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やまぐち森林づくり推進協議会・平成24年度開催状況
平成24年度やまぐち森林づくり推進協議会の開催
山口県では、荒廃が深刻化している森林を適正に維持・管理し、県民共有の財産として次世代に引き継いでいくため、森林の整備を目的とした「やまぐち森林づくり県民税」を平成17年度に導入しました。
この森林づくり県民税関連事業の実施などに当たっては、県民の皆様のご意見を反映するため、学識経験者や公募委員などで構成される「やまぐち森林づくり推進協議会」のご意見をお聞きしながら進めています。
第1回協議会の開催内容
1 日時
平成24年7月25日(水曜日) 午前10時00分から午前11時30分まで
2 場所
山口県庁4階 共用第5会議室
3 概要
(1) これまでの取り組みについて
やまぐち森林づくり県民税関連事業の平成22・23年度の取り組みについて報告しました。
(2) 平成24年度事業実施計画について
各事業の実施計画について説明し、計画どおり進めることで了解を得ました。
(委員の主な意見)
県民税関連事業の事業計画(ハード関係)について
- 公益森林整備事業で行う間伐も重要であるが、これからは間伐材の利用促進も考えるべきではないか。
- 荒廃した竹林の整備を進めるため、さらなる竹の利活用を考えるべきではないか。
- 県民税関連事業をこれまで7年間にわたり実施してきた中で、明らかとなった課題は何か。
県民税関連事業の事業計画(ソフト関係)について
森林づくり活動支援事業について、地域バランスよく応募されており、よく周知されている。
第2回協議会の開催内容
1 日時
平成24年11月8日(木曜日) 午前10時00分から午前11時30分まで
2 場所
山口県庁4階 共用第5会議室
3 概要
(1) 平成23年度やまぐち森林づくり県民税関連事業実績報告について
平成23年度事業実績及び税収額を報告し、剰余金5,413,649円については、平成25年度当初予算に加算することで了解を得ました。
(2) やまぐち森林づくり県民税関連事業の見直しについて
市町が自主・主体的に実施できる制度を創設することについて説明し、原案どおり進めることで了解を得ました。
(委員の主な意見)
平成23年度やまぐち森林づくり県民税関連事業実績報告について
- 耕作放棄地において伐竹された事業地は、その後どのような使われ方がされていくのか。
- 事業を進めて行くうえで税収が重要であるが、税収が増加した主な要因と今後の見通しは。
- 広報誌だけでは周知しにくいので、各市町のイベントや祭りなどでPRをしてはどうか。
- 若い人を対象にスマホを利用した周知方法を検討してはどうか。
やまぐち森林づくり県民税関連事業の見直しについて
- 身近なことは自らの手で実施することに賛成。
- 県民税事業をより効率的に活用するために、市町と県が連携していくことには歓迎するが、具体的な実施に向けた課題もあるため、今後、市町との協議の場を設けて欲しい。
- 市町におけるソフト事業の実施に当たっては、これまで県が育ててきたボランティア団体等の活用も図って欲しい。
平成24年度第2回やまぐち森林づくり推進協議会資料(PDF:4.35MB)
第3回協議会の開催内容
1 日時
平成25年3月21日(木曜日) 午前10時00分から午前11時30分まで
2 場所
山口県庁4階 共用第5会議室
3 概要
(1) 平成24年度実施事業の取り組み状況について
平成24年度実施事業の取り組み状況について報告しました。
(2) 平成25年度事業計画について
計画どおり進めることで了解を得ました。
(委員の主な意見)
平成24年度実施事業の取り組み状況について
- 整備された竹繁茂防止緊急対策事業地を見て、所有者や地元住民の方は喜んでいると思うが、できる限り多くの人に理解して頂くことが大切である。
- 竹繁茂防止緊急対策事業について、再生竹の除去など、その後の管理を実施してくれる方を優先するなどして、事業量を拡大してはどうか。
平成25年度事業計画について
- 目に付きやすい県民税事業地には、看板の設置が必要ではないか。また、設置にあたり、地元自治会やボランティア団体などと協働したら、効果もあがるのではないか。
- 繁茂竹林を全伐するのではなく、美しい竹林として整備する新しい市町提案事業に期待している。
- 県民税事業は、これまで県が主体的に取り組んできたが、今後、市町や各地域の住民が自主的に取り組むよう進めて行くことが課題となる。