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知事記者会見録・令和3年3月16日実施分

ページ番号:0013145 更新日:2021年3月18日更新

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日時 令和3年(2021年)3月16日(火曜日)
15時30分~16時18分
場所 県庁2階 記者会見室

発表項目

知事

 本日、私の方から2点ご説明をさせていただきます。
 まず、1点目は、「新型コロナワクチン接種」についてでございます。
 まずは、本県のワクチンの接種状況についてです。
 2月19日の国における先行接種を皮切りといたしまして、3月の5日からは、新型コロナ患者を受け入れる重点医療機関等の医療従事者に対する優先接種を開始しました。
 現時点で国の先行接種につきましては、先週末から2回目の接種がスタートしました。そして重点医療機関の医療従事者の方々へ、ほとんどの方が1回目の接種を完了をしました。そうしたことで、順調に接種は進んでいるというふうに考えております。
 また、ワクチンの入荷状況についてですけれども、世界的なワクチン不足から、現在、国からは、段階的に、われわれ自治体に対してワクチンの供給がなされているところです。
 先日の12日ですね、河野担当大臣の方から、EU(欧州連合)の承認を前提とした上で、5月10日の週には、医療従事者向けの480万人分、そして6月末までには、高齢者向けの3600万人分につきまして、2回分のワクチン全ての配布を完了させる見通しであるという発表がございました。
 県といたしましては、引き続き、ワクチンの供給状況について注視をするとともに、国に対して、供給が予定どおり確実に行われるように、全国知事会等を通じて要望してまいります。
 それでは、はじめに医療従事者向けの接種についてですが、今後のことも含めてご説明させていただきます。
 ワクチンが、今言いましたように、段階的に入ってまいりますので、接種に優先順位を付けていっていかなければなりません。
 そうしたために、県におきましては、医療提供体制を確保する、そうした観点から、コロナ入院患者を受け入れる「重点医療機関」、また「入院協力医療機関」等の感染リスクの高い医療従事者の方々から、優先して接種を行うことにしております。
 こうした考え方の下で第1弾といたしまして、こちらモニターにありますけれども、小さい字ですみません、3月1日と8日の週に、重点医療機関、そして入院協力医療機関の方を対象に1万3650人分、この接種をですね、開始をしたところです。そしてその次は2段目ですけれども、これから先の話で3月22日、それから29日の週に第2弾ということで入荷します。
 これは5850人分ということになりますけれども、こちらにつきましては、県と医師会とで調整をしまして、コロナ患者の診療等に当たっていただいています「診療・検査医療機関」、そして「地域外来・検査センター」等、「等」と書いておりますのは4月から高齢者の接種が始まりますので、そうした4月からの高齢者接種に携わる医療従事者の方々、そうした方を対象に第2弾の5850人分については、接種を行っていくということにしたいと思います。
 それから、今後もですね、計画的にワクチンの入荷が予定されておりまして、一番下に書いてありますけど、5月10日の週、こちらには、これは接種を希望する県内の全ての医療従事者の方々、約5万6千人分ですね、確保ができる見通しでありますので、医師会等の医療関係機関の皆さま方、関係団体ともよく連携をしながら、一刻も早く接種が完了するように、全力を挙げていきたいと考えております。
 次に、4月からの開始予定の高齢者向け優先接種についてでありますけれども、具体的なスケジュールについてですが、今言いましたようにワクチンの供給量自体が少ない中で、大規模な接種を行っていくということになるわけですけれども、手順等も確認をしながら進めていかなければいけません。そうしたことから、国におきましては、こちらにありますとおり、4月の12日からは、まず先行の実施をするということになります。それからその次ですね、真ん中に赤い字でありますけれども、4月26日以降に本格実施と、こういう2段階のステップを踏んでやっていくということになりますが、最終的には6月末までには、これは全ての高齢者分のワクチンが確保できるという見通しでありますので、こうした感じで段階的に接種が拡大していくと、そうしたイメージになってまいります。
 4月12日からの先行的な実施分についてですけれども、本県について言いますとワクチンは、4月5日の週に1箱、これは人数にしますと975人分が届けられ、そしてその次12日の週と、それから19日の週にそれぞれ5箱、人数にしますと9750人分になります。合計で11箱、1万725人分が配分されるという予定になっております。
 国からはですね、これは各県に配ったやつを市町にどうやって配分するかというところは、それぞれ県において調整するということになっております。われわれとしては、4月26日以降に、ここにありますとおり、本格的に実施をされますので、ここに向けまして、さまざまなことも確認をする必要があります。例えばワクチンの配送のシステム、仕組みですとか、あるいは電算、情報システムへの入力、それから会場運営・設営、そうしたさまざまな段取り等も確認する必要がありますので、全ての市町で先行的な実施に取り組んでいただきたいというふうに思っております。特に、これは市町の方にも意向を確認しましたところ、県内全ての市町の方から先行実施については、自分のところの団体でも実施をしたいと、そうした意向が示されましたので、それぞれ高齢者の対象となる方々の人口ですとか、スケジュールを確認してですね、当てはめをいたしました。
