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公安委員会の開催概要(令和4年8月10日)

ページ番号:0175383 更新日:2022年9月22日更新

​審議概要

 本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、情報通信部長及び首席監察官同席の上、下記の報告を受けた。

第26回参議院議員通常選挙選挙違反取締本部の解散

​   刑事部長から、「6月16日に警察本部及び県下各警察署に設置した選挙違反取締本部は、8月9日に解散した。違反取締りでは、60代男性を法定外文書頒布・事前運動違反で8月5日に任意送致した。他方、警告件数は14件(文書掲示が11件、文書頒布が3件)で、前回の参議院選に比べて9件増加した。来年には統一地方選が予定されているが、公平・中正な選挙の実現に向けて取組んでいくこととしている。」旨の説明があった。​

「横断歩道ハンドサイン運動」オープニングイベントの開催

   交通部長から、「このイベントは、信号機のない横断歩道における歩行者と運転者のハンドサインを周知徹底し、交通事故防止に役立てようとするもので、夏の交通安全県民運動の初日である7月11日に山口県交通安全学習館において実施した。
   内容は、交通企画課が自主制作したYouTube動画の視聴、地元幼稚園児参加による交通安全教室、白バイ、パトカー等による車両部隊出発式である。
   そのほか、県下全警察署においては、モデル横断歩道等における交通街頭キャンペーンや横断歩行者妨害取締りなどに取り組んだ。
   なお、オープニングイベントは、テレビや新聞で報道されたほか、NHKで本運動の特集が組まれるなど大きな反響を呼んだ。今後は、この運動の定着に向けて、KRYアナウンサーを起用した啓発ポスターの作成やJA共済連山口協賛によるテレビCMの作成などによって継続的な取組を推進していくこととしている。また、「横断歩道まもロード作戦」と連携し、県下一斉日を設定して、「モデル横断歩道(県下55箇所)における街頭活動」を強化していく。
   最後に、8月に入って横断歩道を歩行中の歩行者が車にはねられる重傷事故が2件発生した。ドライバーには、まだまだ横断歩道を渡る歩行者の優先意識が低いようであり、取締りと合わせて広報啓発活動を推進していくこととする。」旨の説明があった。
   弘田委員長から、「交通企画課が制作したYouTube動画はどこで見られるのか。」旨の発言があり、交通部長から、「県警のホームページからいつでも閲覧ができるようになっている。また、現在、JA共済連との協賛によるテレビCMを制作中であり、秋には新しいバージョンがテレビ放送されるようになる。」旨の説明があった。​

令和4年上半期における各種テロ対策の推進状況

   警備部長から、「水際対策であるが、港湾関係者と情報伝達訓練を複数回実施して、有事の際の連絡体制を確認した。また、国際海空港においては、適時適切な職務質問を実施している。次に、爆発物原料対策であるが、爆発物の原料となり得る化学物質等を扱う事業者に対しては、訪問頻度を定めて、管理者対策を推進中である。そのほか、テロ対策に関係する事業者に対しても各種対策を講じ、100パーセント以上の実施率を達成した。今後の新規取組としては、テロ対策パートナーシップ会員の加入拡大や不審購入者来店時の対応要領動画(YouTube動画)を活用した広報を実施するほか、警察本部主導により警察署に対する訓練を活性化させていくこととしている。」旨の説明があった。
   弘永委員から、「テロを防止する上で、事業者対策は重要なことであるが、過去に発生したテロを教訓とすれば、近隣住民の情報を吸い上げることも大切だと思う。」旨の発言があり、警備部長から、「委員の指摘されたことが、テロ対策の肝だと考えている。しっかり広報して、テロを許さない社会づくりに努めていく。加えて、不審者情報を吸い上げて、ローンウルフ対策を講じていきたい。」旨の説明があった。​

