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イチゴのアブラムシ類とアザミウマ類の発生が増加しており、注意が必要です(技術資料)
1 概要
山口県農林総合技術センター(山口県病害虫防除所)は、イチゴの重要害虫であ るアブラムシ類とアザミウマ類の技術資料を発表します。
技術資料第2号 イチゴのアブラムシ類とアザミウマ類の発生状況と防除対策について (PDF:849KB)
1月下旬のイチゴほ場の巡回調査では、アブラムシ類、アザミウマ類ともに発生が 過去 10 年で最も多く、今後、これらの害虫類による被害の発生が懸念されます。そのため、ほ場をよく観察し、発生を認めた場合は防除を徹底するよう呼びかけます。
情報は山口県農林総合技術センター(山口県病害虫防除所)のホームページ (https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/122/22321.html)で提供しています。
2 問い合わせ先
山口県農林総合技術センター 農林業技術部 環境技術研究室(山口県病害虫防除所) 担当 中川、溝部 (Tel 0835-28-1211:代表)
<参考>
○アブラムシ類とは?
成虫の体長は1mm 程度で、若い葉や新芽に群がって吸汁・加害し、葉を黄変・萎縮させ、生育を著しく阻害する。排泄物(甘露)にはすす病が発生し、商品価値を 低下させる。通常は雌だけで子どもを生む単為生殖を行うため、短期間で急激に密 度が高まる。
○アザミウマ類とは?
成虫の体長は2mm 程度で、主に花の中や新葉に生息する。成虫及び幼虫が花や幼果の表面を吸汁加害することで、果実の表面が褐変する。
イチゴの花蕾に寄生するアブラムシ類 イチゴの花に寄生するアザミウマ