 それぞれワクチンが3回に分けて来ますので、それぞれごとにどこに配って実施をするかということをですね、調整したわけですけれども、まず、4月の5日の週に来るものについては4月12日から接種を開始します。これは7市において行い、その次は9市町、それから3市町ということになっておりますが、これで全て19の市町をですね、行うということにしております。
 具体的などこにどれだけというのは別に資料が、別添資料というふうに行っていると思います。こちらですね、こちらで実施をするということになります。ですので各市町、どこがですね、これは当てはまっているかっていうのはこちらをご覧いただいて、そしてまた特記事項と書いてますけれども、それぞれやり方が、やる形態といいますか、これ、全ての形態をとることはできません。やっぱり数が限られていますので、一つの市町に行く数は限られておりますから、そうした中でそれぞれが判断をするということになるわけですけれども、今回の接種の手段としては、これはさっき言いましたように、県内どう配るかっていうのは県に任されています。県によっては特定の感染が特に大きいところにまとめて配ってそこをやるという方法を取っているところもあるようでありますけれども、県内においては、基本的に県内全域でこれまでも感染が確認をされていますし、今言いましたように、本格実施をするということになってきますけれども、こうした全国民を対象としたワクチンの接種っていうのはこれまで経験がないことでありますので、先行接種の中でですね、全ての市町にまずは実施をしてもらっていろんな課題を見つけてそれをつぶしていく、そして本格実施に向けて体制を整えていくということに主眼を置いて実施をしていきたいと思っております。接種についてもですね、いろんな形態があります。個別接種、集団接種、それから高齢者施設での接種、また離島での接種、いろんな形態がありますが、これを県内各地でそれぞれ実施をして、全ての市町が全てのラインナップでできるわけでありませんので、他の市町でやっているものについては、そこで見つかった課題とか、改善策、知見やノウハウ、そうしたものを全県的に共有をしてですね、4月26日からの本格接種に万全の体制でしっかりと課題がつぶされた形でスタートできるように、そうした体制を整えていくことといたしております。
 そうしたことを通じまして、いずれにしてもスケジュール等、まだ未定なところですね、ここから先のことは分からないところも多いわけでありますが、今言いましたように、とにかく全ての市町でまずは始めて、いろんな課題をつぶして、本格実施に円滑に入っていく、迅速に円滑に接種が行えるような体制をつくっていきたいと思っております。
 2点目ですけれども、「年度末等における留意事項」についてご説明させていただきたいと思います。
 まず、県内の感染状況についてですが、現在、県内の新規感染者数、ここ数週間は1桁台で推移をしております。また、現在の感染者数、陽性患者は19名となるなど、減少傾向にございます。
 そして、また、県内の病院で発生をしました大規模なクラスター(感染者集団)ですけれども、こちらについては2週間以上、新規感染者の発生が認められておりません。そうした意味で、ほぼこのクラスターについては収束したものというふうに考えております。
 そうした状況の中で、昨日モニタリング会議を開きまして、その中で「新規感染者が減少し、医療提供体制への負荷が軽減されていることから、『ステージ1』相当である」、そうした見解が示されました。そうしたことを踏まえまして、県としましては、現在の状況は、国が示す「ステージ1」の状況にある、そのように認識をしております。
 この間、感染防止対策の徹底にご協力をいただきました県民の皆さま、そして、感染した患者の対応にご尽力をいただきました医療従事者の皆さま方に、改めて感謝を申し上げます。
 今言いましたように、ただ本県の感染状況、「ステージ1」に移行したというふうに申し上げましたけれども、1都3県では、緊急事態宣言が継続をしております。また、変異株による感染も、全国的に懸念がされている状況にあり、引き続き、感染防止対策にしっかりと取り組んでいく必要がございます。
 このためですね、特にこれから、卒業、入学、入社そうしたシーズンになりますし、歓送迎会、花見ですとか、人が集まるさまざまな行事、そうしたことがあると思います。そうした中で、ぜひ県民の皆さまにはですね、お願いですけれども、これからの歓送迎会、花見等については、ぜひマスクの着用ですとか、感染防止対策の徹底をよろしくお願いしたいと思います。
 そして、また、お店を利用する際には、新型コロナウイルス対策取組宣言飲食店、これ従来から申し上げておりますけれども、そうしたお店を利用したり、お店から言われる注意事項、これはしっかりと守っていただく、感染防止対策をしっかりと取りながらですね、ぜひ飲食等を行っていただきたいと思いますので、この点、重ねてよろしくお願いいたします。
 私からは以上です。

