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知事記者会見録・平成30年2月5日実施分
日時 平成30年(2018年)2月5日(月曜日)
11時00分~11時49分
場所 県庁2階 記者会見室
発表項目
- 知事選挙後の所感について
知事
皆さん、おはようございます。
昨日の知事選挙におきまして、県民の皆さまから温かいご支援をいただきまして、再選を果たすことができました。大変光栄なことでありますし、県民の皆さまに心から感謝を申し上げたい、そのように思います。これからですね、4年間、しっかりと県政運営をしていかなければいけない、そうした重みを感じながら、「活力みなぎる山口県」の実現にしっかりと全力で取り組んでいきたいと、そのような決意を新たにしております。
記者の皆さんにも、選挙期間、この17日間ですね、大変寒くて、大雪にも見舞われて、大変だったと思いますけれども、そうした中での取材、本当にお疲れさまでございました。また、報道を通じ選挙戦を広報いただきまして、御礼を申し上げます。
この期間中、県内をできるだけ広くいろんな地域を回って、1人でも多くの県民の皆さまに思いを訴えていこうと、頑張ってきたところであります。
多くの県民の皆さまから激励をいただいたり、また、期待の言葉をいただいて、大変ありがたく、勇気づけられもしましたし、また、これからに向けての期待を受けて、その責任の重さ、しっかりとやっていかなければいけないなと、そういった思いを日に日に強くしてきたところでございます。
そうした中で、県民の皆さまのご期待にしっかりと応えるべく、次の4年間、しっかりとした県政運営をしていかなければいけない、そのように思っております。
この選挙戦で訴えてまいりました「産業維新」「大交流維新」「生活維新」、この「3つの維新」を力強く進めていくことによりまして、「活力みなぎる山口県」、そして、皆さまが希望を持って暮らし続けられる山口県の実現、これに全身全霊を挙げて取り組んでいきたいと思っております。
早速ですね、来年度の予算編成査定もあるわけであります。しっかりと取り組んで新しい挑戦をスタートさせていきたい、そのように思っております。
これからの4年間、県民の皆さまのご期待にしっかりとお応えをして、「活力みなぎる山口県」の実現、そのことに向けまして、全力を挙げていく覚悟でございます。どうか皆さま方にも、引き続き、ご理解・ご協力をいただきますように、よろしくお願いを申し上げます。
私からは以上です。
KRY(山口放送)
予算も始まりましたけれども、選挙戦でですね、県内をいろいろ見て回った中で、予算面で、特にこの点、取り組んでいきたいとかありましたら。
知事
そうですね。やっぱり山口県を元気にしてほしいと、活力を高めるというか、ぜひ元気な地域になるようにですね、どんどんどんどん人口も減っているけれども、元気になるようにしてほしいと、そういう声をお聴きしました。これはまさに、「活力みなぎる山口県」を実現しようという、私のやっていかなきゃいけないことと一致をしていると思ってます。そのために、「産業維新」とか「大交流維新」とか「生活維新」を掲げておりますけれども、山口県のこの持てる力をしっかりと伸ばしていく、産業の集積とか、技術の集積とかですね、そういったものをしっかりと伸ばしていく、そういった素材といいますか、力というのは山口県にものすごくあると思うんですよね。そうしたことを、これまでの4年間取り組んできましたけれども、ぜひ次の4年間、それをさらに前に進めていく、新しい、今、特に地方は、いろんな観光資源も、農林水産資源も豊かにあってですね、そしてまた、山口の場合は特に、産業の集積とか、優れた立地環境がありますから、伸ばしていく、まさに今、チャンスが広がっていると思っています。首都圏、大都市じゃなくて、地方にこそチャンスがあるというふうに思っています。山口県のそういう強みをしっかりと生かして、山口県を大きく伸ばしていく、その取り組みをスタートしていきたいと思っております。そのために、予算の中では、これまでやってきた部分、チャレンジプランも8割程度達成できておりますけれども、これを踏まえて、さらに伸ばしていく分野っていう部分をですね、しっかりと重点化をしてやっていかなければいけないというふうに思っております。あとは皆さんのやっぱり暮らしの確保ですね、特に中山間地域は、やっぱり大変だという切実さが、お話を聴いてても、都市部と比べると強く感じます。やっぱり農林水産業の担い手の確保だったり、医療とか介護とか福祉とか、そういう暮らしの中での不安がないようにしていくということについての切実な思いを、いろんな所でお聴きをして、感じましたので、そうしたことにきちんときめ細かく対応する、思いを受け止めてきめ細かく対応する、そうしたことをしていかなければいけないな、というふうに思っております。
TYS(テレビ山口)
選挙結果について、受け止めを聞かせていただきたいんですが、今回、得票率でいうと8割を超えてますし、前回に比べて6万票くらい、票は伸ばされていると思うんですが、これ、どういったことが作用してこうなったとご自身では分析されていて、それをどう受け止められているのかというのを教えてください。
知事
