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ウェルビーイング向上ワークショップ~ウェルビーイングのはじめかた~(第3回)を開催しました
ウェルビーイングの観点に着目した人づくりの取組を展開するに当たり、ウェルビーイングの理解促進を図るため、ワークショップを開催しました。
ウェルビーイング向上ワークショップ~ウェルビーイングのはじめかた~(第3回)を開催しました。
ウェルビーイング(幸せ、健康、心と体の良い状態)の観点に着目した人づくりに取り組み、子どもや若者の自己肯定感や多様性への理解等の育成・向上、仕事への意欲が高まる職場環境づくりによる人材の確保・定着を図るため、ウェルビーイングの基本的知識と学校や企業でのウェルビーイングを高めるコーチングメソッドを学ぶワークショップの第3回目を開催しました。
1 日時
令和7年1月25日(土曜日)午後1時30分~午後4時30分
2 場所
山口県セミナーパーク
(山口市秋穂二島1062)
3 講師
前野マドカ氏(EVOL株式会社代表取締役CEO)
吉田 忍氏(wellonePJ株式会社代表取締役)
石原実奈子氏(wellonePJ株式会社取締役)
4 参加者
県内の教育関係者、企業の経営者や人事担当者など 41名
5 内容
(1)これまでのワークショップ内容の実践の振り返りについて
(2)視野を広げる2つの質問とは?
(3)相手の自発性を高める質問の手順とは?
6 ワークショップの様子
第3回ワークショップでは、これまで学んだウェルビーイングを高める方法の実践の振り返りを行い、各自のウェルビーイングの理解を深めるとともに、より一層のウェルビーイングの高まりを参加者同士で共有・実感しました。
また、組織のメンバーと信頼関係を構築するためのコミュニケーションにおける3つのステップ(安心・共感、相互理解、応援)を学ぶとともに、メンバーの相互理解を深め、協働するための質問力(チャンクダウン(深掘り)とスライドアウト(横滑り))やコーチングプロセスに関するワークを行い、より良いコミュニケーション方法を身に付け、組織のウェルビーイングを高める方法について実践しました。
なお、メンバーの自発性(ウェルビーイング)を高めるためには、メンバーが自分で考え、自己選択を行えるようなコミュニケーションや、メンバーの置かれた状況と理想的な目標を確認するように聞き出し、行動に促すようなコーチングプロセスを行うことが重要とのことです。
7 参加者の声(アンケート抜粋)
・コーチングプロセスの実践ワークは難しかったが、考えていることを言語化したことで、視野を広げたり、深めたりすることができた。
・具体的なワークを通じて、現場でも活用できるイメージが湧いた。
・相手の自発性を引き出すためのプロセスで会話を進めると、一緒に考えていけることを実感できた。仕事にしっかりと生かしたい。
・コーチングについて、今までいくつかの本を読んでいたが、なかなか自分のものならなかった。今回、実践的ワークを通じて、少しコツが掴めた気がした。
・(本ワークショップを通じて)相手を知る手立てのツールを学べ、また自分の気質を知ることもでき、(相手との関係を)上手くいくための視点を知り、今後の指針ができたように感じた。
・3回のワークショップを通じて、ウェルビーイングの理論を学び、実践も体験できて、ウェルビーイングの具体が良く理解できた。
・価値観の共有がチーム・組織のウェルビーイングを高めることに重要だと思う。そのため、ワークショップで学んだことを広めていくことが大切だと感じた。
・自分もウェルビーイング(幸せ)になってよいのだと思えるようになった。気持ちを軽く、穏やかに過ごしていきたい。
・毎日、バタバタで自分のことを後回しにしていたが、まずは自分を大切にすることで心に余裕ができ、周りの見方・接し方が変わった。自分が幸せでないと周りの人を幸せにできないと思った。
8 その他
ウェルビーイング向上ワークショップチラシ (PDF:2.62MB)