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公安委員会の開催概要(令和4年12月14日)

ページ番号:0198789 更新日:2023年3月13日更新

​審議概要

 本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、警備部長、情報通信部長、首席監察官及び交通企画課長同席の上、下記の報告を受けた。

県警記者クラブ所属記者による警察学校体験入校

 警務部長から、「体験入校は、平成19年度に開始し、本年度は3年ぶり11回目の実施となる。実施したのは、11月21日から22日までの1泊2日である。この施策には、2つの目的があり、その1つは、警察官のたまごである学生の姿を県民に広く知ってもらい警察活動に対する理解と協力を得ること、もう1つは、警察学校は、警察職員になるための入口となる所であり、警察職員を志望する人の関心が一番高く、警察学校でどのような生活をしているか広報することで、警察職員になりたいと思っている人を増やすことである。入校記者は、県警記者クラブに所属する朝日新聞と読売新聞の記者2人である。体験内容は、寮生活、授業、そして、初任科生との座談会等である。体験後、記者からは、『警察官の技術と心構えを感じることができた』などの感想が聞かれた。
 なお、体験状況は、記者レポートがそれぞれの新聞に掲載された。この施策は、高い広報効果が見込めることから、来年度以降も継続実施していくこととしている。」旨の説明があった。
 弘永委員から、「非常におもしろく、意義のある取組だと思う。ただ、参加者が2人というのはちょっと寂しい気もする。県警記者クラブの加盟は何社あるのか。」旨の発言があり、警務部長から、「新聞社6、通信社2、テレビ局5である。幅広くお声掛けしており、通常はもう少し多く参加があるが、今回は、各社の事情で参加者が少なかった。今後も継続実施の予定であり、多くの人に参加してもらえるよう調整していきたい。」旨の説明があった。
 今村委員長から、「こうした活動も、より優秀な警察官を募集する上で、重要な役割の一つだと思う。また、組織のモチベーションを上げるのにも良いと思うので、継続してもらいたい。」旨の発言があった。​

北朝鮮拉致問題の現状と警察の取組

​ 警備部長から、「今年は、最初の日朝首脳会談から20年の節目の年に当たり、拉致被害者やその御家族などの高齢化が進む中、拉致問題の解決に向けたさまざまな取組が求められる。北朝鮮による拉致をめぐっては、拉致容疑事案として警察では13件19人(政府認定は12件17人)を把握し、拉致に関与した北朝鮮工作員等11人の逮捕状を取得し国際手配している。また、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明者として御家族等の同意が得られた方々は全国に452人(12月14日現在)おられ、県内では11人の方々について県警のホームページやポスターで公開の上、捜査・調査を進めている。
 県警においては、県内外における関係者への聴取や各種照会、DNA型鑑定資料の採取、警察庁、他府県警察との情報共有を図るなどして捜査・調査を進めているところである。
また、北朝鮮人権侵害問題啓発週間(毎年12月10日から12月16日までの間)においては、県警が作成したポスター掲示、チラシの配布、拉致問題への取組に対する部内教養等を実施することとしている。」旨の説明があった。
 弘永委員から、「当県だけではやれることも限られる。警察庁や他府県警と連携しながら進めていると思うが、難しい問題なのでよろしくお願いする。1つ質問だが、今は人権侵害問題啓発週間だが、どのような広報をしているのか。」旨の発言があり、警備部長から、「関係機関におけるポスター掲示やFМラジオを活用した広報などを行っており、引き続き県民への周知に向けた働きかけを行っていきたい。」旨の説明があった。
 今村委員長から、「拉致問題に関する部内教養とはどのようなことをしているのか。」旨の発言があり、警備部長から、「新規採用者はもちろんのこと、現職員に対しても、拉致を風化させないためにこの問題に関する教養を行っており、今後も継続的に教養していく。」旨の説明があった。​

決裁・報告

 課長等から下記のとおり説明を受け、決裁を行うなどした。

決裁概要

  1. ​苦情の申出の受理(2件)
    公安委員会会務官から、公安委員会宛てになされた2件の苦情の申出について、それぞれ要旨の説明を受け、苦情として受理した。
  2. 苦情の申出に対する調査結果及び回答
    人事統括官から、11月9日に受理した公安委員会宛ての苦情の申出について、調査結果の説明を受け、回答文を決定した。
  3. 審査請求に係る山口県情報公開審査会への諮問(4件) 
    警察県民課長から、10月5日に受理した4件の審査請求について、山口県情報公開審査会に諮問する旨の説明を受け、了諾した。
  4. 公文書開示請求への対応
    会計監査官から、9月21日に警察本部長が受理した公文書開示請求について、対応方針の説明を受け、決裁した。
  5. 審査請求人からの提出物件の閲覧請求等への対応方針
    交通規制課長から、4月21日付けで公安委員会が行った処分についてなされた 審査請求に関して、関係書類の閲覧等の請求があった旨報告を受け、対応方針を決定した。
  6. 警察職員の派遣に係る援助要求
    警備課長から、福井県公安委員会からの原子力施設の警戒警備に伴う援助要求に関し、派遣期間等の説明を受け、了諾した。​

報告概要

  1. 令和4年度上半期の会計監査実施結果
    会計監査官から、令和4年度上半期における会計監査の実施結果について報告を受けた。
  2. 山口県公安委員会事務の専決状況
    交通規制課長から、11月中の交通規制課関係の山口県公安委員会事務の専決状況について、交通指導課長から、11月中の交通指導課関係の山口県公安委員会事務の専決状況について、警備課長から、11月中の警備課関係の山口県公安委員会事務の専決状況について、それぞれ報告を受けた
  3. 刑事企画課関係業務報告
    刑事企画課長から、刑事企画課関係の業務状況について報告を受けた。​

協議

  1. ​今後の公安委員会における運営について協議した。
  2. 大田委員は欠席したため、不在時に進められた議題等については、公安委員会会務官等から別途説明を受けた。

 

 

(編集 総務課)