そうですね、残念ながら投票率が低かったのでですね、私も選挙の中で、有権者の方と会って、「しっかり頼むよ」ということを言われた時に、「ぜひ、投票に行ってください」ということを、ずっと言い続けてきました。「行かなくても決まっているだろう」と言う人も、結構いらっしゃることもあったんですけれども、「しっかりちゃんと投票に行ってですね、ぜひ1票投じてください」ということを、強く訴えて回ったんですが、結果的には、投票率が下がったのは、残念かなと思いますが、得票率は、前回63.9%でしたかね、それから比べると、82.2(%)ということで、大きく増えています。もちろん構図が違うというのがありますから、一概に同じようには比較はできないとは思いますけれども、得票数も6万票伸びてですね、投票率が下がる中でも、得票率、得票数は大きく伸ばすことができた、多くの方に信任をいただいたということは、大変ありがたいことでありますし、そうした期待をしっかりと受け止めて、4年間頑張っていかなきゃいけないなと、そういった思いを強くしています。特に、前回の選挙戦と違うのは、やっぱり最初の時、スタートしてからも、車からこう手を振ってくれたりとか、おうちから出てきて、手を振って、応援の声を送ってくれたりとかですね、そういう方がものすごく多くてですね、それが4年前と全然違うなということを感じながら、選挙戦の最初から最後まで、感じながらやっておりました。寒い中で、雪が降ったり雨が降ったりする中でも、多くの方が出てきていただいて、応援をいただいたのは、本当にありがたいし、勇気をいただいて、それを力に変えて頑張ってきましたけれども、その一方でやっぱりそれは、「しっかりやって。これからもしっかりやってくれ」という、そういう期待も込められてのことだというふうに思いますので、それをしっかりと受け止めてやっていかなければいけないなと、その責任の重さをしっかりと感じながら、次の4年間、しっかりとした仕事をしていきたいと、そのように思っています。
中国新聞
過去最低の投票率だったわけですけれど、これは何が原因だったと、ご自身どう考えられますか。
知事
そうですね。全体的に投票率は下がっていますよね、傾向的にですね。そういう長期的な傾向がある中でもありますし、特に悪天候であってですね、同時に行われた長崎県知事選挙も、山口県よりもちょっと低いくらいの投票率だったと思うんですけれども、そういう要因もあるのかなというふうには思います。私自身は、もっともっと投票率が上がるといいなと思いながらですね、訴えてきましたし、そういったことも含めですね、「ぜひしっかりと皆さんの意思表示をしましょう」ということも訴えましたが、なかなか天候の問題とか、今回の選挙の構図といいますか、そういう中で、なかなか投票行動ということにいかなかった方が多かったかなというふうには思います。ただ、いずれにしても、多くの県民の皆さまから1票を投じていただきましたので、その重みはしっかりと受け止めて、次の4年間頑張っていかなければいけないと思っています。
中国新聞
1期目の評価される選挙だったと思うんですけれど、その選挙で過去最低の投票率だったっていう面については、どう思われますか。
知事
そうですね。選挙している感覚としては、非常にこれまでの取り組みについての評価もいただいているなというふうな、手応えとしては感じながらやってました。「本当に、頑張ってますね」とか、「これからも頑張ってくださいね」という話は、大変多くお聴きはしましたし、車で走ってても、そういう反応は大変多かったので、それについては、この4年間でやってきたことを、大変多くの方の支持が広がったかなと思っております。実際の得票数なり得票率もですね、上がっておりますので、それだけの方が、今まで以上に票を入れてくださったというのは、本当にこれまでの取り組みについての評価も、一定程度いただいているのかなということも感じております。投票率が下がったということ自体は、これはどういうふうに受け止めるべきなのか、私もどういうところを反省すべきなのかというのを、ちょっと考えておりますけれども、なかなか、単にその私の評価なり、これからの取り組みについての期待なりということじゃない要因もですね、投票率の中には、気候とかいろんなものがあるのかなというふうに思いますけれども。まあ、なんとか、これは、選挙管理委員会との仕事になりますけれども、やっぱり関心を持ってもらって、1人でも多くの方に意思表示をしてもらうということは、しっかりやっていかなければいけないことなんだろうなと思います。
中国新聞
それともう一つ、相手陣営からは、向こうの陣営としては、基地や原発などに反対というのを前面に押し出す選挙戦だったんですけれど、そういったところで争点がかみ合わなかったのも一つ、低投票率の原因だったのかなという指摘があったんですけれど、村岡知事ご自身も、積極的には、そういった基地、原発に関しては選挙戦の中で触れられなかったように感じているんですけれど、それは何か理由があったのか、お伺いします。
知事
岩国や上関に行った時に、触れながら話をしていたとは思います。しかし、そこそのものというのは、私自身が訴えたいことはですね、やっぱりこの人口減少等の課題がある、これが一番、山口県の最大の課題でありますし、県全体の課題でありますから、そういったことをどう克服していくかということが、私としては、ぜひこれをしっかりとやっていきたい、そういう思いでありますので、そこを中心に訴えたのは事実であります。
中国新聞
分かりました。
中国新聞
