ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
山口県公安委員会 > 公安委員会の開催概要(令和4年3月23日)

本文

公安委員会の開催概要(令和4年3月23日)

ページ番号:0152095 更新日:2022年4月25日更新

審議概要

 本部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、情報通信部長、首席監察官及び警務課長同席の上、下記の報告を受けた。

直轄警察犬ウルマ号の配置・育成状況

 刑事部長から、「令和2年7月に直轄警察犬が引退したことに伴い、その後任として令和3年6月に新規直轄犬ウルマ号を配置した。本年4月からの活用開始に向け、地域捜索犬として育成しており、山野における行方不明者及び犯罪捜査における逃走被疑者の捜索に活用することとしている。」旨の報告があった。
 今村委員から、「全国で直轄警察犬を運用している警察は、どれくらいあるのか。また、直轄警察犬の運用については、今後、更なる発展や拡充等の考えがあるのか。」旨の発言があり、刑事部長から、「全国では27都道府県において直轄警察犬を運用しており、嘱託警察犬だけで運用している県もある。現場の中には危険な場所もあり、民間の方にそういった現場に立ち入ってもらうことは危険が伴うことから、直轄警察犬の運用は極めて有効であると考えている。また、捜索専門の犬を現場に投入することで行方不明者の家族等が安心されるなど、直轄警察犬の運用は計り知れない効果がある。」旨の説明があった。
 弘永委員から、「当県に嘱託警察犬は何頭いるのか。嘱託警察犬は急な出動要請にも対応できるのか。また、直轄警察犬と比べて捜索能力等は違うのか。」旨の発言があり、刑事部長から、「県下の嘱託警察犬は30頭である。訓練士には、県警からの要請に応じて嘱託警察犬を出動してもらっている。嘱託警察犬の能力は、直轄警察犬と遜色なく優秀である。」旨の説明があった。
 弘田委員長から、「ICT機器の有効活用が求められる中、行方不明者の捜索等にドローンを導入することができるよう、専門の操縦技術を持った警察官の育成にも目を向けてもらいたい。」旨の発言があった。

令和4年春の全国交通安全運動の実施

 交通部長から、「4月6日から15日までの10日間、春の全国交通安全運動が実施される。運動の重点は、
  〇 子供をはじめとする歩行者の安全確保
  〇 歩行者保護や飲酒運転根絶等の安全運転意識の向上
  〇 自転車の交通ルール遵守の徹底と安全確保
  〇 横断歩道における歩行者優先の徹底(県重点)
である。期間中の主な取組は、
  〇 横断歩行者妨害取締り強化期間の指定
  〇 本部員による交通指導取締りの実施
  〇 統一行動日等における各種キャンペーンの実施
などがある。
 それに加えて、4月15日には、県下一斉の
  〇 横断歩道まもロード作戦
を実施し、通学路等における交通指導取締りを実施する。」旨の報告があった。
 弘田委員長から、「交通安全運動の目的は、交通死亡事故の抑止である。期間中、交通事故防止の機運が高まるよう各種施策に取り組んでもらいたい。」旨の発言があった。

その他の決裁・報告

 課長等から下記のとおり説明を受け、決裁を行うなどした。

決裁概要

  1. 運転免許の行政処分
    運転管理課長から、運転免許の行政処分に係る意見の聴取・聴聞への出席者2人からの聴取結果について報告を受けるとともに、処分理由等の説明を受けた後、審査の上で処分を決定した。欠席者7人については、運転管理課長から処分理由等の説明を受けた後、審査の上で処分を決定した。
  2. 意見の聴取・聴聞の主宰者指名
    運転管理課長から、4月6日に開催する意見の聴取・聴聞における主宰者の指名について説明を受け、決裁した。
  3. 弁護士照会への対応方針
    公安委員会会務官から、愛知県弁護士会からの照会について概要の説明を受け、回答を決定した。
  4. 業務委託契約の締結
    組織犯罪対策課長から、不当要求防止責任者講習の業務委託契約の締結について説明を受け、決裁した。
  5. 山口県公安委員会規則等の一部改正
    企画室長から、身分証や資格試験のために提出を求める写真サイズの見直しを内容とする山口県公安委員会規則等の一部改正について説明を受け、決裁した。
  6. 山口県道路交通規則の一部改正
    交通規制課長から、道路交通法施行令第22条第3号ハの公安委員会が道路又は交通の状況により支障がないと認めて定める自動車が通行することができる路線及び区間として宇部市及び山陽小野田市の6路線6区間を追加することを内容とする山口県道路交通規則の一部改正について説明を受け、決裁した。
  7. 死因・身元調査法に基づき解剖の実施を委託する大学法人の認定
    検視官室長から、死因・身元調査法第6条第3項に基づく国立大学法人等への解剖の実施の委託について説明を受け、学校法人産業医科大学が国家公安委員会告示で定める基準に該当することを認定した。

報告概要

  1. 山口県公安委員会事務の専決状況
    運転管理課長から、2月中の運転管理課関係の山口県公安委員会事務の専決状況について、公安委員会会務官から、生活安全企画課関係及び運転免許課関係の山口県公安委員会事務の専決状況について報告を受けた。
  2. 人事関係業務報告
    人事統括官から、令和3年度中の適正評価の実施状況について報告を受けた。
  3. 警察学校合同入校式の実施
    警察学校副校長から、4月7日に初任科第192期、初任科第193期及び一般職員初任科第31期の合同入校式を実施予定である旨の報告を受けた。
  4. 監察関係業務報告
    監察官室長から、国家賠償請求事件について報告を受けた。
  5. 令和4年2月山口県議会定例会の開催状況
    総務課次長から、令和4年2月山口県議会定例会における警察関係の質問状況及び答弁状況について報告を受けた。

協議

 今後の公安委員会における運営について協議した。

(編集 総務課)