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公安委員会の開催概要(令和6年3月27日)

ページ番号:0257042 更新日:2024年3月12日更新

​審議概要

 本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、情報通信部長及び首席監察官同席の上、下記の報告を受けた。

令和6年春の全国交通安全運動の実施

 交通部長から、「4月6日から4月15日までの10日間、春の全国交通安全運動を実施する。出発式は、4月5日午前9時から県政資料館前で開催し、約150人の参加を予定している。出発式では、県知事による『自転車条例制定メッセージ』の読み上げ、幼稚園児による自転車安全利用啓発ダンス『ぼくらは自転車ライダー』が披露される。
 運動の重点であるが、全国統一の重点として『こどもが安全に通行できる道路交通環境の確保と安全な横断方法の実践』『歩行者優先意識の徹底と“思いやり・ゆずり合い”運転の励行』『自転車・電動キックボード等利用時の乗車用ヘルメットの着用と交通ルールの遵守』、県独自の重点として『高齢運転者の交通事故防止』の4つを設定している。
 それぞれの重点に合わせて県下統一行動日を設けており、4月10日を『交通事故死ゼロを目指す日』、運動最終日の4月15日を『通学路における全国一斉街頭指導日』としている。
 期間中の主な取組であるが、3つの基本方針『重点に指向した施策の推進』『地域住民が主体となる交通安全活動の推進』『警察の総合力の発揮』に則り、各警察署等で統一行動日に応じた交通キャンペーンや新入学児童に対する参加・体験・実践型の交通安全教室、少年セーフティリーダーズと連携した自転車ヘルメット着用促進に向けた街頭指導など、137の行事を計画している。
 令和5年中における交通事故の分析状況であるが、中学生以下のこども被害の交通事故では、歩行中におけるこどもの負傷者数のうち約6割が登下校中であった。また、歩行中の交通事故では、歩行中死傷者数のうち約4割が横断歩道横断中に被害に遭っていた。更に、自転車乗車中の交通事故では、自転車乗車中における死傷者数のうち約8割がヘルメット非着用という状況であった。
 特に4月は交通環境に不慣れな新入学児童等が通学を始める時期であり、交通事故の分析状況を踏まえ、効果的・効率的な取組を推進していく。また、安全運動の最大の目的である県民総ぐるみの取組となるよう自治体、関係機関、団体等と連携して交通安全意識を高めていく。」旨の説明があった。
 大田委員から、「出発式にはメディアも来ると思うので、しっかりとアピールをしていただきたい。4月は新入生や新生活を始める人など、交通事情に不慣れな人が増えるので、十分な注意喚起をお願いする。」旨の発言があった。
 今村委員から、「自転車のルールや罰則について、多くの方に分かりやすく周知していただきたい。」旨の発言があった。
 弘永委員長から、「高齢者の交通事故防止について、高齢ドライバーだけでなく高齢歩行者に対する交通安全教育も必要と感じている。病院等の機関を通じて周知するのはどうか。」旨の発言があり、交通部長から、「病院や社会福祉協議会、高齢者が集まるサロンの場をお借りして講習等を行っている。また、交通部門と生活安全部門が連携し、地域のボランティアの力もお借りしながら戸別訪問を実施している。」旨の説明があった。

決裁・報告

 課長等から下記のとおり説明を受け、決裁を行うなどした。

決裁概要

  1. 運転免許の行政処分
    運転管理課長から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞への出席者2人からの聴取結果について報告を受けるとともに、処分理由等の説明を受けた後、審査の上で処分を決定した。欠席者16人については、運転管理課長から処分理由等の説明を受けた後、審査の上で処分を決定し、他1人については、再呼出しとした。
  2. 審査請求に係る弁明書の作成
    運転管理課長から、3月13日に受理の報告を受けた審査請求について、弁明書を決定し、審査請求人に対する弁明書の送付及び反論書の提出要求について説明を受け、決裁した。
  3. 次回開催する意見の聴取・聴聞の主宰者指名
    ​運転管理課長から、4月10日に開催する意見の聴取・聴聞における主宰者の指名について説明を受け、決裁した。
  4. 山口県公安委員会が取り扱う公文書の管理に関する規程の制定
    ​公安委員会会務官から、山口県公文書等管理条例の施行に伴い、山口県公安委員会が取り扱う公文書の管理に関する規程を整備する旨の説明を受け、決裁した。
  5. 山口県公安委員会が取り扱う公文書の管理に関する規程の制定に伴う関係内規の一部改正
    ​公安委員会会務官から、山口県公安委員会が取り扱う公文書の管理に関する規程の制定に伴い、関係内規を改正する旨の説明を受け、決裁した。
  6. 公安委員会宛て文書への対応方針
    ​公安委員会会務官から、公安委員会宛てになされた文書について対応方針の説明を受け、決裁した。
  7. 苦情の申出の受理
    ​公安委員会会務官から、公安委員会宛てになされた苦情の申出について要旨の説明を受け、決裁した。
  8. 審査請求の審理
    地域運用課長から、令和4年10月5日に受理の報告を受けた審査請求について、交通指導課長から、令和4年10月5日及び令和4年11月16日に受理の報告を受けた審査請求について、捜査第二課長から、令和4年11月16日に受理の報告を受けた審査請求について、それぞれ審理経過の説明を受け、裁決書を決裁した。
  9. 業務委託契約の締結
    ​組織犯罪対策課長から、令和6年度における不当要求防止責任者講習の業務委託契約について説明を受け、決裁した。
  10. 警察職員の派遣に係る援助要求
    ​生活安全企画課長から、石川県公安委員会からの令和6年能登半島地震に伴う部隊派遣に係る援助要求に関し、派遣期間等の説明を受け、決裁した。

報告概要

  1. 山口県公安委員会事務の専決状況
    運転管理課長から、2月中の運転管理課関係の山口県公安委員会事務の専決状況について、運転免許課長から、2月中の運転免許課関係の山口県公安委員会事務の専決状況について、交通指導課長から、2月中の交通指導課関係の山口県公安委員会事務の専決状況について、交通規制課長から、2月中の交通規制課関係の山口県公安委員会事務の専決状況について、生活安全企画課長から、2月中の生活安全企画課関係の山口県公安委員会事務の専決状況について、それぞれ報告を受けた。
  2. 2月県議会定例会の開催状況
    総務課長から、令和6年2月山口県議会定例会における警察関係の議案や質問・答弁の状況について報告を受けた。
  3. 「山口交通安全メッセージ」の公開
    交通企画課長から、交通安全に関する県民の意識高揚を図るため、データ可視化ツールを用いた「山口交通安全メッセージ」を県警ホームページに公開する旨の説明を受けた。
  4. 監察関係業務報告
    監察官から、令和6年度における監察実施計画について報告を受けた。

協議

 今後の公安委員会における運営について協議した。

 

(編集 総務課)