本文
県政放送(動画配信)・大好き!やまぐち・HPVワクチンの接種を受けていますか?
県政テレビ番組 tys「大好き!やまぐち」
「HPVワクチンの接種を受けていますか?」令和5年5月20日(土曜日)放送分
動画テキスト
『大好き!やまぐち』
【アナウンサー】
女性の多くが一生に一度は感染すると言われるウイルス。HPV・ヒトパピローマウイルス。
このウイルスが原因で子宮頸がんを発症する可能性があります。今回は、子宮頸がんの特徴やHPVワクチンの接種について紹介します。
~オープニングタイトルの映像~
「HPVワクチンの接種を受けていますか?」
~アナウンサーと県健康増進課 三宅 裕美子さんのツーショット(チラシやパンフレットを映しながら)~
【アナウンサー】
女性の多くが一生に一度は感染すると言われるHPVですが、感染して実際に子宮頸がんを発症する方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか?
【三宅さん】
子宮頸がんは、若い世代の女性が発症するがんの中で多くを占めています。日本では毎年、約11,000人の女性が子宮頸がんになり、約2,900人の女性が亡くなっています。
患者さんは20歳代から増え始めます。30歳代までにがんの治療で子宮を失い、妊娠できなくなってしまう人も、1年間に約1,000人います。
【アナウンサー】
20歳代から発症者数が増えるということは、早期に予防をすることが重要ですね。
【三宅さん】
現在、小学校6年から高校1年相当の女の子を対象に、子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぐワクチン接種を行っています。このHPVワクチンは、安全性が確認され、令和4年4月から積極的に接種が勧められています。
【アナウンサー】
ワクチンを接種することで、どのような効果が期待できるのでしょうか?
【三宅さん】
ワクチンの接種により、子宮頸がんの原因の
80から90パーセントを防ぐことができると言われています。ただ、HPVワクチンの接種を受けていても確実に子宮頸がんが防げるわけではありません。早期発見ができるように、20歳を過ぎたら、2年に1回は、子宮頸がん検診を受診するように心がけてください。
~まとめ~
【ナレーション】
HPVワクチンの接種については、お住まいの市町の予防接種担当窓口、または県健康増進課までお気軽にお問い合わせください。市町のお問い合わせ先は、県のホームページでもご案内しています。
【アナウンサー】
子宮頸がんを予防するためには、HPVワクチンの接種や、定期的な子宮頸がん検診の受診が重要です。大切な命をあなた自身の行動で守りましょう。
テキストデータは以上です。