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環境技術研究室(病害虫防除所)
土壌環境グループ
業務内容
- 作物の生育・栄養診断に基づいた栽培管理技術の確立
- 作物の高品質・安定生産のための環境に配慮した施肥管理技術の確立
- 農耕地における適切な土壌管理対策
- 土壌有害物質のリスク管理技術の開発
- 農地土壌温室効果ガス算定基礎調査
- 有機質資源利用技術の開発
主な試験研究課題
課題名 |
研究期間 |
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土壌有害物質のモニタリング調査 |
昭和54年(1979年)から |
農地土壌炭素のモニタリング調査 |
平成25年(2013年)から |
有機物連用試験 |
昭和51年(1976年)から |
次世代型土壌ICTによる土壌管理効果可視化API開発と適正施肥の実証 |
令和5年(2023年)から |
土壌水分等のデータを採取する計測器をキャベツ畑に設置
農地土壌炭素のモニタリング調査
病害虫管理グループ
業務内容
- 県内産地で問題となる病害虫の生態解明と効果的防除対策の確立
- 環境に優しい防除技術(天敵や物理的防除など)の開発と実用化
- 新たに侵入・発生した病害虫に対応した防除対策の確立
- 新農薬の登録拡大と利用技術の開発
主な試験研究課題
課題名 |
研究期間 |
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ダイズ褐色輪紋病の防除体系の確立 |
令和3年(2021年)から 令和6年(2024年)まで |
県内の主要作物の新規病害虫薬剤の効果確認試験 |
昭和44年(1969年)から |
大規模栽培に対応したイチゴの総合防除 |
令和4年(2022年)から |
AIを用いた主要害虫の長期予測と防除システムの構築 |
令和4年(2022年)から 令和7年(2025年)まで |
ダイズ褐色輪紋病の病徴(葉)
ドローンによる薬剤散布試験の様子
発生予察グループ
業務内容
- 病害虫発生状況調査
主な病害虫の発生生態と防除対策
病害虫の発生と防除適期予測、トラップ調査結果
- 病害虫発生予察情報の作成及び提供(ホームページへの登録、メールサービスの送信)
山口県病害虫防除所のホームページはこちら
主要病害虫の発生予想を定期的に発表するもの |
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病害虫の多発が予想され、早めに防除対策が必要となる場合に発表 |
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病害虫の大発生が予想され、早急な防除対策が必要となる場合に発表 |
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新規病害虫の発生や、生態及び発生消長が特異な場合に発表 |
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注意報ほどではないが、平年より発生が多く注意が必要な場合に発表 |
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その他 |
中旬の調査結果の速報を「発生現況」、月毎の発生状況を「月報」として提供 |
- 侵入警戒病害虫の調査
侵入警戒病害虫情報 - 病害虫の診断、農薬に対する耐性菌・抵抗性害虫の検定
- 病害虫の防除対策、総合的病害虫管理(IPM)技術の推進
山口県農作物病害虫・雑草防除指導基準 - 農薬による危被害防止対策の推進、安全な農作物生産のための農薬使用基準遵守指導
農薬情報・危被害防止マニュアル - 農薬の適正販売・管理指導および無登録農薬の取締
予察灯(光に集まる害虫の調査)
水稲の病害虫調査