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おもしろ統計・121統計で分かるおうち時間の過ごし方
121 統計で分かるおうち時間の過ごし方(令和3年9月16日掲載)
皆さんは、普段おうちでどのように過ごされていますか?
2016年に実施された「社会生活基本調査」によると、山口県は、一日当たりの仕事時間が短く、全国2位の5時間42分です。最長の熊本県と比べると44分短くなっており、仕事以外の時間を長く過ごされていたことになります。
その仕事以外の時間の中では、新聞、テレビ、ラジオ、雑誌といった「メディア」の時間が長く、2時間37分で全国2位となっています。メディアは日々の生活に欠かせない情報を提供しており、情報に敏感で、知的好奇心が旺盛な県民が多いということでしょうか。
1976年から開始され、5年ごとに行われている社会生活基本調査は、私たちがどのくらいの時間を仕事、家事、地域での活動などに使っているか、また、過去1年間にスポーツ、趣味・娯楽、ボランティア活動、旅行など、どのような活動を行ったかを調査します。その結果は、私たちの「社会生活の実態」を明らかにし、暮らしや社会のための基礎資料として活用されます。結果を基に、さまざまな都道府県ランキングも紹介されるなど、県民性が分かるユニークな調査でもあります。
その10回目となる調査が来月10月に行われます。今回は、新型コロナウイルス感染症の影響でおうち時間が増えている中、生活への影響がこの調査により浮き彫りになることでしょう。私たちの生活はどのように変化したのでしょうか。
皆さんのご協力をお願いします。