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日本製紙株式会社岩国工場では、環境に配慮した5つの項目に取り組んでいます。
当工場ではパルプ製造時に木材チップから溶出する有機分(黒液)を洗浄回収・濃縮し回収ボイラ(8号ボイラ)燃料に使用し、工場内のエネルギー(蒸気,電力)に有効活用しています。ボイラでは助燃重油も使用していますが、オイルレス操業となるようエネルギーバランスの調整を図っています。
9号ボイラ燃料に建築廃材由来の木質燃料を購入・使用し、工場内のエネルギー(蒸気,電力)に活用しています。また、化石燃料(石炭)使用量が極小化となるようバイオマス燃料使用比率アップを図っています。
森林認証チップ(持続可能な森林資源の国際認証)を購入し、森林認証パルプ及び森林認証紙を製造しています。
従来品と比較して20%以上の軽量化を実現した嵩高紙(用途は写真集等)の生産により、省原料化、物流のCO2削減に寄与しています。
パルプ製造時に木材チップから溶出する有機分(黒液)を原料として活用し、天然由来で環境負荷の小さい化成品を製造・開発しています。
日本製紙株式会社岩国工場は、今後も「環境」に配慮したエシカル消費の推進を進めてまいります。