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ダニが媒介する感染症が増えています

ページ番号:0211379 更新日:2023年6月5日更新

ダニが媒介する感染症が増えています

ダニが媒介する感染症の中でも、山口県では主に重症熱性血小板減少症候群(SFTS)と日本紅斑熱が報告されています。
今年は特に重症熱性血小板減少症候群(SFTS)と日本紅斑熱の発生が続いており、春から秋にかけてダニの活動が活発になることから、ダニに咬まれる危険性が高まり、今後も発生が増加することが心配されます

これらの感染症にかからないためには、ダニに咬まれないことが重要です。
ダニが生息する山林、草地、公園、住宅地の庭などに入る場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴下・靴、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻くなど、なるべく肌を露出しないようにしましょう。

ダニに咬まれた後に、発熱などの症状があった場合には、医療機関を受診してください。

山口県内における重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者報告数

SFTS

山口県内における日本紅斑熱患者の報告数について

日本紅斑熱

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは

病原体はSFTSウイルスで、媒介するダニはマダニ類です。
SFTSウイルスを持っているマダニ類に咬まれることにより、感染します。
症状の多くは、発熱、消化器症状(食欲不振、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)です。

日本紅斑熱とは

病原体はリケッチア・ジャポニカで、媒介するダニはマダニ類です。
リケッチア・ジャポニカを持っているダニに咬まれることにより感染します。
症状の多くは、頭痛、発熱、倦怠感を伴います。
発熱、発疹、刺し口が主要三徴候であり、ほとんどの症例にみられます。​​

感染予防

ダニに咬まれないことが重要です。

マダニ類は山林、草地、荒地に生息している他、公園、住宅地の庭などにもダニがいることがありますので、剪定や草取り等の際にも注意が必要です。

 

<ダニに咬まれないためのポイント>

  • 肌の露出を少なくする(長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴下・靴の着用等)
  • 屋外活動後はダニに咬まれていないか確認し、帰宅後すぐに服を着替えたり、体をシャワーで洗い流す
  • 吸血中のダニに気がついた際には、できるだけ医療機関(皮膚科)で処置してください
  • ダニに咬まれた後に、発熱等の症状があった場合は、医療機関を受診してください

参考