本文
令和6年度「明日にきらめけ!維新アカデミー事業」第5回を開催しました
県内の専門的分野で活躍している憧れの大人との協働的な学びにより、ふるさと山口への誇りと愛着を高めるとともに、子どもたちの目指す目標に向けて志を高め、「自らのキャリアを構築する力」を育成する令和6年度「明日にきらめけ!維新アカデミー事業」小・中学生のためのキャリア講話・ワークショップ第5回を開催しました。
1 プログラムの概要(職業:地域のデジタル活用サポーター)
(1)日時
令和6年12月15日(日曜日)13時30分~16時
(2)活動場所
山口県セミナーパーク
(3)内容
・職業:地域のデジタル活用サポーター
・ 講師:水田 千惠(みずた ちえ)氏 (山口県デジタルコミュニティ・アドバイザー)
・ 講話テーマ:デジタルは私たちの未来をどう変える?
・ WSテーマ:新しいロボットや家電を考えよう
2 参加者
小学4年生~中学3年生 13名
3 プログラムの様子
(1)講話
【テーマ】デジタルは私たちの未来をどう変える?
子どもたちから講師への事前質問の回答を交えながら、前職のLINEヤフー株式会社時代の仕事内容や自身が仕事を決めるきっかけとなったアメリカでの生活や体験について、お話をいただきました。
父親の仕事の関係で暮らしていたアメリカで、いろいろな国の人と冗談を言い合い、笑い合ったりして付き合う中で、ワクワクすることに人が集まるのは万国共通であることを感じ、そのことがインターネットを活用することで、ワクワクを届けるコンテンツづくりからワクワクする未来を創造するという職業選択のきっかけとなったこと、また、作り上げたコンテンツが結果として困っている人を助けることに繋がっていったことなどのお話がありました。デジタルを活用することで地方でもワクワクするコンテンツは作れることや、オンライン授業やリモートワークを例に、世の中の当たり前は時代に応じて変わっていくことなどのお話もされ、子どもたちがキャリアを考えるきっかけづくりとなりました。
(2)ワークショップ
【テーマ】新しいロボットや家電を考えよう!
生活を便利で楽しくするロボットや家電を創造しようというテーマで、まずは個人によるアイデア出しを行い、その後グループ別ディスカッションでアイデアを共有しました。グループではアイデアを1つにまとめ、内容を深掘りし、全体発表に向けてパソコンを活用したスライドや空き箱・テープ等を活用したモックアップづくりを分担して行いました。子どもたちは各班にサポートとして入った大学生等と協力しながら資料を完成させ、全体発表では「作品名」、「開発した理由」、「イメージ図」の順で説明しました。
4 参加者の声(プログラム後の感想より抜粋)
・将来のために参考になるご講話、毎回とても勉強になっております。これからも活動楽しみにしています。
・少し難しいイメージを持っていましたが、全然そんなことなく、工作ができるのもいいと思ったので、定員を増やし、またやってほしいです。
・今日は「デジタルコミュニティ・アドバイザー」の事やAIのことを教えていただき、本当にありがとうございました。AIのことや「デジタルコミュニティ」のことを知って面白かったです。
・テクノロジーにはアイデア次第で様々なものを生み出せることがわかりました。私は将来ものづくりに関わる仕事がしたいと思っているので、今回の講話は大変参考になりました。貴重なお話をありがとうございました。
・話も想像より興味深く、自分らで考え、作ることが思っていたより楽しかったので、充実していました。