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「我が国の伝統や文化に関する教育の充実に係る調査研究」
伝統文化教育実践研究(R元・R2 「我が国の伝統や文化に関する教育の充実に係る調査研究」)
ふるさと学習を軸にした学校・地域連携カリキュラムの作成と活用_表[PDFファイル/8.55MB]
ふるさと学習を軸にした学校・地域連携カリキュラムの作成と活用_裏[PDFファイル/5.98MB]
伝統文化教育実践研究(H29・H30 「我が国の伝統や文化に関する教育の充実に係る調査研究」)
美祢市立秋吉小学校・美祢市立秋芳中学校・山口県立美祢青嶺高等学校
秋吉小学校・秋芳中学校・美祢青嶺高等学校では、文部科学省の研究指定を受けて、「校種間連携及び地域連携の仕組みを活用した伝統や文化に関する教育の充実」をテーマに、草炎太鼓や火道切りなど従来の取組を整理し、持続可能な「学校・地域連携カリキュラム」の作成や「伝統や文化に関する教育を充実させる4つのポイント」の提案を行いました。このページではその一端を紹介します。
学校・地域連携カリキュラム例
学校・地域連携カリキュラム例1[その他のファイル/209KB]
学校・地域連携カリキュラム例2[その他のファイル/212KB]
これまで単発的に実施していた学習を一覧に整理したことで、互いのつながりを俯瞰して見ることができます。また、小・中や中・高で、地域資源の活用に関するアイデアを共有することができます。
伝統や文化に関する教育を充実させる4つのポイント
実践校の取組について、
ベースとなる「やまぐち型地域連携教育」の仕組み、
「学校課題の解決に向けた教育課程の整理」、
「地域素材の教材化」、
「多様な学習経験(体験・多世代交流)」の4つのポイントとして整理しています。
実践校のアンケート結果
全国学力・学習状況調査の児童生徒質問紙や実践校・協力校によるアンケート調査をもとに、児童生徒の意識の変化等を抽出しました。ここでは、5月と12月に実践校で実施したアンケート結果を記載しています。
実践校の成果と課題
成果と課題について、子どもや教職員の姿から読み取れるものと「学校・地域連携カリキュラム」の作成によって見られたものを掲載しています。
また、4校の研究協力校では、各学校の特色を生かした取組が行われています。
伝統文化教育実践研究(H22・H23国立教育政策研究所委嘱事業)
防府市立野島小・中学校
研究の特色について
野島小・中学校では、野島盆口説きをはじめとして野島太鼓や注連縄(しめなわ)づくり、凧づくり、ふるさとコマーシャル「野島自慢」制作、野島伝統郷土料理[PDFファイル/310KB]の調理など、「豊かな人間性とたくましい実践力を育てる伝統文化教育」を展開しており、このページではその一端を紹介します。
野島盆口説き・盆踊り
取組の様子から
野島盆口説き[PDFファイル/140KB]保存会の方々からの指導を受けながら、地域に伝わる盆踊り[PDFファイル/267KB]で歌う「口説き」や踊りを学び、運動会では、一緒に踊るプログラムも取り入れています。
地域の古くから伝わる地域の人々の文化や暮らしの知恵などを学ぶことで、野島のよさを誇りに思える子どもを育てたいと考えています。
野島太鼓
取組の様子から
音楽科の時間では、野島太鼓[PDFファイル/182KB]の学習とともに、それぞれの地方に伝承されているわらべうたや民謡、郷土の伝統芸能などにもふれるようにしています。各地域ならではの伝統文化の中には、それぞれ地域の特色が表れていて、これらを大切にしながら引き継いでおられる人々の願いを知ることができます。防府市の音楽会では、毎年この「野島太鼓」を披露しています。
注連縄(しめなわ)・凧づくり
取組の様子から
地域の方々から、注連縄や凧の作り方[PDFファイル/197KB]を教えてもらっています。
地域の方々とともに「凧揚げ大会」を開催するなど、地域におられる方々との交流が自然と行えており、地域と学校のかかわりがとても深いものになっています。
この他にも、カルタをつくるなど、昔の遊びも教えてもらっています。