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県政放送(動画配信)・大好き!やまぐち・サイバー犯罪にご注意を!
県政テレビ番組 tys「大好き!やまぐち」
「サイバー犯罪にご注意を!」令和5年2月4日(土曜日)放送分
関係先:山口県警察本部生活環境課
動画テキスト
『大好き!やまぐち』
【アナウンサー】
インターネットの利用が普及し生活が便利になった一方で、ネットを使った犯罪が問題となっています。今回は近年、多発するサイバー犯罪について紹介します。
~オープニングタイトルの映像~
「サイバー犯罪にご注意を!」
~山口県警察生活環境課 三宅 和成さんのワンショット~
【三宅さん】
令和4年に山口県警察に寄せられた「サイバー犯罪に関する相談」は4千件を超え、過去最多の件数となりました。相談の中で特に被害が多い詐欺は「偽ショッピングサイトによる詐欺」「ID・パスワードなどのフィッシング詐欺」そして、「サポート詐欺」です。
今回は、昨年の被害金額が1千万円を超えるなど、特に注意してほしい「サポート詐欺」について、事例を踏まえながらご説明します。
~サポート詐欺の再現ドラマ~
【Aさん】
あれ?何だこれは?
ウイルスに感染!!えー・・どうしよう
何々、再起動せずに電話してください(プルル)
もしもし、急にパソコンに警告画面が出てこちらに電話してくださいと書いてありました。
【犯人】
ウイルス対策サポートダイヤルです。
それはウイルス感染ですね、今すぐ遠隔操作でウイルスを取り除くことができますよ。
【ナレーション】
偽のサポートダイヤルの言葉を信じたAさんは急いでコンビニに行き、支払い方法として指定された電子マネーを購入しました。
【Aさん】
電子マネーを買ってきました。番号は3421Bです。
え、番号が確認できない!?別のカードの番号は…
【ナレーション】
Aさんは巧みな話術に乗せられて電子マネーを繰り返し購入してカード番号を伝えてしまい、総額で数十万円をだまし取られました。
~アナウンサーと山口県警察生活環境課 三宅 和成さんのツーショット~
【アナウンサー】
巧妙な手口ですね。サイバー犯罪の被害を防ぐには何が大事ですか?
【三宅さん】
はい。何より大事なのはサイバー犯罪の手口を知っておくこと
です。山口県警察のHPでいろいろな詐欺の事例を紹介しています。特に今回紹介したサポート詐欺は、事前に手口を知っていれば「ウイルスに感染した」と誤解せず、被害を防ぐことができます。
インターネットの利用には常にリスクがあることを忘れず、普段から家族や友人とサイバー犯罪の手口や対策などを話し合い、まずは身近な人から被害者を出さないようにみんなで気を付けましょう。
~まとめ~
【アナウンサー】
年々、サイバー犯罪の手口は巧妙になっています。少しでも怪しいと感じたら迷わず最寄りの警察署またはサイバー犯罪相談窓口にご連絡ください。
テキストデータは以上です。
関係先:山口県警察本部生活環境課