関連します。岩国、上関で触れたという、確かにうちの記者、現地の記者張り付かせていましたんで、全く触れていないとは思いませんけれども、あまり、さっき訴えたいことは県全体の人口減少だということでしたけれども、そんなにその、この1月4日の正月の会見で、平成29年、最も大きな決断だったという艦載機の移転についてと、あまりこう、なぜ私はこのように決断したんだというふうな言い方まではされてなかったというふうにちょっと聞いてますけれども、まあ、そこはどうですか。
知事
そこは、何ていうんですかね、選挙戦で何を訴えるべきか、これからやるべきことを訴えていくんだと思うんですよね。艦載機の移駐の問題については、これまでも議会なり、この記者会見の場でも、何度も考え方を説明をしておりますし、それについて、今後どう取り組んでいくのかということも説明をしてきております。そういった方針に沿って、やっていくということでありますから、そのことは、岩国でも実際に訴えましたし、これからやっていくべきことについては訴えたというふうに思っております。この4年間にやった考え方について、改めてそこの場で訴えるということじゃなくてですね、それはもう、既に決断した時にもう、随分と会見でもお答えもしたり、議会でも説明をしたりしてきておりますので、その考え方を何か、あえて言わなかったわけではなくて、それはしっかりと、もうこれまで言ってきておりますから、それについては皆さんも、当然よく、そのことは、私がどういう考え方で、どう対処してやるかというのは、もう分かっていると思うので、改めて何か訴えるということじゃなくてですね、それはそういったことを分かっておられる前提で、いろいろとご判断をされるということじゃないのかなと思います。
中国新聞
関連して、時間も分刻みで、県内を2周なり、2.5周ぐらいされた中で、やはり一つ一つ説明するもんじゃなくて、やっぱりやっていきたいというものを、まず一言でバーッと言えるようなやっていきたいことというのは訴えていく、時間の制約もあると思うんですね、つじ立ちなり、選挙カーの中からしゃべる、そこもあっただろうし、あえて聞きますけれども、あえて相手陣営の言うことを堂々と受けて立って、堂々とこう、県民の選択を仰ぐということがあってもいいのかなという気も、ちょっと少しするんですけど、それでよりは、この4年間何をやっていくんだということを、とにかく周知していくという姿勢を。
知事
もちろんマスコミの報道の皆さんとか、いろいろ質問を受けたりね、新聞でもテレビでも受ける時には、必ずそのテーマが出てましたからね、それについては、私は考え方をちゃんと言っているつもりです。それを何か、言っていないわけじゃなくて、ちゃんと求められればしっかりと答えておりますし、だけど、街頭でしゃべる時にですね、該当の地域でもない所でそれを言うことも特にありませんし、私自身は、私としてやりたいことを中心に言いましたので、当然それは、大きなテーマでもありますし、個別の各論としては大きなテーマであります。当然それは、さっきも言いましたが、報道の皆さんは、そこを中心に聞かれているから、ちゃんとお答えをしているつもりですけどね。皆さんもそう報道もされていると思いますけどね、論点を比較して。だから、そこについて何かやらなかったということではなくて、ちゃんと答えていると、あるいはちゃんと自分の考え方は逃げることなく述べていると思います。
NHK
岩国基地に関連してなんですけれども、知事は選挙期間中、艦載機移転も含めて、岩国基地の騒音の実態把握、運用の実態把握を、これをしっかりとやっていくとおっしゃっていました。しかしですね、山口県で今実際に行われているのは、岩国市に設置してある騒音の測定器、音のみでの測定となっています。例えば、この騒音が、アメリカ軍のどの機種によるものなのかですとか、あるいはどのような飛行をしたですとか、そういった具体的な実態がなかなか把握しづらいのではないかといった指摘もあります。例えば、沖縄ではですね、実際に24時間目視をしたりですとか、あるいはカメラを設置したりしてですね、把握しているというような例もあります。これで果たして、アメリカ軍ですとか、国に改善を求める時の客観的な説得力のある根拠を示しているということはあり得ずですね、監視体制が不十分なのではないかというような指摘もあります。例えば、常時の目視確認など、チェック体制を改善していくお考えは、今現在ありますでしょうか。
知事
そうですね。まず、騒音についてはですね、国と県と岩国市で騒音測定器を設置して、実態把握に努めております。そして、艦載機の移駐に係る地元の要望を踏まえて、国の方で、今年度中に、周防大島町と、それから和木町に、3地点に測定器を増設をするということになっているというふうに承知をしております。騒音については、そうした騒音値の測定地点ごとに状況を把握をして分析をすると、そういう体制をとってますし、地元の要望を踏まえて、国の方でもそれに対応して、設置をしていくということであります。カメラの設置については、岩国基地は市街地の中じゃなくてですね、海上側に移設されておりますので、現時点では必要というふうに考えておりませんけれども。また、岩国市では、基地情報提供協力員、この監視活動を充実をして、体制を強化するというふうに聞いてます。そうした中でですね、引き続き、国とか、地元市町と連携しながらですね、しっかりと把握に努めて、問題があれば、国や米側に対して、必要な対応を求める、そして適切に対応を求めていくというふうにしていきたいと思ってます。
NHK
