令和5年度 消費生活相談状況
1 相談概要
(1)相談件数
令和5年度に山口県消費生活センターで受け付けた相談件数は2,281件で、前年度(1,812件)に比べ469件増加し、対前年比125.9%となっています。
なお、相談内容等詳細については、令和5年度報 (PDF:658KB)及びR5表 (PDF:429KB)のとおりです。
(2)年代別
契約当事者の年代別相談件数は、「70歳以上」が最多で、次いで、60歳代、50歳代、40歳代、20歳代、30歳代、20歳未満の順となっています。
(3)販売購入形態別
「通信販売」(796件)が最も多くなっています。
(4)商品・サービス別
「商品別」では「商品一般」(226件)が最も多く、「サービス別」では、「運輸・通信サービス」(200件)が最も多くなっています。
2 相談の傾向と特徴
- 販売購入形態別では、昨年度同様、「通信販売」関連が最多となっており、その内容は化粧品や健康食品の定期購入、出会い系サイト、オンラインゲーム、副業、投資など多岐にわたっています。
- 商品別で最多の「商品一般」の内容は、不審な電話やメール、架空請求、クレジットカードの不正利用、覚えのない配達物などが多く、サービス別で最多の「運輸・通信サービス」の内容は、携帯電話や固定電話、光回線などの通信サービス関連が多くみられます。
- 契約当事者が65歳以上の相談は720件で、前年度比で173件増加し、相談件数全体に占める率は31.6%(前年度30.2%)と、引き続き高い割合となっています。
- 令和4年4月1日からの成年年齢の引下げに伴い、18・19歳の相談件数の増加が懸念される中、令和5年度の相談は24件で、前年度(13件)から11件の増加(対前年比184.6%)となっています。
<外部リンク>
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