毎日新聞

 今、最後にあった歓送迎会と花見の関係なんですけれども、これは、やってもいいけどもマスクを着用してください、感染防止を取ってくださいというふうに捉えるべきなのか、なるべくしないでほしいと捉えるべきなのか、これはどっちでしょうか。

知事

 自粛とか、そうしたことをお願いするものではありません。
 実施をする際には、ぜひ感染対策をしっかりと取ってですね、そこに気を付けながら行っていただきたいというふうに思います。
 国の方からは、こうした歓送迎会とか、花見について自粛を求めるようにという通知があるわけですけれども、本県、今言いましたように「ステージ1」という状況にありまして、現時点で感染が急拡大すると、そうした懸念は少ないというふうに思っております。
 そうしたことで言いますと、会自体をやめてくださいということではなくてですね、ぜひ対策をしっかりとしながら行っていただきたいということをわれわれとしては要請させていただきたいと思います。

毎日新聞

 人数とか、そういったものはいかがでしょうか。

知事

 そうですね。ここも、これまで申し上げてきていることと大きく変わりません。
 大人数ですとか、長時間で大声出すとか、そうしたことは避けていただきたいと思います。

YAB(山口朝日放送)

 高齢者向けの優先接種についてなんですけど、これは5日からの週、12日からの週と、7市、9市町と分かれてますけど、順番というのはどういった。

知事

 これはですね、それぞれ来るので、いつワクチンを届けてほしいかというところを聞きました。
 これはそれぞれ実施形態も違いますし、準備の状況も違いますので、自分たちはいつのタイミングで欲しいということをお聞きして、その希望に沿って整えているということです。

YAB(山口朝日放送)

 高齢者の人口比率とかっていうのも。

知事

 そうですね。数については基本的に高齢者の人口というのを基本にして配分をしておりますけれども、若干自治体によって希望が違いますので、そこは調整はしておりますので、ぴったりその人数というわけではありませんけれども、それをベースにはしております。

YAB(山口朝日放送)

 ワクチンの供給量によってスケジュールも変わってくるとは思うんですけど、今、高齢者の発表した中であれですけど、われわれ他の一般の方というのは、このスケジュールに照らし合わすと、いつぐらいには開始できるのかなと、見通しっていうのはいかがでしょうか。

知事

 そうですね。そこは国の方にですね、スケジュールの確認というのは引き続きしていきたいと思いますが、現時点では、示されているのは、先ほど言いましたように医療従事者とそれから高齢者、高齢者の方は6月末までには、全国民の中での高齢者と言われる方ですね、要するに対象となっている方についての必要量は確保できますよと。
 これは、他方でEU等のですね、いろんな関係があるので、そうした条件が整えば、それがネックにならなければという留保が付いている中で、これだけのことは分かっているということです。
 ですので、そこから先のことはですね、現時点では明確なものは示されていないということで、引き続き、そこは国の方にですね、しっかりと情報提供を求めていきたいと思いますが、いかんせん、これは全世界で取り合いになっておりますから、確たることはなかなか言いにくいという状況もあるだろうということも理解はしてます。

NHK

 こちらの資料の一番下にある、6月末までにワクチンを確保するという、これは国が示しているものですか、それとも県として。

知事

 ここは国として確保されるということになるんですけども、国の方は手続きをすればすぐに自治体に配れるようにするという考え方を示しております。
 これは、どれだけ必要かというのは、V-SYS(ワクチン接種円滑化システム)という厚労省(厚生労働省)が作っているシステムがあって、いくつかのワクチンを受け入れる先の医療機関というのを県内でも指定しているんですけれども、そこでどれだけ要るっていうのを登録すればそちらに送るということの調整がされるというふうに聞いております。

NHK

 今のところ山口県にも6月末までには届く見通しだというご認識で。

知事

 そうですね。ですから、それはちゃんと体制が整って、かつ予約とかもきちんと順調にいってですね、できればそういうふうになるということですね。できるだけ早く終わらせてスムーズに、何か行政側の準備が遅れたりとか、いろんなトラブルとか、何かネックがあることによって接種が滞るということがないようにしていきたいと思っていますので、そこは各市町とも思いを一つにしながら、できるだけ迅速にスムーズに接種が終わるように整えていきたいと思いますし、そのためにも今回のこの先行接種の中では、いろんな形の、タイプの接種を試行的な意味も含めてやってみて、課題について洗い出しをして、それをつぶす。それを、そうした知見自体も全県的に共有する仕組みを設けてですね、全ての市町で円滑にスタートできるようにしていきたいと思います。
 そこがとても重要なポイントだと思います。

NHK

 一つ高齢者と言うと、重症化のリスクが高いという方たちの一定の見通しがついたということだと思うのですが、その辺については知事としてはどういうふうにお考えでしょうか。

知事

 そうですね。特に、新型コロナ自体の感染の拡大も問題ですが、やっぱり一番心配なのは、それによって亡くなられる方がですが、県内にもですね、本当に多くの方がこれまでも残念ながらお亡くなりになったわけです。
 そうした中で、やっぱり高齢者の方の重症化リスクというのが非常に大きいということは明らかなことでありますので、そうした特にリスクの高いところ、方々に対して接種のスケジュールが見えてきたというのは、本当に安心材料だと思いますし、われわれとしてはそれが円滑に、スピーディーにできるように県内全ての市町において体制を整えていくということに、全力を挙げていかなければいけないと思います。