海上にあるからというようなご説明をされましたけれども、航空機が、海上を行かずに飛ぶ可能性もあるわけでして、それについて、なかなか今、そういう事故は起きていないんですけれども、事故が起きてからでは遅いんではないかというような指摘もある中で、今の監視体制で十分であるというような認識でよろしいでしょうか。
知事
当面、今の騒音の問題についてもですね、地元の要望を踏まえて増設をされ、監視について、運用については、基地情報提供協力員がしっかりと見ながら、問題があればそれを指摘するということをやってますので、当面はそういった中で対応していきたいと思っております。そういった中でまた、いろんな問題が起きればですね、また考えていかなければいけないことだと思ってます。
朝日新聞
1点お伺いしたいんですけれども、今回の選挙戦、無所属で出馬されましたけれども、実質的には自民党県連のですね、全面的なバックアップを受けて臨まれた選挙だったというふうに思いまして、各種集会でも、さまざまな自民党県議の方々、国会議員の方々が応援に駆け付けられたということもあると思うんですけれども、一方で、議会とですね、知事は行政のトップとしてはですね、ある程度の緊張関係も必要だというふうに思うんですけれども、そこは県議会も今7割がですね、自民党系の議員ということもありますが、どういうふうにしてその緊張関係を担保していっていくのかってことについてお教えください。
知事
それは、私としては、自分として今回聴いた県民の皆さまの声なり、私として目指すべきと考えている取り組みというのを、きちんと執行部で議論をして、予算についても、組織とか条例についても提案をしていくというのが、私たちがしっかりとやっていくべき役割ですね。そういう中で、議会の方ではもっとこうすべきとか、ここはこうすべきという、いろんなご意見があると思いますけれども、それはそれで議会の方から声を上げてもらえればいい話、それがまさに執行部と議会との緊張関係だと思うんですよね。予算を作ったり、あるいは、さまざまな条例等ですね、政策を具体化する中で、しっかりとしたこの議論を議会の中でやっていって、形作っていくということをこれは当然そういった仕組みでありますから、そういう仕組みの中でしっかりとやっていくということだと思います。
朝日新聞
知事は、県行政のトップとしてですね、県民全体の福祉向上を考えなければいけないお立場にあると思うんですけれども、例えば、多くの住民、県民の福祉に資することと、例えば、自民党からの目指す方針が必ずしも合致しなかった場合においては、知事は県行政のトップとして自民党に対して、耳の痛いことというのも打ち出す覚悟はおありですか。
知事
それは、もちろん私としてやるべきだということは、しっかりとやっていきたいと思います。
毎日新聞
先ほどちょっと艦載機の話で、岩国のことに戻るんですけれど、先ほどもおっしゃられて、遊説の中でもおっしゃってましたけれども、問題があれば国や米側に対して強く求めていくという姿勢とおっしゃられましたけれど、やはり昨年の第2陣の移駐の時とかもなかなかこう直前になって連絡があったりとかですね、そういう状況がある中で、果たしてこう知事として何か国に対して本当に強く。要請はされましたけども、それを向こう側がちゃんと受け止めてくれているのかという不安の声もちょっとやっぱりありまして、改めて、例えば、開かれていない岩国日米協議会とか、そういった開催とかを検討されるとか、そういった何か訴える手段、訴えを確実にするまでの何か取り組みっていうのをどのようにお考えでしょうか。
知事
当然、これは市や町とよく話をしながら、問題があればしっかりと国や米側に訴えていくということは、これまでもやってきております。(岩国)日米協議会については、しばらく開かれていないということでありますが、これも日頃からの岩国基地の方との協議の場という、協議の話し合いというのはですね、岩国市の方でもきちんと、県でもそうですけれども、きちんとした形で、相手方もきちんと決まってやっております。そういった中で意思疎通を図っておりますので、当面そういった形での開催というのは、岩国(市)の方でも考えていないということでありますから、それは、そういう中で、今ある、やっている関係の中で、しっかりと伝えるべきことがあれば伝えていくということをしていくべきなのかなというふうに思っております。
いずれにしても、きちんとした信頼関係を保ちながら、お互いやっていかなければいけませんから、われわれもしっかりとチェックもしながら、必要なことはしっかりと言っていかなければいけませんし、相手方にもそれをきちんと誠意を持って受け止めてもらわなければいけませんから、そういうきちんと話せる関係を維持しながら、しっかりとして、こちらとして言うべきことは言っていくということを、これからも市や町と連携してやっていきたいと思います。
中国新聞
選挙期間中に、萩市が候補地として取りざたされているイージス・アショアの関連費が補正予算成立したわけですけれど、今の時点で、国からそれについて説明がありましたでしょうか。
知事
今のところは、特にその後はないですね。現時点では、まだ検討中ということで、回答をいただいているままでありますので。これが、県内ということになれば、また、しっかりと国にも説明を求めていかなければいけないと思っております。
中国新聞
例えば、いついつまでに回答しますというようなものも。
知事
それも、ないですね。
