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おもしろ統計・119海の日 山の日
暑い夏、皆さんはどのように過ごされていますか。今回は7月と8月の祝日「海の日」と「山の日」にちなんで、「平成28年社会生活基本調査」から「海」と「山」のスポーツについて山口県の状況をご紹介します。
県内で調査前の過去1年間に「海」のスポーツ、釣りをした人の割合は11.6%で、全国5位と高水準でした。山口県は日本海、瀬戸内海、響灘と三方を海に開かれており、約1500キロメートルに及ぶ海岸線は、全国で6番目に長く、釣りをした人の割合が全国の上位にあるのはこうした環境が影響しているのではないでしょうか。
角島などに代表されるように海がきれいな山口県では、海水浴場の数も42カ所で、全国8番目の多さです。しかし、海水浴とは違いますが、水泳をした人を見ると、8.6%と全国31位と低位なのです。
次に「山」のスポーツ、登山・ハイキングをした人は6.6%で全国33位と低位でした。県内には日帰りで行ける登山に適した山が多くあり、県内最高峰、標高1337mの寂地山でさえ登山ルートが整備されています。
新型コロナウイルス感染症が収束したら、県内で海や山のスポーツを楽しんでみてはいかかでしょうか。
「社会生活基本調査」は、今年の10月に実施します。現在、皆さんがどのようなスポーツに親しまれているのかなど、最新結果が来年以降に公表される予定です。調査世帯に選ばれた方は、調査へのご回答をよろしくお願いいたします。