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令和6年度「きらら☆ラボ」第3回を開催しました
山口きらら博記念公園の自然や設備等を活用し、子どもたちが新たな遊びを考えるプログラムを実施することにより、自由な発想や好奇心をもって思考する力や、新たな価値を創造する力を育成します。
大人と子どもの世代を超えた協働体験の場を創出することにより、次代の担い手育成にもつなげるプログラム「きらら☆ラボ」の第3回を開催しました。
1 プログラムの概要
(1)日時
令和7年1月11日(土曜日)9時30分~12時30分
(2)活動場所
山口きらら博記念公園
(3)内容
○「親子であそぼう」
・子どもたちが第1回、第2回で考えた遊びを親子で遊んでみる
○ 講師:吉冨 慎作(よしとみ しんさく)氏 (きらら☆ラボ ディレクター)
・NPO法人土佐山アカデミー事務局長/山口県新たな時代の人づくりアドバイザー
・内閣府地域活性化伝道師/オモシロガリスト
2 参加者
小学4年生~中学2年生 10名、保護者 7名 計17名
3 プログラムの様子
第3回のきらら☆ラボは第1回と第2回で子どもたちが考えた遊びを、親子で遊ぶプログラムとして開催しました。大学生スタッフによるアイスブレイクで初対面の人や緊張感のある参加者同士の雰囲気を和らげた後、チームに分かれて親子で一緒に遊びました。
※「子どもたちが発明した遊びのカタログ」をご覧になりたい方はこちら<外部リンク>
(上記カタログを参考に、山口きらら博記念公園などで遊びを発明したり、ルールを変えて遊んでみよう!)
当日は公園にある自然や設備を利用して、大人と子供が一緒に遊んでも楽しい「なげろ松ぼっくり」と「ふぐあみゲーム」を実施しました。一度遊んだ後には「もっと面白くなるルール」をチーム内で考え、実際に新しいルールを試しながら遊びを創り上げていきました。
最後に「大人VS子ども」で「新聞紙ちぎり選手権大会」のチーム戦を行いました。1人ずつに渡された新聞紙をなるべく長くなるようにちぎり、チームでつなげた長さを競う遊びでしたが、結果は見事、子どもチームの勝利となりました。
参加者の感想として、「遊びを発明するのは、むずかしかったけど、いろんな人と協力して発明するのは楽しかった」や「初対面の子と海の方へ休憩時間に走りに行ったり、積極的に仲良くしようとする様子が見られた」などがあり、遊びを通じて創造力やコミュニケーション能力等の育成につながることが感じられました。
4 参加者の声(プログラム後の感想より抜粋)
【子ども】
・楽しい。「なげろ松ぼっくり」で遊ぶのが楽しかった。
・ルールを変えて遊ぶとおもしろい。
・遊びを発明するのは、むずかしかったけど、いろんな人と協力して発明するのは楽しかったです。
・あまり人と話をするのは好きではなかったけれど、活動をとおしていろんな人と話すのがとても楽しいことに気づいた。
・大学生といっしょにルールを考えたり遊んだりしたのがおもしろかった。またやりたいです。
【大学生】
・第1回から3回と回数を重ねることで、活動に対する真剣さや前向きな気持ちが高まったように感じました。また、親子間だけでなく、周りの人とのコミュニケーションを積極的にとるような姿勢が見られました。
・子ども達が前の活動をしっかりと覚えていて、子ども達の間での交流が盛んに見られて、とてもスムーズに活動が進んでいたと思いました。また、遊びに全力で、子ども達のアイデアの幅が徐々に広い視点から考えられていて、すごいと感じました。
・子どもたち一人一人に個性があり、様々な考えを持って行動することで、新しい発見や驚きが生まれると感じました。一見不思議に見える行動にも、何らかの意図がある可能性があるため、積極的にコミュニケーションを取ったり、観察したりすることが大切だと思いました。
【保護者】
・初対面の子と海の方へ休憩時間に走りに行ったり、積極的に仲良くしようとする様子が見られた。
・あまり目立つことや他人と話すのは苦手な子ですが、今日は大学生などに積極的に話しかけたりしていたのが見られたのでよかったです。
・室内でテレビゲームばかりしているが、それ以外の遊び方があるということを知ることができた。弟たちに還元できたように思う。
・みんなの前でルールやアイデアの説明をしているのを見て、わかりやすく説明できているのが、すごいと思った。
その他
・きらら☆ラボ チラシ(第3回 親子であそぼう) (PDF:255KB)
・子どもたちが発明した遊びのカタログ(Web閲覧)<外部リンク>