中国新聞
今の時点でいつまでに回答があるのか、それとも。
知事
回答というか、「今、検討中」という回答が来てますからね。また、動きがあれば、国からの話が当然あると思います。
中国新聞
国からの返事待ちというか、県知事として「どういう状況ですか」って聞いたりというのはしない。
知事
だから、当然、照会はしてますからですね。これは、常々、照会しておりますので、そういった中で、防衛省としては、まだ検討段階であるという回答ですので。今は、そういう状況ですね。
中国新聞
ちょっと関連します。知事としては、もちろん国の回答がないということですけども、ちょっと改めてかもしれませんけど、そういうものが、県内に仮に計画があってできる、できないってことに対しては、何かこのお気持ちですね、そうは言っても国防だからあった方がいいなと思ってらっしゃるのか、うーん、でもどうかなあと思ってるのか、そこら辺はどうでしょう。アショア自体は。
知事
私もですね、兵器とかそういったことについての詳しい知見があるわけではありませんし、もちろん国防自体は、国の方でどうやってわが国の平和とか安全というのを守っていくのかということは、国が専らこれは考えて、必要な対応をしていくということでありますので、今、北朝鮮情勢等ですね、いろいろ不安がある中で、そうしたイージス・アショアの配備が必要ということも議論としては、検討とすれば、一定理解できますし、そう思われている国民の皆さんも多いんじゃないかと思いますけれども。そういった中で、どういった場所に置くのが最適なのかというところは、これは当然国の方できちんと考えていただいて、どこが最適かということをしっかりと考えていくということだろうというふうに思います。
そういった中で、山口県が適当であるとなれば、それはそれとして、国の考え方、方針については、国がしっかりと責任を持ってやるべき防衛政策として重要なことっていうことであるんでしょうから、それについても理解をし、また協力も基本的にはしていかなければいけないと思いますけれども、ただ、やっぱり住民の皆さまがいろいろと不安に思うことが多くあってはいけませんので、それについては、きちんと説明なり、地元への丁寧な対応というのは、国の方に、その場合にはしてもらわなければいけないと思います。
朝日新聞
昨日、同じく投開票されました名護市長選について、こちら他の自治体の話だとはいえ、山口県の基地政策に大きく関わる沖縄県内の選挙ということもあったと思うんですが、これについてのこの結果について、受け止めをお聞かせいただければというふうに思います。
知事
私も自分自身の選挙で一生懸命だったので、他の首長選挙のことについては、どういった状況かというのも詳しく承知もしておりませんが、住民の皆さまがご判断をされた結果だと思います。
中国新聞
関連して。普天間基地の移設見通しに対して、今回の名護市長選の、安倍政権が支援した候補、新人候補が勝ったというのはどういう影響があると思われますか。
知事
移設の見通しの話は、空母艦載機の移駐について容認するかどうかという時の考え方でですね、整理をしました。そのときの法的な課題とか法的な整理とか、そういったことを踏まえて判断をしたところでありますので、その後の状況について、今、何かそれを見直すとかという状況にはないのかなと思っています。
毎日新聞
上関の実際、原発計画のことでいうと、知事は私が知っている範囲で2回ほど町に入られて遊説されたと思っておりますけれども、その中で、街頭演説の中では、ほとんど原発については触れられてなかったかと。ただ、出口とか有権者のわれわれの取材等でも、やっぱり原発に対するすごい反対の声というのは、かなりちょっと多く不安がありました。だから、その辺り改めて知事が上関原発に関して、また町は、もうすぐ町議選とかもございますけれど、町がなかなか人口減少とか、かなり進んでいる中で、どういったことを町に対して取り組まれているか、改めてお聞きをします。
知事
国のエネルギー政策なり、町の選択というのは、尊重しなければいけないことだと思いますけれども、やっぱり、原子力発電所を含め、そういったエネルギーの関係の施設、当然、信頼性とか安全性の確保というのは大前提だと思いますので、そうしたものを造るときにですね、皆さんの不安がないようにしなければいけないというふうに思いますが、ただ、今、新増設の議論自体が国の方のエネルギー政策の中で、基本計画の中で議論されているさなかでありますので、その状況を今は見守っておかなければいけないなというふうに思っております。
原子力発電所自体は、事業者が国に申請をして、審査をして、決まっていく。もっと大きな国の政策の中でどうするかっていうのはありますけれども、そういった中で決まっていくことでありますので、その動きを注視をしていくということになろうかと思いますけれども。ただ、私も上関で申し上げたのは、国の方で議論はされているところでありますから、すごく近い将来、何か動くかどうかというのがよく見通せない状況だと思います。
