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県政放送(動画配信)・イキイキ!山口・「かぶっちょる?自転車のヘルメット」
県政テレビ番組 yab「イキイキ!山口」
「かぶっちょる?自転車のヘルメット」令和5年10月23日(月曜日)放送分
関係先:県民生活課
動画テキスト
『イキイキ!山口』
【アナウンサー】
今年4月、自転車に乗る時のヘルメット着用が全年齢で努力義務になりました。
しかし、県内でのヘルメット着用率は2割程度にとどまっています。
今回のイキイキ!山口は、私たちの命を守るヘルメットの重要性をご紹介します。
~オープニングタイトルの映像~
かぶっちょる?自転車のヘルメット
~アナウンサーと山口県警察交通企画課 竹中 友哉さんのツーショット~
【アナウンサー】
竹中さん、自転車用のヘルメットをかぶっている時とかぶっていない時では、
事故に遭ったときにどのような違いがあるんでしょうか。
【竹中さん】
平成30年からの5年間に県内で発生した自転車乗車中の交通死亡事故を見ると、
ヘルメットを着用していない場合は、着用している時と比べて
致死率が3.1倍も高いことが分かっています。
また、亡くなった人の約半数が頭部へのけがが原因で亡くなっています。
今年4月に自転車乗車時のヘルメットの着用が全年齢で努力義務化され、
ヘルメットを着用する人は増えましたが、
7月の全国調査では、山口県内の着用率は21.5%にとどまっています。
警察としてはご自身の命を守るために
自転車に乗る時は全ての方にヘルメットを着用してほしいと考えています。
【アナウンサー】
ヘルメットをかぶっている時とかぶっていない時で、
交通事故の際に頭にどのくらいの衝撃があるのか実験をして確認しましょう。
~実験の映像~
【竹中さん】
用意したのは人間の頭蓋骨とほぼ同じ硬さと言われているカボチャです。
時速約40kmの自動車と衝突する事故を再現するため、
これを高さ6mの位置から落としてみます。
結果はカボチャ、すなわち頭蓋骨が割れてしまうほどの衝撃でした。
今度はヘルメットの中にカボチャを入れて落としてみます。
ヘルメットに傷が付いたものの、カボチャが割れることはありませんでした。
~アナウンサーと県警察本部交通企画課 竹中 友哉さんのツーショット~
【アナウンサー】
改めてヘルメット着用の重要性が分かりました。
【竹中さん】
ヘルメットはとっさに防ぐことができない事故や転倒時に頭を守ってくれるものです。
自転車に乗る時はヘルメットを着用しましょう。
また、自転車に乗る時には保険に入ることも大切です。
近年は自転車に乗った人が起こした事故によって
1億円近い賠償金の支払い命令が出たこともあるんです。
~まとめ~
安全運転と交通ルールを守ることはもちろん、
「ヘルメットの着用」そして「保険に加入」をして万が一の事故に備えましょう。
関係先:県民生活課