費者協会では、いきいきサロンや地域住民の活動の場に要請を受けて出向き、「エシカル消費」等に関する講座を実施しています。
1 「エシカル消費」に関する講座では、最初に、ご自身が「消費者」であるという認識を改めて持っていただくため「消費者の権利や責任」について話し、
次に、日々のお買い物でモノやサービスを選ぶ際に重視している点を、9項目(値段、特典付き等)から選んでもらいます。
「環境や社会問題の解決に貢献しているか」という項目を選ぶ人はなかなかいませんが、全国の消費者意識調査では、近年、消費者が物を購入する際の判断基準が変化し、
「環境や社会問題の解決に貢献している」という点を意識する人が増えてきていることをお伝えしています。
2 食品や製品には、それを作った事業者から消費者へのメッセージが発信されています。認証マークもその一つです。
特に、環境に配慮したものや、社会貢献について取り組んでいることなどが、商品のパッケージ等に記載されているので、
消費者はその認証マークや説明文を見つけて、意味を理解し、賛同した上で、購入してほしいという話をします。
▲認証マークの付いた食品や製品をできるだけ多く持参し、山口県のエシカル消費のチラシ (PDF:503KB)を見ながらマークを見つけてもらい、その意味をお伝えします。
「初めて見た」という方がほとんどです。
事業者が、どんなことに取り組んでその食品や製品を作っているのか、それを知った上で、消費者が選んで購入する。
それが『「え」いきょうを「し」っかり「か」んがえ「る」』=エシカル消費につながるということです。
そんな消費者が増えていけば、地球の未来を変えることができます。
今から、物を購入する際の判断基準を変えましょう!