本文
自然海浜保全地区について
自然海浜保全地区について
瀬戸内海は、多島美が美しい日本最大の内海です。
しかしながら、高度成長期(戦後1955年~73年の約20年)に瀬戸内海沿岸も人口と産業の集中に伴い、海水浴や潮干狩りで親しまれていた自然海浜が減少していきました。
人々の豊かな生活環境を確保していくには、自然豊かで、親しまれるレクリエーションの場としての自然海浜を維持していくことも重要です。
そこで、山口県では、山口県自然海浜保全地区条例を定め、県内8ヵ所を自然海浜保全地区として指定し、その保全に努めています。
名称 | 所在地 |
海岸線 (m) |
指定年月日 | 概要 | 区域図 |
長浦 自然海浜 保全地区 |
周防大島町 大字椋野 |
490 | S58. 3.15 |
海岸線は護岸に囲まれた半自然海岸ですが、良質の砂浜が続く海浜です。砂浜からは瀬戸内海特有の多島美も望めます。 |
長浦自然海浜保全地区区域図 (PDF:274KB) |
白浜 自然海浜 保全地区 |
下松市 大字笠戸島 |
200 | 〃 |
海岸線は護岸に囲まれた半自然海岸ですが、良質の砂浜が続き、海水も良く澄んで自然の状態が保たれています。背面には林が広がり、木々の緑と海の青さを同時に楽しめる海浜です。 |
白浜自然海浜保全地区区域図 (PDF:180KB) |
安岡 自然海浜 保全地区 |
下関市 大字富任及び安岡 |
190 | 〃 |
海岸線は護岸に囲まれた半自然海岸ですが、砂浜の幅(干潮時)は比較的広く海水浴に適した状態にあり、交通の便も良いことから、利用者も多い海浜です。 |
安岡自然海浜保全地区区域図 (PDF:258KB) |
室津 自然海浜 保全地区 |
下関市 豊浦町大字室津下 |
400 | 〃 |
海岸線は黒井川河口部と一体をなした自然海岸となっています。良質の砂浜が続き、海水も良く澄んで自然の状態が保たれています。また、海岸線に沿って道路が通じていることから、海水浴の場として広く利用されています。 |
室津自然海浜保全地区区域図 (PDF:242KB) |
小串 自然海浜 保全地区 |
下関市 豊浦町大字小串 |
120 | 〃 |
背面には住宅が隣接していますが、良質の砂で覆われた海浜です。JR小串駅からも近く、交通の便が良い海浜です。 |
小串自然海浜保全地区区域図 (PDF:217KB) |
ならび松 自然海浜 保全地区 |
下関市 豊浦町大字小串 |
250 | 〃 |
海岸線は大部分が護岸、テトラポットに囲まれた半自然海岸で、砂浜部分は長さ約100mと短い海浜です。 |
ならび松自然海浜保全地区区域図 (PDF:203KB) |
犬鳴 自然海浜 保全地区 |
下関市 豊浦町大字宇賀 |
120 | 〃 |
海岸線は護岸堤に囲まれた半自然海岸ですが、砂浜と岩礁部分の二面性を合わせ持つ海浜です。 |
犬鳴自然海浜保全地区区域図 (PDF:220KB) |
刈尾 自然海浜 保全地区 |
周南市 大字大津島 |
300 | S60. 3.29 |
海岸線は徳山湾に面した大津島海岸に一体をなした自然海岸となっています。良質の砂浜が続き、海水も良く澄んで自然の状態が保たれています。また、隣接する刈尾港は、徳山湾から大津島間の定期渡船の寄港地となっています。 |
刈尾自然海浜保全地区区域図 (PDF:279KB) |