NHK

 ありがとうございます。

朝日新聞

 ワクチンの配分に関してなんですけれども、萩市と阿武町に関してなんですが、配分量としては、これを見ると、配分量の多いところというのは5日、12日、19日、3回に分けてというところが多いですが、萩市、阿武町に関しては19日に集中するということですが、これは何か調整を。

知事

 合同でやることでですね、必要になってくるものもあるようですが、ちょっと説明してください。

健康増進課長

 このやり方については、各市町がですね、自分のところでまずいろいろなドクターや会場の確保等調整した上で、この二つの部分についてはこういうやり方でやっていこうということで示されたものを示しております。

朝日新聞

 萩市、阿武町側からの要望ということでしょうか。

健康増進課長

 はい。それを踏まえて調整をいたしております。

朝日新聞

 同様の質問なんですが、田布施町に関しては、人数があまり多くないところは12日にやるということになっていますけども、田布施町は最後の19日になっています。これも希望を受けてということですか。

健康増進課長

 そうです。はい。

朝日新聞

 分かりました。ありがとうございます。

山口新聞

 今回の高齢者の先行接種で、全体で見ると大体どれくらいの割合が接種を受けられるのでしょうか。

知事

 高齢者が46万人、県内は。ですので、そのうちの1万人ですから、大体2%とかそのくらいになるんだと思います。
 ですので、集団免疫を獲得するとか、そういったことからすると全然及ばないところだと思いますので、まず全市町で始めるということと、それからいろいろな形態についてですね、しっかりとやってみて、課題を出してそれをつぶしていくということ、体制を整えるというところをですね、大きく主眼において取り組みをしていきたいと思います。

山口新聞

 残りの98%を4月の下旬から2カ月くらいで接種していくということだと思うんですけども、この98%を2カ月でやるというスケジュール感としては、知事はどのようにお考えになってますでしょうか。

知事

 今聞いているのは、まず4月の26日にはですね、全ての市町に1箱、だから約千人弱分が来るということと、それからその直後くらいに全国で4千箱というふうに言われてます。
 今回、山口県に当てはめると100分の1とすると40箱なんですね、そんな数になると思います。1箱が千なので4万人弱になると思いますね。
 そういう、ロットのものが来て、それ以降ですね、毎週、5月の10日の週以降は毎週約1万箱、9188箱というのが国全体の数字ですけれども、そのさらに倍以上のロットが毎週入ってくるということらしいんですね。
 だから、それの中で、毎週配られるものに対して、どれだけ必要か、接種ができる体制を整えて、どれだけの必要があるのかというところを、今言ったようにシステムにどんどん登録をすることによって、配られていくということになりますので、ここをできるだけ、最終的には6月末までには全部は来ますので、その中で確保することになるとは思いますけれども、こうした接種を早く打ちたい、接種を早く行いたいという方も多くいらっしゃると思いますので、われわれとしてはとにかく希望に沿ってできるだけ早く接種ができるようにということを、体制を整えることが重要ですから、そのための体制をしっかりと整えて、あとはここの、個別の接種だったり、集団接種であればですね、やり方もそれぞれ市町によってあると思いますけれども、そうしたものが早く整えられるようにしていくことが何より重要だというふうに思います。
 それをした上で、希望に対して速やかに接種ができるような体制を整えていくということで、6月末までにですね、そうしたものが全部めどが立つように、接種がめどが立つようにしていければと思います。

中国新聞

 ちょっと、確認したいんですけれど、6月末までに確保ということは、打ち終えるのはもうちょっと先になるんでしょうか。

知事

 そうですね。そこはですね、スタート自体はおそらく、皆始められるんだと思います。
 ただ、打ち終わるというときには、本人がいつ打てるかとか、ご本人の希望もありますので、いつまで、例えば、集団接種もやり方いろいろあると思いますが、例えば、週、毎週何曜日とか決めたらですね、どこまで続けられるのかというのは、都合がつけられるところはどこまでか、ある特定の日に決めてしまうと、そこに行けないという場合もあったりしますから、いろんな事情で、この時期にならないと打てないという人もいるでしょうから、完全に終わるのはいつかと言われると、なかなか言い切れないところがありますし、最後まで、受けれるようにというのはずっと続けなければいけないのかもしれませんけれども、基本的には、私としてはこの期間、6月末までの期間にできるだけ早く、多くの方が接種を終えれるような、そうした体制は整えなければいけませんし、そうした中で、実際の接種としても、ほぼ対象の方は皆そこで終わっているという状態ができればなと思います。

