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教員養成・令和5年度山口県教師力向上プログラム受講者選抜試験について
1 目的
この試験は、令和5年度山口県教師力向上プログラム(以下「教師力向上プログラム」という。)の受講者となることを志願する者について、その選抜に当たっての資料とするために実施する。
2 志願区分及び募集人数
小学校教員志望者 24人程度
中学校教員志望者 12人程度(各教科2人程度)
3 対象者
- 小学校、中学校教諭一種免許状課程認定大学(大学院を含む。)に在籍し、令和7年3月に卒業又は修了見込みで、「エントリー資格・推薦基準」に基づき学長・学部長又は研究科長(以下「学長等」という。)のいずれかが推薦する者
- 教師力向上プログラム(教師力養成講座、教師力養成体験実習・演習)の全てに参加できる者
4 エントリー資格・推薦基準
山口県公立小、中学校の教員を強く志望する者で、次の(1)から(5)までの全てを満たす者
- 子どもへの深い教育的愛情をもち、子どもの指導に労を惜しまず取り組むとともに、自らの指導力を向上させていこうとする者
- 心身ともに健康であり、学業成績及び人物ともに高く評価できる者
- 小学校、中学校教諭の普通免許状を有する者又は令和6年度中に取得見込みである者
- 令和7年度(令和6年度実施)山口県公立学校教員採用候補者選考試験を受験する者(ただし、当該教科の試験が実施されない場合は、翌年度以降に実施される最初の試験を受験する者とする)
- 学校教育法第9条各号及び地方公務員法第16条各号のいずれにも該当しない者
5 エントリー手続
- 推薦
学長等は、「エントリー資格・推薦基準」に基づき被推薦者を決定するものとする。 - エントリー書類等
ア 志願書(様式1)
志願者は、必要事項を記入の上、所定欄に写真を貼り、大学に提出する。
学長等は、志願書の記載内容を確認し、学長等の印(以下「公印」という。)を押印する。
イ 面接票(様式2)
志願者が作成し、所定欄に写真を貼り、大学に提出する。
ウ 推薦書(様式3)及び被推薦者一覧表(様式4)
学長等が作成し、所定の位置に公印を押印する。なお、推薦理由は具体的に記載すること。
エ 成績証明書(大学所定の様式)
令和4年度末までの成績証明書を提出する。ただし、大学院に在籍する者については、卒業した大学の成績証明書を提出する。
オ 受験票送付用封筒
長形3号の封筒に大学の郵便番号、所在地、大学名及び所管部署名を明記する。 - エントリー書類等の提出
ア エントリー期間
令和5年7月10日(月曜日)~8月4日(金曜日)(必着)
イ 提出先
<事務局>山口県教育庁教職員課人事企画班(山口県庁14階)
〒753-8501 山口市滝町1番1号
ウ エントリー書類等の提出方法
大学が取りまとめの上、一括して簡易書留で郵送するか又は持参する。
なお、志願書、面接票、推薦書及び成績証明書は、被推薦者ごとにまとめて被推薦者一覧表の番号順に重ね、被推薦者一覧表を一番上にして、受験票送付用封筒と共に封筒に入れ、親展扱いにて提出のこと。 - 受験票の交付
エントリー書類の点検後、受験票送付用封筒により大学所管部署に受験票(様式5)を郵送するので、志願者は大学を通じて受領する。
6 選抜試験
小論文(50分間)、個人面接を実施する。
- 各試験項目における試験内容及び評価の視点
試験項目 |
評価の視点 |
---|---|
小論文 |
教育観、教育に対する情熱・意欲や使命感、表現力 |
個人面接 |
教育的愛情、教育観、教育に対する情熱・意欲 |
- 試験日時等
ア 日時 令和5年9月2日(土曜日)小論文、個人面接
集合時刻は、受験票の交付時に指示する。
なお、延期等による予備日は、令和5年9月9日(土曜日)とする。
イ 会場 山口県セミナーパーク内 一般研修棟(山口市秋穂二島1062番地)
集合場所は、受験票の交付時に指示する。
なお、予備日の会場は山口県セミナーパーク内 一般研修棟とする。 - 試験実施に関する緊急連絡
試験実施に関する緊急連絡事項がある場合は、山口県教育委員会の教職員課ホームページにおいて通知するので、試験会場に来る前に必ず確認すること。(悪天候による延期等も、同ホームページで知らせる。)
7 選抜方法
合格者の選抜は、選抜試験における各試験項目の評価結果及びエントリー書類の審査結果に基づき行う。
8 選抜結果の通知
- 令和5年9月25日(月曜日)に選抜結果を学長等宛てに郵送により通知する。
なお、同日午前10時に、山口県教育庁教職員課のウェブページ
(https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a50200/index/)に合格者の受験番号を掲載する。 - 合格者には、学長等を通じて合格通知書(様式6)及び受講届(様式7)を交付する。
