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県政放送(動画配信)・イキイキ!山口・「県立美術館の新しい美術鑑賞への挑戦」
県政テレビ番組 yab「イキイキ!山口」
「県立美術館の新しい美術鑑賞への挑戦」令和4年12月19日(月曜日)放送分
関係先:山口県文化振興課
動画テキスト
『イキイキ!山口』
【アナウンサー】
今回のイキイキ!山口は美術館におけるデジタル化の取り組みをご紹介します。デジタル技術を活用した新たな美術作品の魅力をぜひお楽しみください。
~オープニングタイトルの映像~
県立美術館の新しい美術鑑賞への挑戦
~アナウンサーと山口県立美術館の学芸員 岡本麻美さんのツーショット~
【アナウンサー】
岡本さん、美術作品のデジタル化とは具体的にはどういったものなのでしょうか。
【岡本さん】
まず作品を撮影やスキャニングしてデータ化します。デジタル化したデータを用いることで、作品の細かな部分まで楽しむことができるようになったり、VRなどの新技術と融合することで、今までにない鑑賞体験も可能となります。
【アナウンサー】
こちらの展示室の作品もデジタル化したものですか?
~「四季山水図(山水長巻)」(毛利博物館所蔵)の映像~
【岡本さん】
はい。こちらは、雪舟の代表作、国宝「四季山水図」です。全長16メートルにも及ぶ水墨画をデジタル化し、展示室の壁3面に拡大投影することで、雪舟の大胆かつ細やかな筆使い、墨の濃淡、ダイナミックな構図を、空間ごと体験できるプログラムとしてご紹介しています。
~やまぐちデジタルギャラリーの映像~
【岡本さん】
また、こちらのやまぐちデジタルギャラリーでは、県立美術館と萩美術館・浦上記念館のお好きな作品を数千倍まで拡大してお楽しみいただけます。肉眼では見ることのできなかった細かな表現まで鑑賞が可能です。
【アナウンサー】
一度見た作品でも、数千倍まで拡大すると新たな発見があるかもしれませんね。
【アナウンサー】
そうですね。画面上で新たな発見をしていただき、改めて本物の作品を鑑賞すると、より深く作品をお楽しみいただけると思います。こちらは、萩美術館・浦上記念館でも見ることができるのですね。
【岡本さん】
はい。両美術館で、どちらの作品も見ることができます。
~5Gvrの映像~
【岡本さん】
さらに、美術館では、デジタルデータをVR技術と融合させることで、あたかも絵の世界に飛び込んだかのような「体感できる美術鑑賞」に取り組むなど、さまざまな新しいことにチャレンジしています。
~アナウンサーと山口県立美術館の学芸員 岡本麻美さんのツーショット~
【アナウンサー】
思っていた以上に美術館にデジタル技術が入っていて驚きました。
【岡本さん】
美術館では美術作品のあふれる魅力を分かりやすく県民の皆さまに伝えるため、デジタル技術も積極的に活用しながらさまざまな工夫を凝らして、多くの皆さまのご来館をお待ちしています。
~まとめ~
【アナウンサー】
デジタル技術による新しい美術鑑賞へ挑戦する美術館。実際の作品とデジタル化された作品の両方を鑑賞してはいかがでしょうか。
関係先:山口県文化振興課