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「夢・志」ワークショップを開催しました。
「夢・志」ワークショップ 『当事者研究ワークショップ~自分の困りごとを研究してみよう~』を開催しました。
県では、東京大学先端科学技術研究センターと連携し、最先端の知見やノウハウに基づく新たな学びの場の創出に向けた取組を展開しています。
このたび、自身も障害をもつ東京大学先端科学技術研究センターの熊谷准教授を講師として、普段の「困りごと」や、自分の「得意なこと」を話し合うことにより、先生のご専門である当事者研究を体験しながら、失敗を恐れず、チャレンジするきっかけにつなげるワークショップを開催しました。
1 日時
令和5年12月23日(土曜日)13時00分~15時00分
2 実施場所
山口県セミナーパーク(山口市秋穂二島1062)
3 内容・講師
内容:当事者研究ワークショップ ~自分の困りごとを研究してみよう~
講師:東京大学先端科学技術研究センター 准教授 熊谷晋一郎 氏
ファシリテーター:同センター 准教授 並木 重宏 氏
4 参加者
県内の中学1年生から高校3年生まで 15名
5 ワークショップの様子
参加者の日常や学校での「困りごと」や、自分の「得意なこと」をグループで話し合い、自分の困りごとの解決が、他の参加者や地域、社会の課題解決につながることなどを体感し、失敗をおそれず、チャレンジするきっかけにつなげた。
6 参加者の感想等
・今回のワークショップで異なる地域、異なる年齢の人の困りごとを聞いて、それについて議論することがとても新鮮で良いと思った。グループ全員が学生だったので学校特有の人間関係に触れることが出来た。その困りごとに対してありのままの自分を、より受入れようと思った。
・できないことは良くないことではなく、むしろそれを周りに伝えてどうしたらできるようになるか、簡単なようで難しいがそれをできるようになるのが大切だと思った。
・様々な立場から物事を考える視点を再確認できた。色々な人との出会いもあり、その点も良かった。
・新しい考え方を知ることができた。
・年齢、性別の違う人たちからの意見をたくさん聞くことができて良かった。
・これからは自分のできないことを他人と共有し、アドバイスをもらうなどして、周りと依存しあってより良く生きていきたい。