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山口まめ知識・トップ
山口県には、他県に誇れるものがたくさんあります。歴史的なものから自然や産業など、さまざまなものが山口県の素晴らしさを物語っています。ここでは、その一端をご紹介します。
まめ知識一覧
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- 内閣総理大臣を8人輩出
- 山口県の黄色いガードレール
- 山口県の日本一
- 番外編
世界で唯一
内閣総理大臣をなんと8人も輩出
山口県からは、これまで、初代総理大臣の伊藤博文をはじめ、全国トップの8人の宰相が出ています。
※出身地は原則として、戦前は「出生地」を、戦後は「選挙区」としています。(参考:首相官邸ホームページ)
山口県出身の8人の宰相
伊藤博文(いとう ひろぶみ)
大日本帝国憲法の起草・制定に中心的役割を果たし、日本最初の総理大臣になりました。その後も5・7・10代と通算4度総理大臣に就任しました。(光市出身)
山県有朋(やまがた ありとも)
大村益次郎(おおむら ますじろう)亡き後、国軍の基礎確立に尽力。総理大臣には2度就任し、日清・日露戦争を乗り切りました。(萩市出身)
桂太郎(かつら たろう)
明治の終わりから大正の初めにかけて3度総理大臣に就任し、通算在位期間7年10カ月の記録をもっています。(萩市出身)
寺内正毅(てらうち まさたけ)
大正5(1916)年に総理大臣に就任。第一次世界大戦後の難局の処理に当たりました。(山口市出身)
田中義一(たなか ぎいち)
昭和2(1927)年に総理大臣に就任。普通選挙による最初の総選挙を実施しました。(萩市出身)
岸信介(きし のぶすけ)
外交、内政に優れた手腕を発揮。昭和30年代に首相になって26カ国を訪問、積極的な首脳外交を展開しました。(田布施町出身)
佐藤栄作(さとう えいさく)
岸信介の弟で、初めての兄弟首相。昭和49(1974)年に日本人初となるノーベル平和賞を受賞しました。(田布施町出身)
安倍晋三(あべ しんぞう)
平成18(2006)年に、戦後最年少で戦後生まれとしては初めての内閣総理大臣に就任しました。平成24(2012)年12月、第2次安倍内閣を組閣。(長門市出身)
なぜガードレールが黄色いの?
山口県内でよく見かける「黄色いガードレール」。
始まりは昭和38(1963)年に山口県で国民体育大会が開催された頃。山の緑に映え、視認性がよいことから、景観整備の一環として、山口県が管理する道路のガードレールが、県の特産である「夏みかん」の黄色に統一されました。
「黄色いガードレール」は、県管理道路(国道の一部や県道)に取り付けられていますが、県管理道路から市道に移管した区間などでは、そのまま黄色いガードレールを使用している場合もあり、市・町が管理している道路に設置されている場合もあります。また、県管理道路でも、景観に配慮した茶色や、海岸付近で腐食を防止するための灰色(亜鉛メッキ)などのガードレールを設置している箇所もあります。
山口県の日本一
日本最古のピアノ
江戸時代後期、萩の豪商・熊谷五右衛門義比(くまや ごえもんよしかず)が、ドイツ人医師シーボルトから贈られたという、長方形のテーブル型の本体に6本の脚が付いたイギリス製のスクエアピアノ。内部には、オランダ語で「我が友クマヤへ別れのために、ドクトル・フォン・シーボルト 1828…」と記されています。萩市の熊谷美術館が所蔵。
日本最古の夏みかん
長門市青海島にある、大日比ナツミカン原樹。享保7(1722)年ごろ、大日比の海岸に流れ着いた果実の種をまいたものが大きくなったとされています。国の史跡および天然記念物に指定され、今でも毎年、黄金色の実を付けています。
日本最古の天満宮
学問の神様としてあがめられている菅原道真(すがわらのみちざね)を祀(まつ)った「防府天満宮」。菅原道真公の没後1年の西暦904年に創建されました。京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮とともに、日本の三天神といわれています。
日本で現役最古の郵便局舎
「下関南部(なべ)町郵便局」は、現役の郵便局舎としては日本最古の建物です。明治33(1900)年に建てられ、平成13(2001)年に国の登録有形文化財に登録されました。
日本で最初の教会&クリスマス
天文20(1551)年にフランシスコ・サビエルが山口に立ち寄った際、大内義隆(おおうちよしたか)はキリスト教布教の許可を出し、廃寺を教会として与えました。これが日本で最初の教会となり、サビエルはここを拠点に活動を行いました。
翌天文21(1552)年には、宣教師らによって山口で降誕祭が行われ、これが日本で最初にクリスマスが祝われた日とされています。
写真はサビエル公園で、最初の教会があった場所です。
おみくじの製造販売・自動販売機のルーツ
周南市の二所山田神社で、当時の宮司が設立した会社によりおみくじの製造が始められました。全国各地で見られるおみくじの自動販売機を考案したのも同社です。
写真は二所山田神社。
日本最大級のカルスト台地
約3億5千万年前に遠い海で生まれたサンゴ礁がもとになった、日本最大級のカルスト(石灰岩)台地、「秋吉台(あきよしだい)」。広さは西台・東台合わせて約100平方キロメートルで、大部分が自然公園として国定公園に指定(1955年)され、その中の一部は特別天然記念物に指定(1964年)されています。
番外編 世界で唯一
世界で唯一の構造を持つアーチ型木橋
錦川の清流に架かるアーチ型五連の木橋「錦帯橋」。中央3つのアーチ橋は、桁(けた)、楔(くさび)、梁(はり)、棟木(むなき)などを組み合わせた独創的な構造で、これは世界に例を見ない構造です。延宝元年(1673)第三代岩国藩主吉川広嘉(きっかわひろよし)により創建されたもので、現在の橋は四代目にあたります。
山口県をもっと知りたい人はこちらも確認!
- おいでませ山口<外部リンク>
- ふるさと学習コンテンツ「知っちょる!?やまぐち」<外部リンク>
- 山口県の文化財<外部リンク>
- ぶちうま!やまぐち.net<外部リンク>