中国新聞

 あと特記事項、結構ばらけているんですが、これはある程度調整されているということでしょうか。県の方で。

知事

 そうですね。もちろん、各市町の希望もありますし、われわれとしては、特定の接種方法、例えば個別接種だけとかじゃなくて、ある市、ある町、ある所では集団接種もし、高齢者施設でも接種をし、また離島というのは、例えば運び方とか、接種の仕方も、離島の場合は高齢者だけじゃなくて、全ての住民を対象にしてやっていいということになっておりますから、これは周南で実施をしますけれども、大津島の方、これは全て、高齢者の方に限らず対象にしてやるというふうなことでありますので、そういった接種のパターンというのもあります。
 ですので、考えられるパターン、基本的な接種の形態というのが、県内のいろいろな所で行われることによって、そこでの課題とかということも分かってきますし、実際に実施する際に気を付けるべき点というものもしっかりと確認をし、それに対する備えをした上で、全面的な実施、本格実施を迎えたいというふうに思いますので、そうした観点で、いろいろと市町の希望を聞き、調整した結果こうした形で、いろんなバリエーションで実施をするというふうに最終的にしております。

中国新聞

 知事としても、ここまでの状況というのは、国の状況というのは、早いであるとか、順調であるとか、受け止めはありますか。

知事

 そうですね。国の方もワクチンの確保については、もちろんわれわれはできるだけ早く確保し、自治体に協力していただきたいという中で、最大限の努力をしておられることと思います。
 本来、ワクチンがどんどん来れば、こうした調整もせずにどんどん進められるわけですけれども、私も、今限られた数しかワクチンが来ないことについても、来てほしい思いもありますけれど、一方で、先ほどから言っているように、全国を対象にした接種というのは、これまでやったことないわけですし、集団接種というものも、1994年に予防接種法が改正されてから、個別接種が基本となっておりますので、集団接種というもののノウハウもほとんど失われている。
 そうした中で、一斉に全国で始まるというとですね、これは非常に、接種をする体制としては、不安がある、脆弱(ぜいじゃく)なものがあるのではないかと思います。
 そうした意味では、このように先行接種という形で、トライアルをし、その中でいろんなノウハウも蓄積をしながら、本格実施で万全の体制でスタートしていくということは、そうした2段階を踏んでいくということは、円滑に接種を進めていく上では、重要なステップではないかというふうに、今、思っておりますので、そうした観点で、この先行接種も大いにわれわれとしては知見を積み重ねて、必要なノウハウも県全体で共有をし、スムーズに接種ができるような、そうした期間に、そこにつなげていく期間にしていきたいという思いもあります。

朝日新聞

 ワクチンの件でお伺いしますが、26日以降の本格実施についてなんですが、26日以降、どんなふうにワクチンが入ってくるかというスケジュールは、現時点ではどのくらい分かっているんでしょうか。

知事

 ですから、今言ったように、26日にまず、全ての市町に各1箱来ますと。それから国全体で来るのが、5月の9日までに4千箱、それから5月の各週なのかな、9188箱、全国的にはそれだけのものが確保できて、毎週確保できて、必要とする所に配るということになるんですね。
 なので、要するに準備は整って、しかも予約とかもきちんとできて、受ける方もしっかりと人数も把握できれば、それをどんどんシステムに登録することによって、配られてくるということになります。
 ただ、それが全体のロットを大きく超えれば、例えば高齢者人口の割合で案分するとかですね、そういった調整が行われるんじゃないかと思いますけれども、基本的にはその調整が、ロットが間に合ううちには、希望すればした分だけ、ちゃんと届けられるということになりますので、そういう中で、とにかくわれわれとしては、希望すれば接種が受けられるようにという体制を整えていくことによって、接種もそうした所にどんどんワクチンの確保についても、国の方に具体的に山口県に配分してもらう量を具体的に決めて、できるだけ多くもらえるようにしていくということになってくる、そういうことを目指していかなければいけないと思います。

朝日新聞

 もう一方の本格実施のやり方としては、市町からV-SYSという国のシステムに必要数を入れることで届くというそんな、市町と国のシステム。

知事

 そうですね。V-SYSというのはワクチンの供給量を管理するためのシステムです。
 今、まだ本格稼働していなくて、途中なんですけれども、そこで、それぞれワクチンを受け入れる「基本型接種施設」というのが、それぞれあるんですけれども、そこで、これだけ必要ですということを登録すれば、国の方にその情報が行って全体的に、じゃあ、どこにどう配るというところは調整されるということになりますので、そこにどんどん登録していくということになります。
 ですから、市町の方では、接種の体制を整えて、この期間までに何人分が欲しいということを確定させて、そのシステムに登録すると。それを見て国の方が配分するという形になりますので、準備が進めば進むほど多くのものが供給されるということに基本的にはなっております。

