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おもしろ統計・138コロナ禍での園芸植物人気
138コロナ禍での園芸植物人気(令和5年2月16日掲載)
新型コロナウイルス感染症の影響により、これまでと比べて自宅で過ごす時間が増えています。そんな中、自宅で手軽に緑を感じられる観葉植物など、「園芸用植物」の人気が出てきているようです。
国民生活の実態を明らかにするため、全国都道府県庁所在市等の世帯を対象として、家計収支の調査を行い、集計結果を公表している「家計調査」で、新型コロナウイルス感染症流行前後の園芸用植物への支出金額の変化について見てみましょう。
山口市の2人以上の世帯の年間の園芸用植物への支出金額は感染症流行前の平成28年が5132円、令和元年が3991円と支出が減ってきていました。しかし、コロナ禍でステイホームが続いた令和2年では4672円、令和3年で6666円と流行前より大きく増えてきています。
全国で見てみると、支出額は令和元年が3543円で、令和2年が3947円、令和3年が4139円と増加はしていますが、大きくは増えていません。
このような結果から、コロナ禍のステイホームをきっかけに、自宅で植物を楽しむ方が全国に比べ、山口市では大きく増えているようです。
この他にも、地域によって新型コロナの流行により支出金額が増えたもの、反対に減ったものがあるかもしれません。
家計調査の結果から、支出や収入、貯蓄などについて、地域や項目ごとに詳細な分析を行うことができます。興味のある方は総務省ホームページをご覧になってみてください。
138コロナ禍での園芸植物人気(令和5年2月16日掲載) (PDF:334KB)