障害者(児)福祉の手引/ 6 医療・資金の貸付・年金・各種手当制度/年金制度・共済制度

〔制度・事業名等〕　年金制度・共済制度

国民年金（障害基礎年金）の支給

（1）対象者

　次のすべてに該当する身体障害、知的障害及び精神障害のある方に支給されます。
　ア　20歳前、国民年金の被保険者期間中（20歳以上60歳未満）、又は60歳以上65歳未満で日本国内に住んでいる間に、障害の原因となった病気やけがの初診日がある者
　イ　障害の程度が、障害等級表の1級又は2級に該当する者
　ウ　保険料の納付要件を満たしている者（20歳前の年金制度に加入していない期間に初診日がある場合は、納付要件は不要）

（2）年金額（令和6年度年金額）

　1級：年額1,020,000円(昭和31年4月1日以前に生まれた方は、年額1,017,125円)
　2級：年額  816,000円(昭和31年4月1日以前に生まれた方は、年額813,700円)

（3）利用窓口

　市町国民年金担当課又は日本年金機構年金事務所
　＊年金と身体障害者手帳は別個の制度であり、国民年金の「1級」「2級」は身体障害者手帳の「1級」「2級」に連動していません。

県内の年金事務所と街角の年金相談センター

※電話は、自動音声でご案内します

心身障害者扶養共済

（1）対象者

　身体障害（身体障害者手帳1～3級）、知的障害、精神または身体に永続的な障害のある方の保護者（父母、配偶者、兄弟姉妹、祖父母、その他の親族等）で次の要件を満たしている方。
　ア　山口県内に在住していること。
　イ　年齢が65歳未満であること。
　ウ　特別な病気がないこと。

（2）利用窓口

　市町障害福祉担当課
　＊問合せ先：山口県障害者支援課（在宅福祉推進班　Tel 083-933-2764）

（3）サービス・制度の概要

　心身障害児（者）の保護者が毎月一定の掛金（保険料）を納入することにより、保護者の死後（または重度障害となった場合）、障害者に終身一定額の年金が支給されます。

支給額

　1口につき毎月2万円（2口まで加入できます）
　＊加入者生存中に障害者が死亡した場合は、加入期間に応じ弔慰金（5万～25万円）を支給

掛金

　加入するときの年齢により異なります。
　＊1口当たりの月額（令和6年4月1日現在）

• 35歳未満・・・・9,300円
• 35歳～39歳・・11,400円
• 40歳～44歳・・14,300円
• 45歳～49歳・・17,300円
• 50歳～54歳・・18,800円
• 55歳～59歳・・20,700円
• 60歳～64歳・・23,300円

　＊1口目のみ、減免制度があります。（生活保護受給世帯は掛金の全額、市町民税非課税世帯は掛金の半額）

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