9 受講手続
- 合格者は、大学の指示に従い受講届を大学に提出する。大学は、次の(2)アの期日までに合格者の受講届を一括して郵送するか又は持参する。期日までに受講届が山口県教育委員会に提出され、かつ、「10 受講料」に示す受講料の納付が確認されたとき、受講手続が完了したものとする。
- 提出期限等
ア 日時 令和5年10月11日(水曜日)必着
イ 提出先 <事務局>山口県教育庁教職員課人事企画班(山口県庁14階)
〒753-8501 山口市滝町1番1号 - 注意事項
受講辞退は、大学を通じて受講辞退願(様式8)が提出され、山口県教育委員会がその理由を正当と判断した場合に限り認める。
10 受講料
- 受講料
20,000円(講師旅費、会場使用料、資料代等として) - 納付方法等
山口県が示す納付書により、指定の金融機関において期日までに納付すること。
期日:令和5年10月4日(水曜日) - その他
納付された受講料は原則として返還しない。ただし、県教育委員会が特別の理由があると認めるときは、その全部または一部を返還することもある。
11 個人情報の取扱いについて
取得した個人情報については、目的の範囲内で利用することとし、目的以外では利用しない。ただし、エントリー書類に記載された事項のうち、教師力養成体験実習校及び授業体験校(受講者が教師力養成体験実習・演習を行う学校をいう。)への配置を決定するために必要な事項については、教師力向上プログラムと連携する市町教育委員会等へ情報を提供することがある。
12 その他
(1) 受講取り消し
教師力向上プログラム受講開始後、次に例示する場合など、教師力向上プログラムの理念に照らし、教師としての資質能力に課題があると思料される場合には、受講を取り消すことがある。
ア 教師力養成講座及び教師力養成体験実習・演習において遅刻、私事欠席、授業の不実施等があった場合
イ 報告書等の提出期限に遅れた場合、また、剽窃(ひょうせつ)行為があった場合
(2) 修了認定
教師力養成講座及び教師力養成体験実習・演習の全てについて、以下に定める修了判定基準を満たした場合に、教師力向上プログラムの修了を認定する。
- 教師力養成講座について
- 原則として、全てに参加していること。
- 良好な態度で受講していること。
- 受講レポートを全て提出し、その内容が講座を通して学んだこと等について十分に記載されていること。
- 教師力養成体験実習・演習について
- 規定の日数以上実施していること。
- 良好な態度で実習していること。
- 記録及び報告書を全て提出し、その内容が実習を通して学んだこと等について十分に記載されていること。
次に示す場合は修了を認定しない。
- 教師力向上プログラム受講期間中に、令和7年3月までに小学校、中学校教諭の普通免許状を取得できないことが明らかになった場合。
留意事項
※ 欠席・遅刻・早退について
- 教師力養成講座をやむを得ず欠席する場合は、速やかに事務局に連絡するとともに、別に示す様式及び必要書類を、大学窓口を通して事務局に提出すること。
- 教師力養成体験実習・演習を欠席する場合は、体験実習校及び授業体験校と相談の上、規定の日数以上の実施となるよう必要に応じて代替日を設定すること。
- やむを得ない遅刻・早退の扱いについては、欠席の場合に準ずる。
(3) 山口県公立学校教員採用候補者選考試験における特別選考の実施
教師力向上プログラムを修了した者は、令和7年度(令和6年度実施)山口県公立学校教員採用候補者選考試験において、山口県教師力向上プログラム修了者特別選考の対象者とする(ただし、当該教科の試験が実施されない場合は、翌年度以降に実施される最初の試験の山口県教師力向上プログラム修了者特別選考の対象者とする)。
様式一覧
様式番号 |
名称 |
ダウンロードファイル |
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様式1 |
志願書 |
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様式2 |
面接票 |
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様式3 |
推薦書 |
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様式4 |
被推薦者一覧表 |
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様式5 |
受験票 |
― |
様式6 |
合格通知書 |
― |
様式7 |
受講届 |
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様式8 |
受講辞退願 |