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令和6年(2024年)10月15日メッセージ
暑かった夏もようやく終わり、秋の訪れを感じる季節となりました。「スポーツの秋」と呼ばれるように、涼しさを感じるこの時期は、様々なスポーツを楽しむ絶好の機会です。
子どもたちにとってスポーツは、運動能力や体力を向上させるだけでなく、チームワークや協調性を身につけたり、競技の中で勝ち負けを経験することで、挫折や努力の大切さも学んだり、心の成長にもつながるとても有意義な活動です。子どもたちがスポーツを通じて成長していくよう県教委としてもしっかり取り組んでいきたいと思います。
さて今回は、来年夏に、本県を含む中国5県を舞台に開催される全国高等学校総合体育大会、通称インターハイについて紹介します。
インターハイは、教育活動の一環として高等学校生徒に広くスポーツ実践の機会を与え、心身ともに健全な青少年を育成することを目的として開催される高校生スポーツの祭典で、中国ブロックでは平成28年度以来、9年ぶりの開催となります。来年7月23日から8月20日までの約1か月間を会期とし、30競技のうち、本県では、新体操など6競技を、下関市をはじめ5市で実施します。
大会の成功に向けては、何より地元高校生の活躍が大きな力になると考えています。今年の夏に開催された北部九州総体では、柳井商工高校女子バドミントン部の大会4連覇をはじめ4競技で優勝、昨年を上回る15競技29種目が入賞し、この勢いを弾みに、来年の大会でも多くの地元選手が活躍してくれることを期待しているところです。
また、大会の機運を盛り上げるためには、出場選手だけでなく、多くの高校生が、大会を支える取組に積極的に参加してもらうことが重要です。このため、県高体連と連携し、高校生の自主的・主体的な活動を推進する中心組織となる「高校生活動推進委員会」を今年5月に立ち上げたところであり、今後、高体連加盟校を中心に募集している「インターハイ応援サポーター」とともに、様々なイベント等において、大会の広報・おもてなし活動等を積極的に展開していくこととしています。
県教委では、引き続き、県高体連や会場となります市、関係団体等としっかりと連携し、開催準備に万全を期してまいりますので、高校生の皆さんには、大会に向けたいろいろな取組に「インターハイ応援サポーター」として参加し、大会を盛り上げていただくとともに、県民の皆さんも、高校生アスリートへの応援やこうした大会を支える高校生の取組について御理解・御協力をお願いします。
◆令和7年度全国高等学校総合体育大会の概要
大会愛称 |
『開け未来の扉 中国総体 2025』 |
スローガン |
『輝け君の青春 刻め努力の軌跡』 |
主催 |
(公財)全国高等学校体育連盟、開催地都道府県、同教育委員会、関係中央競技団体 ほか |
後援 |
スポーツ庁、(公財)日本スポーツ協会、NHK |
開催期間 |
令和7年7月23日~8月20日 総合開会式:7月24日(広島市) |
◆本県開催6競技の日程及び競技会場
競技種目 |
競技日程(令和7年) |
競技会場 |
体操(新体操) |
8月8日~10日 |
J:Comアリーナ下関 |
水泳(水球) |
8月16日~20日 |
山口きらら博記念公園水泳プール |
卓球 |
7月30日~8月4日 |
J:Comアリーナ下関 |
ソフトテニス |
(男)7月24日~27日 (女)7月29日~31日 |
宇部市中央公園テニスコート |
バドミントン |
8月4日~9日 |
・キリンレモンスタジアムソルトアリーナ防府 ・維新百年記念公園維新大晃アリーナ(山口市) ・やまぐちリフレッシュパーク |
アーチェリー |
8月7日~8日 |
愛宕スポーツコンプレックス陸上競技場(岩国市) |
山口県教育委員会教育長 繁吉 健志
≪参考≫開け未来の扉 中国総体 2025 特設HP
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/site/ih2025tyugoku/