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やまぐちの野鳥・12山陽小野田市厚狭川河口

ページ番号:0101721 更新日:2022年1月4日更新

※本ページの情報は、平成16年のものであり、現況とは異なる可能性もあります。あらかじめご了承ください。

12.山陽小野田市厚狭川河口―干潟の渡り鳥―

鳥相(水辺・カモ)・季節(春・秋)・山陽小野田市厚狭川河口

概要

 山陽小野田市の旧山陽町の中央部を南北に貫いて流れる厚狭川は、河口に旧山陽町と旧小野田市にまたがる干潟が広がっている。また、近くには江汐公園があり、東に有帆川の河口が広がり、また西には木屋川、千鳥浜と続く。河口流域の水田面積が広いことなどから冬のガン・カモ、春秋のシギ・チドリの渡来地として県下有数の場所である。

探鳥

 河口一帯では約20種のシギ・チドリが観察でき、種類・数とも、県下有数の飛来地となっている。川の両岸は、厚狭川橋から海まで歩くことができ、いずれも干潟と水田、溜池を観察することができる。
 春秋の渡りの時期にはハマシギ、アオアシンギ、オオソリハシンギ、シュウシャクシギ、タカブシギ、キアシシギ、オバシギ、トウネン、ムナグロ、ダイゼン、コチドリ、シロチドリ、メダイチドリなどが観察できる。また、注意して見ればヒヨドリが上空を渡っていく様子も楽しめる。沖の消波ブロックなどの上にはシギ・チドリなどが休息しており、干潟が出ると一斉にえさを求めて干潟に現れるが、ハヤブサなど猛禽類がそれを襲いに来ることもある。冬にはヒドリガモ、オナガガモ、カルガモ、ハシビロガモ、ウミアイサなどのカモ類、カンムリカイツブリ、ウミネコ、カモメ、セグロカモメ、ユリカモメがやって来る。水田ではタゲリ、ミヤマガラス、アトリ、の群れが見られ、ナベヅル、マナヅルも飛来したことがある。また、アオサギ、ダイザギなどのサギ類やカワセミ、ホオジロなども一年を通して見られる。

山陽小野田市厚狭川河口の画像
​山陽小野田市厚狭川河口

探鳥コース、ポイント
探鳥コース、・ポイント

春季に観察できる種

 カイツブリ・カンムリカイツブリ・ゴイサギ・アマサギ・ダイサギ・チュウサギ・コサギ・アオサギ・ヘラサギ・マガモ・カルガモ・コガモ・ヨシガモ・ヒドリガモ・オナガガモ・シマアジ・ハシビロガモ・ウミアイサ・ミサゴ・トビ・サシバ・ハヤブサ・チョウゲンボウ・バン・コチドリ・シロチドリ・メダイチドリ・ムナグロ・ダイゼン・キョウジョシギ・トウネン・ウズラシギ・ハマシギ・コオバシギ・オバシギ・ツルシギ・アオアシンギ・クサシギ・タカブシギ・キアシシギ・イソシギ・ソリハシシギ・オグロシギ・オオソリハシシギ・ダイシャクシギ・ホウロクシギ・キュウシャクシギ・タシギ・ユリカモメ・セグロカモメ・カモメ・ウミネコ・コアジサシ・キジバト・カワセミ・ヒバリ・ツバメ・セグロセキレイ・ヒヨドリ・ツグミ・セッカ・ホオジロ・カワラヒワ・スズメ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・ドバト