朝日新聞

 先ほど、お話、ちらっと出た周南市の大津島ですけれども、ここは島でどうかということで65歳以上の方に限ったことではないわけですか。

知事

 そうですね。ここは、各県からもそういう声がありまして、離島とかに行くときにはですね、何回も何回も行けるわけではないので、今回は医療従事者とか、高齢者とかですね、行ってやるととても大変なわけですね。
 ですので、効率的な接種という意味では、1回行ったときに全部の住民の方々、人数は大体限られてますので、そこでまとめて接種ができるようにということを要望して、国の方もそこは柔軟に、それは離島であればその住民を対象に、高齢者に限らず全部接種していいですよということが示されましたので、そうしたことを今回、先行実施の中では大津島において実施をするということにしたいと思います。

朝日新聞

 今回は、先行実施の1万700ちょっと分は、ファイザー社製のもの。

知事

 そうですね。はい。全てファイザー。

朝日新聞

 「ステージ1」の引き下げの件なんですけど、今また東京で感染者数が増えていて、今日も久しぶりにまた300人を超えるそうなんですけれども、また異動シーズンも控えて、また東京から山口県にとかいうような人の流れの中で、感染者が増えるということもあると思うんですけど、この辺りについてのお考えを伺ってもいいでしょうか。

知事

 そうですね。ここはまだ緊急事態宣言が解除されていないのですが、今、緊急事態宣言となっている地域への移動については、ぜひ控えていただきたいということをこれまでもお願いしているところです。
 ですが、今度、緊急事態宣言が解除されるかどうかということで、状況についてはよく注視をしていきたいと思いますが、いずれにしても感染が多いというか、拡大している地域との往来については、そうでない地域と比べても、やっぱり慎重に考えていただかなければいけませんし、また、本人が行った場合、あるいは来た場合については、特に2週間の体調の管理ですとか、よく留意をしてもらうということが必要であろうというふうに思います。

朝日新聞

 コロナで打撃を受けた業界への経済的な支援についてなんですけど、2月の当初予算の発表の中では、今検討を進めている最中だというような話があったと思うんですが、今、その後の検討状況について何かあればお願いします。

知事

 また補正のタイミングがありますので、その都度その都度、経済的な状況についても、よく現状、足元の状況を確認した上で、必要な対策をしていきたいというふうに思います。

朝日新聞

 2月の時点でも大体同じような話で、今の状況を確かめて、何が必要か考えるというようなお話だったと思うんですけど、その後の1カ月間で何か進捗などに関しては。

知事

 まだ予算編成の、まだ新年度予算が通ったばかりで、これをしっかりと執行していくというのがまず重要だろうと思います。
 その中にはさまざまな経済的な面での対策も盛り込まれておりますが、ここをしっかりと準備を整えて、4月以降ですね、しっかりと効果の高い形で執行していきたいと思いますけれども、また補正のタイミング等もありますので、その中で必要な対策については考えていきたいと思います。

朝日新聞

 2月の会見のタイミングでは、まだ「Go To イート(Go To イートキャンペーン)」が残っているんだという話で、利用を呼び掛けたいとおっしゃっていたかと思うんですけど、県としてどのような対策というか、呼び掛けをして、その効果というのはどの程度あったかお伺いしてもよろしいでしょうか。

知事

 現時点で「Go To イート」の売れ行きですけども、ずっと一貫して「Go To イート」の販売をしているわけですね。プレミアム率もついているものでありますが、なかなか売れ行きがですね、伸びないというところで、これは実施をしている側のところとも話をしながら、よりPRを大いにやっていってですね、利用を拡大させていこうということを進めておりますし、実際にいろいろな改善もこれまでも行ってきたところでありますが、まだ販売の期間が残っておりますから、まずそこでしっかりと売っていくということをやっていかなければといけないというふうに思います。

朝日新聞

 その後の2月に「Go To」の利用促進したいということで伺っていて、今3月、本来であれば歓送迎会とかで飲食業界の繁忙期を迎えているはずだったんですけど、今先が見通せないという状況になっていて、スピード感をもっていろいろ手を打っていかないといけないと思っているんですけども、その点について何かお考えを伺ってもよろしいでしょうか。

知事

 まず飲食については、先ほど言いましたように、自粛等を求めるというような事務連絡もあるんですけど、そうした感染状況、今の県内の感染状況からすると、そういった歓送迎会とかを一律自粛するような状況ではないと思っております。
 もちろん感染対策にしっかりと留意をしながらですね、行っていただきたい。そうしたことをお願いをすることといたしまして、一律にそうした会自体をやめるということはですね、そこまでは今の感染状況からすると過大ではないかというふうに考えておりますので、そうした県独自の判断で今回の要請も行わさせていただいております。
 その上で、さらにその消費需要の拡大ということで言いますと、国の方の予算が十分に付いた「Go To イート」というのがありまして、これが行われているところでありますから、そこについてはしっかりと販売の拡大をわれわれとしてもサポートしていくということと、それから特に感染が気になるところでわれわれとしても感染拡大防止の取り組みをしている飲食店について、これをしっかりとPRも行っているところですけれども、ぜひそうしたお店もさらに宣言店も増やしながらですね、安心して飲食ができる所というのを増やしていくことをまずは行っていきたいと思います。

