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携帯電話でインターネットを利用したところ約40万円の請求書が送られてきた。なお、請求額のほとんどがパケット通信料であった。先月のパケット通信料は約5万円であり、今月は先月の3倍程度の時間利用していたので15万円程度だと思っていたが、あまりにも高額な請求であるため、納得できない。
パケット通信料とは、データの通信にかかる費用のことで、通話料とは異なり、利用している時間の長さではなく、運んでいるデータの大きさ(量)に応じて課金されます。
ヒット曲やゲーム、コミックなどをダウンロード(携帯電話に取り入れること)する時には、情報提供料が必要なことが一般的ですが、これにはダウンロードに係るパケット通信料は含まれていません。ダウンロードするデータの量が多ければ、パケット通信料も高くなるので、利用にあたっては注意が必要です。
特に、最近発売されるようになった「第3世代携帯」(注)では、CD以上の音質で曲をダウンロードできるなど、高機能化が進んでいるためダウンロードする際のパケット通信料も高額となる傾向があります。どのぐらいのパケット通信料がかかるのか、事前に確認しておく必要があります。
(注)第3世代携帯とは、ITU(国際電気通信連合)の「IMT-2000」標準規格に準拠した携帯電話のこと
使い過ぎを防ぐためには、料金紹介案内を利用して、適宜料金をチェックすることが大切です。携帯電話会社によっては、パケット通信の利用限度額を設定することもできるため活用しましょう。
高機能の携帯電話を利用する際には、各携帯電話会社の料金プラン等を十分に検討することも大切です。例えば、一定の料金を支払えばパケット通信が使い放題になるものやパケット通信の割引が受けられるもの等、多様なプランの中から自分にあうものを選択しましょう。