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人口・平成17年山口県人口移動統計調査結果概要
1 総人口の推移
平成17年10月1日現在の本県人口は、1,492,575人(平成17年国勢調査速報値)であり、前回(平成12年)と比べると、実数で35,389人減少している。
過去の推移をみると、昭和33年の1,622,909人を頂点として減少に転じた人口は、昭和45年の1,511,448人を境に昭和46年から小幅ではあるが年々増加していた。
しかし、昭和60年の1,601,627人を境に昭和61年から再び減少に転じ、今回、昭和23年に150万人を突破して以来、初めて150万人を下回った。
なお、本年(1月1日~12月31日)の人口増減をみると、自然増減数は4,950人の自然減となっている。また、県外転入・転出に伴う社会増減数は3,697人の社会減となっている。
2 男女別人口
男女別に人口をみると、男性が女性より85,279人少なく、人口性比(女性100人に対する男性の数)は89.2となり、平成12年国勢調査時と比べ0.5ポイント低下しいる。
3 市部・郡部別人口
市部・郡部別に人口をみると、市部の構成比は、91.2%を占め、前回と比べ0.3ポイント上昇し、引き続き市部へ集中する傾向を示している。
4 広域市町村圏別人口
広域市町村圏別に人口をみると、山口・防府地域が前回に比べ増加しているが、他地域は減少傾向にある。
また、構成比でみると、前回に比べ、上昇しているのは、山口・防府地域が0.6ポイント、周南地域と宇部・小野田地域が0.1ポイントであり、低下しているのは、萩地域が0.1ポイント、柳井地域と下関地域が0.2ポイントである。