そういう中で、地域のいろいろと高齢化も特に上関は厳しい、疲弊も都市部に比べればですね、なかなか厳しい状況だろうと思いますから、地域の活性化とか、地域の皆さんが安心して暮らせる地域づくりというのは、待ったなしの状況だと思います。上関に限らず、中山間地域はどこも厳しい状況にあると思いますけれども、そういったことに対して、きちっと町の方でのこういったことをしたい、町づくりをしたいということをですね、いろんな地域、地域の中でさまざまな、ちょっとしたインフラの整備とか住民の支援とかですね、いろんなニーズがあると思いますけれど、そういった中で、きちんと地域づくりをわれわれがサポートしていかなければいけないと思います。中山間(地域)対策では、「地域の夢プラン」とかそういったものを作って、その取り組みを後押しをしていますけれども、できるだけ各地域、地域の実情、ニーズに合った形で、地域の頑張ろうという取り組みを後押しをしていくと、中山間地域全体について、やっていかなければいけないと思ってますので、そういった思いを中心に訴えたつもりです。
中国新聞
昨年末、ご遺族と会われて再調査を決められた周南市のいじめの自殺の件ですけども、その後どう対応されていらっしゃるのですか。
知事
そうですね。再調査ですね。ご遺族の方に現行の制度とか仕組みについて、ご遺族の側に説明をして、今後の対応について検討をしているというそういう状況です。
中国新聞
どういった進め方で再調査をされるかっていう県の考え方というのは、決まっている段階なんでしょうか。
知事
県としては、今、既に条例に基づいて、再調査をする委員会というのは、常設の委員会として設けておりますし、既に、委員も任命をしておりますけれども、その旨を、今、ご遺族に説明をさせてもらっているということです。
中国新聞
その検証委員会のメンバーで再調査する意向ということでよろしいんですか。
知事
今の仕組み上は、そういった仕組みになっておりますので、それについて説明をさせてもらってるということです。そうしますということではなくて、そういうふうなことを説明して、ご理解をいただくということです。
中国新聞
事実、ご遺族がどう思われているかというのは、知事の方はお聞きになっていらっしゃいますか。
知事
そうですね。ご遺族とやり取りをさせてもらっておりますけれども、私も報告も受けておりますし、その都度指示もしてます。ちょっと相手方があるので、この場でどこまで言っていいのかというのは、ちょっと分からないんですけれども、やり取りはさせてもらってます。
中国新聞
昨年末の会見ですし、知事が面会した後に、ご遺族のご意向に寄り添ってという言葉を何回も言われたと思うんですけれども、その思いは選挙が終わった今でもお変わりはございませんか。
知事
それは、変わってないですよ。もちろん、ご理解をいただきながらやっていくということは基本ですので、それを丁寧にやっていかなればいけないと思っています。
中国新聞
ちょっと補足で。要は、ご遺族の意向とちょっと齟齬(そご)というか、ずれがあって、進んでないんじゃないかなということが言いたかったということなんですが、ちょっとそこら辺がずれているんで進んでいないんじゃないかなと、正直言いまして。年度末までに、っていうようなご遺族の意向もあったと思うんですが、そういう意味じゃちょっと進んでないんで、2カ月も切ってきましたけども、改めて県はそういう条例が、そういうルールがあるんでしょうけども、そこについてはどうですか、ご遺族の意向に寄り添う方向なのか、まだ、ちょっとそこらはまだ譲れない部分があるのか、県として。
知事
県としては、条例を制定してですね、今の委員会を設けている、その考え方、それがきちんとした考え方を持ってですね、やっておりますから、その考え方を説明をしていかなければいけないというふうに思っています。ご遺族の方のお考えもですね、どういったところに、何といいますか、ご遺族の要望の核心となる部分ですね、どういったところを求めておられるのかというところの、その意図というか、その考え方をよくお聴きもしなければいけないと思いますけれども、そこは何といいますか、お互いに考え方をよく整理をするというか、そういったことが必要だろうなというふうに思います。
中国新聞
ただまあ、時間がですね。
知事
そうですね。だからわれわれも早くしなければいけないと、もちろん思ってますし、その卒業される方がいらっしゃるわけですので、そういった中で、時間は限られていると思いますので、そういった中でわれわれの調査委員会というのは、常設にしているというのは、機動的に迅速に動けるようにということで、そういう考え方でやっているわけですね。多くの自治体もそうですし、国の方のガイドラインにも沿ってですね、やっておりますので、何かこれに問題があるとかですね、例えば、また、個別の仕組みなり、あるいは個別の人選についても、何か問題があるとか、例えば何か特別な関係者がいるとかということでは、今の委員の一人一人のメンバーがそういった特別な関係があるのではないわけですので、そういったところは、考え方をきちんと説明をしていくというかですね。
中国新聞
なんとしても年度内に、という思いは知事の中ではおありですか。それと、そこの条件いうかは、折り合いの部分もあるんでしょうけどもね。
知事
そうですね。そこは時間を見ながら、もちろんどういう調査の仕方をするかとかですね、どういうスケジュールでやるかっていうのももちろん、それは遺族の方の考えもあるでしょうから、そういったことも踏まえて、考えていかなければいけないと思いますけれども。
中国新聞
すいません。引き続いて申し上げます。
