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県政放送(動画配信)・イキイキ!山口・食中毒を予防しよう!

ページ番号:0100535 更新日:2022年1月4日更新

県政テレビ番組 yab「イキイキ!山口」

「食中毒を予防しよう!」令和3年6月21日(月曜日)放送分

関係先:山口県生活衛生課

動画テキスト

『イキイキ!山口』

【アナウンサー】
6月も下旬に入り、気温そして湿度が上昇してきました。こうなると気を付けたいのが、食中毒です。今回のイキイキ山口では、食中毒を防ぐために心掛けたいことをご紹介します。

~オープニングタイトルの映像~

食中毒を予防しよう!

~アナウンサーと県生活衛生課 山根光成さんのツーショット~

【アナウンサー】
山根さん、食中毒の発生状況を教えて下さい。

【山根さん】
食中毒は年間を通じて発生していますが、気温が高い夏場は食中毒の原因となる細菌が増えやすくなるため、細菌性食中毒が増加する傾向にあります。
食品に食中毒菌が含まれていても、一般的に味や臭いに変化はなく、見た目では分かりませんので、注意が必要です。

【アナウンサー】
県では毎年7月と8月の2カ月間、食中毒の発生防止や食品衛生管理の向上を図るため、食品関係営業施設への監視指導を集中的に実施し、施設の衛生状態、保管設備の温度管理、従業員の健康管理などについて確認しています。

~道の駅 願成就温泉 吉松まゆみさんにインタビューしている様子~

【吉松さん】
温度管理をきちんとするということと、できるだけ加熱をしてしっかり菌をやっつけて提供することを気を付けています。

【アナウンサー】
山根さん、お店でいろいろと気を付けられていることがありましたが、これって家庭でも生かせますよね。

【山根さん】
食中毒予防には、原因となる細菌を「付けない」、「増やさない」、「やっつける」という3原則が重要です。まずは、菌を「付けない」ために、食材・調理器具などの清浄、手洗いの徹底を心掛けましょう。

【アナウンサー】
手や調理器具を清潔にして、汚れを食品に付けないということですね。

【山根さん】
次に、菌を「増やさない」ために、生の魚や肉、お弁当などを室温で放置せず、適切な温度で管理しましょう。また、冷蔵庫に入れる際は、詰め過ぎに注意してください。

【アナウンサー】
隙間を確保して、冷気が通るようにするということですね。

【山根さん】
その通りです。7割程度が目安とされています。
最後に、菌を「やっつける」ために、お肉など、加熱が必要な食材は、中心まで十分加熱しましょう。
一般的に、中心部を75度以上で1分以上加熱することが重要だといわれています。また、調理した後の料理は、できるだけ早く食べることが重要です。
こまめな手洗い、適切な温度で管理、十分な加熱。菌を付けない、増やさない、やっつけるが大切です。

~まとめ~

【アナウンサー】
食中毒に負けずに、夏を乗り切りましょう。

関係先:山口県生活衛生課