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特集2
農林業の知と技の拠点が完成
山口県の農林業には、担い手の減少・高齢化や、産地間競争の激化、急速に進化する先端技術への対応など、さまざまな課題があります。
県では、これらの課題に的確に対応するため、山口市の農業試験場と林業指導センターを防府市の農業大学校に移転・統合し、高度な技術を持つ即戦力人材の育成と、先端技術の開発に一体的に取り組む｢農林業の知と技の拠点｣を整備しました。
県民に愛され活用される｢知と技の拠点｣として、新たな取り組みを力強く進めていきます。
3月15日に竣工(しゅんこう)式を開催
本館
ワンフロア執務室や、農業・林業の実験室などを備える本部施設
連携・交流館
県が整備する中大規模の木造建築では初めて構造材に県産木材を100％使用
施設
6次産業化などを支援するオープンラボの新設
連携・交流館内に食品加工機器などを一般開放し、県産農林水産物を利用した新商品開発を行うことができる｢オープンラボ｣を新設
県出先機関初となるDXオフィスの整備
本館では、専門の異なる職員間の連携を促進するため｢フリーアドレス｣を採用した他、Web会議スペースなどデジタルオフィス環境を整備
取り組み
地域から求められる即戦力人材の育成
農業大学校に｢土地利用学科｣を新設した他、研究員によるスマート農林業技術の講義など、統合メリットを生かしたカリキュラム強化により、地域から求められる｢即戦力人材｣を育成
本県の実態に応じた新技術の開発
企業や大学などとの連携を一層強化し課題解決力を向上する｢農林業産学公連携プラットフォーム｣により、本県の実態に応じた｢山口型スマート技術｣など新技術の開発・実装を加速化
多様な主体との連携・交流
食品加工研究の知見を生かした6次産業化などの支援や、体験イベントや公開講座など、消費者を含めた多様な主体との連携・交流事業を展開
動画でチェック!県広報誌｢ふれあい山口｣を動画でも!
｢ふれあい山口｣でお知らせする県の取り組みを分かりやすく動画で紹介!
第1回となる今回は、｢農林業の知と技の拠点｣の特集です。ぜひご覧ください。