朝日新聞

 「Go To」の対象外になっている接待を伴う飲食店の支援についてはどうお考えでしょうか。

知事

 そこについて、直接的な支援、もちろん国の雇用調整助成金だったりとか、あるいは県で言えば制度融資等の支援は行っているところでありますので、そうしたものはしっかりと必要な枠を確保しですね、行っていきたいと思います。

朝日新聞

 今、飲食店の状況は知事としてどのように認識されているか改めて伺ってよろしいでしょうか。

知事

 特に飲食の関係はやっぱりコロナの中でですね、感染拡大をしているところで、そうした飲食店を舞台に感染拡大しているというのは、山口県はそれが多いわけではありませんけれども、大都市部においてはそうしたものが顕著であってですね、今回の緊急事態宣言の中でも特に飲食というところにターゲットを絞った対策、時短要請っていうのが行われたわけですね。
 そうしたところで言いますと、そうした要請をしていない本県はじめ各地方においても同じように飲食がですね、非常に皆が自粛しているという状況が続いております。
 そういう中で、われわれとしては今言った県内での「Go Toイート」の関係、あるいは取組宣言店の制度の創設なり、拡大ということもやっておりますが、国に対しては先日も今緊急事態宣言が出されていない県が、これは有志で合同で要望も行いました。
 対象外となっている地域においても、飲食店は大変大きな影響を受けておりますので、そうしたところに対する支援だったりですね、あるいは地方創生の臨時交付金を、そうしたところを支援するための特別枠っていうのをぜひ国のほうでも措置をしていただきたいということを、私もその中に名を連ねて要望しているところであります。
 またこれから国の方で経済対策も行われて、組み立てられるということになってくると思いますので そういう中で、そうしたことも盛り込んでですね、ぜひ行っていただきたいと思います。
 これは全国の課題だろうと思いますので、そうしたところをぜひ国の方にもしっかりと考えて対応していただきたいと思います。

朝日新聞

 別の話になるんですけど、公安委員の香川さんの件で伺いたいんですけど、香川さんを知事が最初に任命されたのが、当選からまだ時期がそうたってないときだったと思うんですけど、推薦した経緯について、改めて伺っていいでしょうか。

知事

 推薦というのは、提案した経緯とかですか。

朝日新聞

 提案した経緯、はい。

知事

 そうですね。もちろん当選直後ですので、県内のいろんな方々と面識がある、必ずしもあるわけではなかったですけれども、いろんな方々のご意見もまたお聞きをしですね、そうした中で、香川さん、全国の私立幼稚園連合会ですかね、会長を務められていたということと、またこれまでのご経歴としても、例えば児童虐待とか、男女共同参画ですとか、そうした分野で政府の審議会の委員も務めてられていらっしゃいました。県内でも児童虐待にですね、かなり件数も増えて課題も多い中で、そうしたところへの知見もぜひ提供していただきたいといった思いもありまして、私として議会の方に提案をさせてもらったということです。

朝日新聞

 今、任命をしたその責任について、改めて伺っていいですか。どのようにお感じになっておられますか。

知事

 そうですね。今回、ご本人は、私的な流用については断じてないということをおっしゃっておられていますが、通帳の偽造についてはですね、報道によると一部認めているというようなところもあるようでありまして、その点は大変残念に思っております。ぜひ、これから、団体の中での調査だったり、今、告発もされていますから、そうした中での対応もあると思いますが、ぜひ、しっかりと説明責任を果たしていただきたいというふうに思います。

朝日新聞

 香川さんの任命について、いろんな人の意見を聞いて決めたというふうにおっしゃっていたと思うんですけど、具体的にはどういった方からの推薦なり、提案を受けたんでしょうか。

知事

 もちろんこれは、内外それぞれありますので、個別に誰々と申し上げることは控えたいと思いますけれども、庁内での話から庁外での話も両方ありますけれども、さまざまなご意見をお聞きしてですね、選んでいるということです。

朝日新聞

 県議会側からの提案というか、推薦とかっていうのはあったんでしょうか。

知事

 具体的に誰からということはですね、控えたいと思います。それは、いろんな話がありますので。その中で、私が最終的には総合的に判断をして、提案するという形になりますので。

朝日新聞

 去年の12月に香川さんが文科大臣(文部科学大臣)の教育者表彰を受けて、県が当時、香川さんを推薦したということになるんですけど、その理由をお聞かせください。

知事

 理由。これは、そうですね。私学団体の方から、団体側からの推薦を受けて、具体的には、県私立幼稚園協会から推薦がありまして、それを受けて、県として適任者として文科省(文部科学省)に推薦をしたということですね。