決裁・報告

 課長等から下記のとおり説明を受け、決裁を行うなどした。

決裁概要

  1. 運転免許の行政処分
    運転管理課長から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞への出席者2人からの聴取結果について報告を受けるとともに、処分理由等の説明を受けた後、審査の上で処分を決定した。欠席者15人のうち11人については、運転管理課長から処分理由等の説明を受けた後、審査の上で処分を決定し、4人については、再呼出しとした。
  2. 意見の聴取・聴聞の主宰者指名
    運転管理課長から、8月24日に開催する意見の聴取・聴聞における主宰者の指名について説明を受け、決裁した。
  3. 個人情報開示請求の受理及び決定期間の延長
    公安委員会会務官から、公安委員会に対する山口県個人情報保護条例に基づく個人情報開示請求を受理した旨の説明を受け、了諾するとともに、開示決定の期間延長について説明を受け、決裁した。
  4. 苦情の申出の受理
    公安委員会会務官から、公安委員会宛てになされた苦情の申出について要旨の説明を受け、苦情として受理した。
  5. 苦情の申出に対する調査結果及び回答
    地域企画課長から、7月13日に受理した公安委員会宛ての苦情について、調査結果の説明を受け、回答文を決定した。
  6. 審査請求の受理及び弁明書の提出要求(3件)
    警察県民課長から、7月11日付けで警察本部長が行った処分3件について審査請求を受理した旨の説明を受け、了諾するとともに処分理由の説明を受け、弁明書の提出要求について決裁した。
  7. 審査請求に係る弁明書の作成、送付及び反論書の提出要求(2件)
    警察県民課長から、7月13日に受理の報告を受けた審査請求2件について、弁明書を決定した。また、審査請求人に対する弁明書の送付及び反論書の提出要求について説明を受け、了諾した。
  8. 審査請求に係る弁明書の送付及び反論書の提出要求(2件)
    警察県民課長から、7月13日に受理の報告を受けた審査請求2件について、審査請求人に対する弁明書の送付及び反論書の提出要求について説明を受け、決裁した。
  9. 審査請求に係る山口県情報公開審査会への諮問
    警察県民課長から、6月8日に受理の報告を受けた審査請求について山口県情報公開審査会に諮問する旨の説明を受け、了諾した。
  10. 審査請求の審理
    交通規制課長から、4月6日に受理の報告を受けた審査請求について、審理経過の説明を受け、裁決書を決定した。
  11. デマンド交通に関する公示等
    交通規制課長から、乗合自動車の停留所における駐停車の合意について報告を受け、決裁した。
  12. 自動車運転代行業者に対する営業停止命令
    交通企画課長から、営業停止対象業者の行政処分歴等の説明を受け、決裁した。
  13. 警察職員の派遣に係る援助要求
    公安課次長から、高知県公安委員会からの教育研究全国集会開催に伴う警備の援助要求に関し、派遣期間等の説明を受け、了諾した。
  14. 管区内公安委員会連絡会議における発表資料の作成
    企画室長から、10月に開催が予定されている管区内公安委員会連絡会議に向けて作成した発表資料について説明を受け、決裁した。​

報告概要

  1. 業務報告
    本部長から、業務状況について報告を受けた。
  2. シャチの科学調査に使用するクロスボウの所持許可
    生活安全企画課長から、シャチの科学調査に使用するクロスボウの所持許可について報告を受けた。
  3. 山口県知事が許可する住居集合地域における麻酔銃猟の実施結果
    生活安全企画課長から、山口県知事が許可する住居集合地域における麻酔銃猟の実施結果について報告を受けた。
  4. ストーカー規制法に基づく禁止命令等の実施状況
    人身安全対策課長から、7月中のストーカー規制法に基づく禁止命令等の実施状況について報告を受けた。
  5. 山口県公安委員会事務の専決状況
    交通企画課長から、7月中の交通企画課関係の山口県公安委員会事務の専決状況について、交通指導課長から、7月中の交通指導課関係の山口県公安委員会事務の専決状況について、警備課長から、7月中の警備課関係の山口県公安委員会事務の専決状況について、それぞれ報告を受けた。
  6. 「山口県交通安全フォトコンテスト2022」の審査
    交通企画課長から、山口県交通安全フォトコンテストの審査方法等について説明を受けた。
  7. 自転車安全アドバイザーへの委嘱状交付
    交通企画課長から、自転車安全アドバイザーに委嘱状を交付した旨の報告を受けた。
  8. 監察関係業務報告
    監察官室長から、山口県警察における内部公益通報処理要綱の改正、国家賠償等請求控訴事件及び7月中の警察本部宛てになされた苦情の処理状況並びに7月中の非違事案について報告を受けた。​

協議

​​ 今後の公安委員会における運営について協議した。

 

(編集 総務課)