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教育長の部屋・令和2年(2020年)1月1日メッセージ
ようこそ教育長の部屋へ
教育長メッセージ(令和2年1月1日)
明けましておめでとうございます。
新春を迎え、県民の皆様方に謹んで新年のお喜びを申し上げますとともに、平素から本県教育にお寄せいただいております温かい御支援、御協力に対しまして、心から感謝申し上げます。
さて、少子高齢化の進展や「Society5.0」といわれる超スマート社会の到来、グローバル化の加速など、今後の社会は急激に、また大きく変化していくと見込まれています。
このような複雑で将来の予測が困難な時代を生きるこれからの子どもたちには、高い「志」と「行動力」をもって、自ら課題を見つけ、他者と協働しながら、答えのない課題にも挑戦していく力を身に付けてもらいたいと考えています。
このため本県では、山口県教育振興基本計画に基づき、教育目標である「未来を拓くたくましい『やまぐちっ子』の育成」に向け、社会の変化に対応しながら、主体的に未来を切り拓くことができる子どもたちの育成に取り組んでいるところです。
とりわけ、今年4月には、全国に先駆けて県内全ての公立小学校、中学校、高等学校、特別支援学校がコミュニティ・スクールとなることを踏まえ、それぞれの校種の特性を生かした取組の充実に加え、校種間連携や地域との協働による山口県ならではの新たな取組を進めてまいります。
さらに、AIやIoTなどの技術革新が急速に進展していく中、新たな価値を創造できる資質・能力を育成するとともに、個々の子どもたちの状況に応じた効果的な学びを実現するため、教育のICT化に向けた環境整備にも取り組んでまいります。
本県の未来を担う子どもたちの育成に向けて、学校・家庭・地域をはじめ、市町教委等関係機関とも緊密に連携しながら、本県教育の一層の充実・発展に全力で取り組んでまいりますので、県民の皆様方の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。