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クリミア・コンゴ出血熱
スペインの首都マドリッドにおいてクリミア・コンゴ出血熱の発生が確認され、西ヨーロッパにおいて最初の国内感染例と考えられています。
クリミア・コンゴ出血熱は、ウイルスを有するマダニに咬まれること、ウイルスに感染した動物や人の血液等に接触することを通して感染します。
スペインでの今後の感染拡大の可能性は低いと想定されますので、県民の皆様におかれましては、冷静な対応をしていただきますようお願いします。
県民の皆様へのお願い
- スペインを含めた発生地域に渡航される際は、ダニに咬まれない、家畜などにむやみに触れない等の予防措置を講じるとともに、もし発生地域から帰国し、疑わしい症状がある場合には、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けてください。
発生地域
- 中国西部、東南アジア、中央アジア、中東、ヨーロッパ、アフリカで発生がみられます。
感染経路
- ウイルスを保有したマダニに咬まれたり、ウイルスに感染した動物(特にヒツジなどの家畜)や人の血液等に接触することにより感染します。
主な症状
- 2~9日の潜伏期間ののち、発熱、関節痛、発疹、紫斑(出血)、意識障害などの出血症状がみられます。症状出現後2週間ほどで約30%が死亡します。回復する場合は、症状出現後9~10日で症状が改善します。
感染予防
- ワクチンや予防する薬はありません。
- 草の茂ったマダニの生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボンを着用し、素足でのサンダル履き等は避けるなど、ダニに咬まれないよう注意してください。また、家畜にむやみに触れないよう心がけてください。
相談先:県内の保健所
保健所名 |
担当課 |
電話番号 |
---|---|---|
岩国健康福祉センター |
健康増進課 |
0827-29-1521 |
柳井健康福祉センター |
健康増進課 |
0820-22-3631 |
周南健康福祉センター |
健康増進課 |
0834-33-6423 |
山口健康福祉センター |
健康増進課 |
083-934-2533 |
山口健康福祉センター防府保健部 |
地域保健課 |
0835-22-3740 |
宇部健康福祉センター |
健康増進課 |
0836-31-3203 |
長門健康福祉センター |
健康増進課 |
0837-22-2811 |
萩健康福祉センター |
健康増進課 |
0838-25-2667 |
下関市立下関保健所 |
保健医療課 |
083-231-1530 |
関連リンク
- クリミア・コンゴ出血熱について(厚生労働省)(別ウィンドウ)<外部リンク>
- FORTH 厚生労働省検疫所(別ウィンドウ)<外部リンク>
- クリミア・コンゴ出血熱(国立感染症研究所)(別ウィンドウ)<外部リンク>
- 外務省海外安全ホームページ(別ウィンドウ)<外部リンク>