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プラスチックごみ削減の取組
プラスチック問題について
プラスチックは、私たちの生活に欠かせない、
とても便利な素材です。
しかし、一方で、地球温暖化や海洋汚染など、プラスチックごみが
環境に与える影響が大きな問題となっています。
日本の人口1人当たりのプラスチック容器包装の廃棄量は、
世界で2番目に多い状況です※。
※出典:「SINGLE-USE PLASTICS」(UNEP報告書)
プラスチックが抱える問題
地球温暖化
プラスチックがごみとして焼却されると、 地球温暖化の原因となる
温室効果ガス(二酸化炭素)が排出されます。
地球温暖化による気候変動は、洪水や干ばつなど、
人間の生活や自然の生態系に様々な影響を与えています。
海洋汚染
適正な処理が行われないことにより、世界全体で年間数100万トンを超える
陸上から海洋へのプラスチックごみの流出があると推計され、
このままでは、2050年までに魚の重量を上回る
プラスチックが海洋環境に流出することが予想されています※。
※出典:「THE NEW PLASTICS ECONOMY ETHINKING THE FUTURE OF PLASTICS」(エレン・マッカーサー財団)
資源枯渇
プラスチックのほとんどは石油から作られています。
石油資源は有限であるため、不必要なプラスチックを生産し続けることは、資源の枯渇につながります。
プラスチックごみを減らすには・・・?
プラスチックをとりまく様々な環境問題に対応していくためには、プラスチック資源を持続可能な形で循環させながら利用していくことが大切です。
不必要なプラスチックは、使い捨てをやめ(Reduce・Reuse)、
必要不可欠なものは、再生素材や再生可能資源(紙・バイオマスプラスチック等)に適切に切り替え(Renewable)、
使用したプラスチックは、リサイクルする(Recycle)、
プラスチックの「3R+Renewable」に取り組みましょう!
≪プラスチックごみ削減啓発ちらし≫
プラスチックの「3R+Renewable」
Reduce(リデュース)・Reuse(リユース)
◆使い捨てプラスチックのごみを減らそう
・マイバッグを使用し、レジ袋をもらわないようにしましょう
・ペットボトル飲料ではなく、マイボトルを使用しましょう
・プラスチック製スプーン・ストローなど、使い捨て食器はもらわないようにしましょう
・詰め替え商品を利用しましょう
Recycle(リサイクル)
◆プラスチック製品は分別してリサイクルに協力しよう
・市町のルールに従って、きちんと分別しましょう
Renewable(リニューアブル)
◆環境に優しいプラスチック代替製品を選ぼう
・プラスチック素材以外(紙製・生分解性・竹製など)の製品を選びましょう
プラスチックごみ削減啓発動画
県では、レノファ山口FCとタイアップして、プラスチックの「3R+Renewable」の取組を紹介する啓発動画を作成しました。
ぜひ、ご覧ください。
プラスチックごみ削減に取り組む事業者を後押しします!
山口県容器包装廃棄物削減推進協議会では、プラスチックごみ削減に取り組む山口県内の事業所を『やまぐちプラごみ削減取組店』として登録し、その取組を後押ししています!