今度は予算編成の話にちょっと戻させてもらいますけど、近々多分、知事査定も始まって、下旬には予算発表しなければいけない、もうリミットが決まっていると思いますけれども、そこに向けて、平成30年度の予算編成、ある程度予算が組めるめど的なものは大体付きつつあるのかということと、あとちょっと予算編成の考え方で、山口県は事前公開というのを中国地方の5県では唯一なさっていない。もちろん、近県で愛媛や福岡県ももちろん予算公開は全くしていないんですけれども、予算公開について、今後のお考えっていうのはありますでしょうか。
知事
そうですね。予算編成そのものについては、ちょうどこの選挙が、一番本来は知事査定とかやる時期にみっちりこの選挙をやっているので、これは私もそうですが、事務方も大変苦労をしてですね、前倒しできる議論は前倒しをすると。ただ、国の予算が決まるのが年末にならないと決まらないので、こちらの都合だけで前倒しをしても一体国の方の予算はどうなるのか、地方財政対策、交付税がどうなるのかとかいうのが、分からない中でありますので、これは大変苦労もしながらやっています。選挙の前に、必要な指示なり、議論はして、やってきましたので、またこれから、今日以降ですね、その後の私の指示なり、注文に対して、いろんなまた議論をして、限られた時間で、まとめていかなければいけないと思いますので、結構ハードだろうと思います。国の方での予算案なり、交付税の措置なり、税収の見通しっていうのも、その後精査をされていると思いますので、私ちょっとまだ聞いていないので、今の段階で言えませんけれども、なかなか厳しい財政状況にあることは間違いないと思いますから、これは、しっかりと前を向いて進めていくべき施策、これはしっかりと進めていかなければいけませんが、財政の健全化っていうのは同時にこれは確実に成し遂げていかなければいけませんので、それを両立させることに、しっかりと限りある時間ですけれども、力を注いでいかなければいけないなというふうに思っています。
あと、予算編成の中での情報公開ということでありますけれども、いろいろと予算編成過程の中での話、議論もして、予算を作っていくわけですけれども、最終的に予算を作って、お示ししてですね、県民の皆さまに。それをわれわれがどういう考えで作ったかということを説明もし、議会でも説明し、予算の発表等でも説明をしていくことがまず基本だろうというふうに思っております。また、そういったところのニーズといいますか、ぜひともという声が多ければ、そういったことも考えていく必要もあるのかなと思いますが、特段何といいますか、今のところ、私自身もそこの情報をぜひ公開しなければというような声を強く受けていることでもないので、今のやり方でやって、しっかりと議論をして作った予算、その考え方とか狙いとか、そういったものをびしっと説明するっていうのが、基本だろうなと思っています。
中国新聞
関連して。予算編成は、選挙期間中は割と「3つの維新」とか、やっていかなければいけないことを打ち出されましたけれども、それには当然、施策には費用等も掛かってくるわけで、経費、施策を打って出るわけですね、それと行財政改革の両立、ということですけれども、5年間の行財政構造改革、もう始まっているわけですけれども、多少進んだものが示せるっていう自信はありますか。30年度で取りあえず。
知事
行財政改革について。
中国新聞
改革が、30年度の予算編成で多少進捗が見られるようなものをお示しできるっていうイメージでいいですか。
知事
予算の発表の時にしますけど。そうなるように努力しているということです。
NHK
すいません。上関町の原発の話に戻りますけれども、弊社の出口調査でですね、7割、有権者の方が、これは原発に反対だと、この結果について、知事は尊重される、そういった姿勢でありますか。
知事
そうですね。多くの県民の皆さまが不安に思われているということだろうというふうに思いますし、そういった中で、今、上関自体は、新増設についての議論が国でどのようになるのかというところがありますので、その状況は見守っていかなければいけませんけれども、これが動き出すということになってくれば、その段階で、きちんとやっぱり原発も、信頼性というか、安全性の確保、そういったものが大前提だと思います。そういった観点で国とか事業者に対して、言うべきことはしっかり言っていかなければいけないと思います。そういう皆さまの不安の思いを受けて、そうした対応をきちんとやっていく、ということが必要だろうと思います。
NHK
仮にエネルギー基本計画が新増設というようなことになった場合でも、きちんとそれは、自分の意思はちゃんとくんであれば。どうやって伝えていく予定でしょうか。
知事
そうですね。これは、設置自体は事業者が国に申請をして、国が許可をするという中で、手続きの中にわれわれが入っているわけじゃないですけれども。これは以前、二井知事の時にも、6分野21項目という注文を付けているわけですね。そういった中で、安全性とか、そういった部分についてのきちんと、県としてもチェックをして、言うべきことは言っていくと、そういった対応をしていくことにしていますので、そういった中で、しっかりとやっていく必要があると思います。
NHK
今の話を聞くと、端的には反対ということをおっしゃることはないという前提なんでしょうか。
知事
反対というか、皆さま方のいろんな不安の思い、安心とか安全に対するいろんな不安な思いというのはしっかりと、国なり事業者の方で丁寧な対応が必要だと思っておりますから、そういったことを踏まえて、県としても今言った、6分野21項目の対応というのを、そうした住民の皆さんの不安な思いを踏まえてやっていくということです。