朝日新聞

 11月には連合会の会長を辞任されていたようなんですけど、その後の推薦ということに経緯としてはなると思うんですが。

知事

 これは。

学事文書課長

 よろしいですか。

知事

 どうぞ。

学事文書課長

 推薦はですね、6月に推薦をしております。

朝日新聞

 6月の時点での推薦の理由というのは、私学団体からの推薦ということですか。

知事

 そうですね。はい。そういうことですね。

学事文書課長

 そうですね。私学団体から、今までの香川氏の功績でありますとか、いろんな過去の受賞歴、それから幼児教育の振興への貢献、そういった観点からご推薦いただいております。

朝日新聞

 あと、連合会の方で、香川さんと事務局長を警視庁に告訴しているんですけど、捜査で期待することなどあればお願いします。

知事

 かなりの金額の不明があるということですので、特に幼児教育を扱う大変重要な、幼児教育を振興する団体ということでありますので、そうした中で真相が究明を速やかにされることを望んでいます。

朝日新聞

 関連してなんですけれども、先ほど任命責任の話っていうところで、基本的に言って、本来、香川氏が県の公安委員長を務めていらっしゃって、そういった方が、そういうふうな通帳の偽造に関して関与していたということで、県の警察に対する信頼の低下にもつながるかなというふうに思っておりますが、こういったその任命っていうのは、適切であったかどうかということをお答えいただけますでしょうか。

知事

 はい。先ほど言いましたように、任命をするときの理由といたしましては、全国の私立幼稚園協会の会長という仕事をずっと務められていらっしゃるということ、それから児童虐待ですとか、男女共同参画ですとか、そうした、特に児童虐待などは、警察行政にも大きく関わるところについて、国の審議会の委員も務められて、大変知見も多く持っていらっしゃる方でいらっしゃいますので、そうした意味では、公安委員として適任だというふうに考えて、私は任命をさせていただいているところでございます。
 しかしながら、結果としてこうした形で辞任ということをされましたし、いろんな疑惑が今ある中で、県の公安行政に対する信頼も、そうした意味では損ねかねない、そうしたこと、起きていることについては、大変心苦しく思っておりますので、ぜひこれから、警察行政が円滑にいくように、今公安委員2人でありますけれども、ぜひ円滑な公安警察行政の推進に取り組んでいただきたいというふうに思います。

朝日新聞

 今後その人選というか、提案していく中で、いろんな人を探していくと思うんですけれども、そういったところでは、どういうふうなことをチェックしていきたいというか、よろしいでしょうか。

知事

 そうですね。もちろん人格、識見、公安委員たるにふさわしい方っていうのを選んでいきたいというふうに思っておりますので、まだ具体的な人選作業を本格的に入っているわけではありませんけれども、しっかりと適任の方を選んでいきたいと思います。

朝日新聞

 これ繰り返し言いますが、恐縮なんですけど、11月に香川氏が会長職を辞職されていったというところで、それについては、県としてはいつ把握されていらっしゃった。

知事

 それはですね、12月に、担当課の方に県の幼稚園協会の事務局を通じて、全国団体の会長を11月27日付で辞任をされたと、県協会の理事長も12月末をもって辞められるという連絡がありまして、その報告を私も受けました。全国団体の会長職の辞任の理由については、コロナ禍での国の補正予算、令和3年度予算への要望などについて、一定のめどがついたことから、この機会に後進に道を譲るためというふうに聞いておりまして、県協会の理事長も併せて辞められるということでありました。そうした話が、県協会の方から県に伝わってきたということです。

朝日新聞

 その理由に関しては、特に追及するとか、そういうことはなく。

知事

 理由が要するに、コロナ禍での補正予算とか、令和3年度の予算への要望について、一定のめどがついたので、これを機に、後進に道を譲るっていうふうなことで退いたという報告でしたので、そのように受け止めておりました。

朝日新聞

 ありがとうございます。

NHK

 今報道が出ていますが、アニメーションの「ルパン三世」シリーズですとか、「未来少年コナン」などに携われました大塚康生さん、アニメーターの大塚康生さんが亡くなられたというふうに報じられています。大塚さんは山口県の職員を歴任されたということで、知事のご所感をお伺いできればと思います。

知事

 はい。アニメーターの大塚康生さんの突然の訃報に接しまして、心からお悔やみを申し上げたいと思います。大塚氏におかれましては、日本におけるアニメの創成期から第一線でご活躍をされて、そして「ルパン三世」ですとか「未来少年コナン」ですとか、多くの世代の方々に愛される、そうした作品の作画監督を務められました。そのご功績に改めて敬意を捧げたいと思いますし、心よりご冥福をお祈りしたいと思います。

NHK

 山口県にもゆかりはあり、山口県庁にもお勤めになられたと、これについてはどういうふうに思われますか。

知事

 そうですね、山口県にもいらっしゃって、県庁にもお勤めだった時期もおありだったということでありまして、そうした方がご活躍を、大変なご活躍をされていることは、本当にわれわれとしてもうれしい、誇らしいことでありますが、残念ながら、今回お亡くなりになられたということで、大変残念でありますけれども、改めまして、ご功績に敬意を表し、謹んでご冥福をお祈りしたいと思います。

NHK

 分かりました。ありがとうございます。

作成:山口県総合企画部広報広聴課

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