NHK
質問なんですけど、質問、クリアで、反対ということをおっしゃることはありうるのでしょうかということをですね。
知事
今、賛成とか反対とかいうことを言っているわけではないと。これはあくまでも、私は言ってますけれども、国とか上関町の政策選択とか、そういったものを踏まえながらやっているわけでありますけれども、県としては、事業者が国に申請して国が決めるという中で、反対という、間に絡むことはできないわけですよ。つまり、われわれが許可をするとかじゃないわけですから。事業者が国に対して申請をして、国が許可するか不許可にするかということなわけですね。そういった中で、地元として、意見を言うべきことは言っていくということであります。不安とか、信頼とか、そういったものは確保されるように、そういった観点で、その時の状況を踏まえて、対応をしていくということです。
NHK
鹿児島県のように、実際反対を訴えた自治体というのも過去にあると思いますし、実際、反対を訴えることを、裁判などを起こした自治体もあると思いますけれども、周囲にですね。そういった意味では県民の安心・安全を守るという立場の県のトップとして、そこは国や事業者に対してこういった立場で物申すということもあるわけですけれども。実際、有権者の過半数が、知事へ投票した有権者の中でも、反対が多かったということを尊重されるっていう意味であれば、反対の声っていうのを知事自ら挙げられるっていう可能性はあるんでしょうか。
知事
それはですね、まず皆さまが思われているのは、私は原発に対するいろんな不安とか、安全性とか、そういったことに対する不安、そういったものがベースにあると思います。ですから、そういったものはきちんと、はなから反対とか賛成とかじゃなくて、事業者なり、国の方がしっかりと説明をして理解を求めていく、そういう努力が必要だろうというふうに思います。県としても、先ほど言いました6分野21項目の中で、われわれとしても、きちんとその辺はチェックをしていきますけれども、国や事業者に対しても、そういった中で求めていくべきものも出てくるんじゃないかと思います。ただ、何度も言いますが、今その議論が動いているわけではありませんから、今、直ちにどうするということじゃなくて、その議論の展開に応じて、その時の状況を踏まえて、やっていくべきことかなと思います。
YAB(山口朝日放送)
昨日は夜遅くまでテレビ出演など、お疲れさまでした。全てのお仕事を終えられた後、家に戻られて、寝るまでにどういったことをされて過ごされたのか。例えば好物の、ごめんなさい、全然がらっと話、変わっちゃうですけど、好物のラーメンとか、お米のおむすびを食べたとか、奥さまとハグしたよとか、何かそんな感動的なエピソードとか、教えていただきたいんですが。
知事
選挙が終わった日は、節分でしたから。節分だったので、僕は下の娘と豆まきの鬼役をするという約束をしてたので、帰ってから、あれはだから8時に終わって、9時前だと思いますけどね。子どもはとっくに寝ている本当は時間なんですけど、楽しみに起きて待ってて、だから帰ってすぐ、僕はうちに上がることもなく、赤鬼のお面をかぶって、豆を投げられて、久しぶりに帰ったうちからすぐに追い出されるという、そういう父親の役割を果たしましたけど。やっぱり、17日間のうちにあんまり自宅に帰ることはなかったんでですね、基本的には遊説が終わった場所で泊まって、寝て、翌朝そこからスタートということなんで、ほとんど帰らなかったわけで、久しぶりだったんですけど。久しぶりの家族の時間を楽しんだ、楽しませてもらいました。
YAB(山口朝日放送)
昨日は特に何も。
知事
昨日は遅かったからね。疲れ切ってましたね。ウグイスさんからいただいたケーキを食べて。僕の選挙の。すごく上手なケーキを、おいしくいただきました。感謝しながら。
YAB(山口朝日放送)
あと、何か、プライベートでやってみたいこととかありますか。今、こういうことを家族と一緒にやりたいなという。
知事
今ですか。ずっと寒い中にいたんでね、僕、この建物の中にいるだけでも幸せを感じているんですよね、今ね。本当に。ちょっと、少し、選挙が終わって、まだやるべきことがちょっとたくさんありますから、今日もいろいろ出演もしなきゃいけないし。まあ、予算編成とかですね、次に向けてやるべきことがあるので、ちょっとしばらく忙しいですね。終わってから一息じゃなくて、むしろ、もっと忙しくなるかなと思ってますので、それをしっかりやって、ちょっと落ち着いたところで、また、家族の時間とか、自分の時間とか、そういったものを有意義に過ごせる日が早く来るといいなと思っています。
中国新聞
関連で。昨日の万歳の時に、お嬢ちゃんお二人を、知事の前に立って万歳を一緒にされましたけど。結構あんまり出したがらない知事さんとかもおられるのかもしれませんけれども、知事は今回娘さん、一緒に万歳をされましたけれども、そこら辺は何か。
知事
選挙の間っていうのは、僕一人でやっているわけじゃなくて、妻とか、子どももですね、僕も妻もいなくて、子どもは、おじいちゃん、おばあちゃんが見たりとか、いうことで、やっぱり家族みんなで頑張ってやってきたのでですね。それもこう一緒に喜びを分かち合いたいというのもあってですね。子どもも何といいますか、ああいうふうに出るのも別に嫌がってもいないし、多分楽しかったんじゃないかと思いますけど。
作成:山口県総合企画部広報広聴課