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おいでませ知事室 新たな未来づくりへの挑戦
皆さん、こんにちは。村岡嗣政です。
先の知事選挙におきまして、多くの県民の皆様から御支持をいただき、3期目の県政を担当させていただくことになりました。皆様の御期待にしっかりとお応えできるよう、今後とも県政運営に全力で取り組んでまいります。
我が国が本格的な人口減少社会に突入する中、全国より早いスピードで人口減少、少子高齢化が進む本県においては、地域活力の維持・向上が大きな課題となっています。
このため、私は、これまで、2期8年にわたって、活力に満ちた産業や活力ある地域の中で、県民誰もがはつらつと暮らせる「活力みなぎる山口県」の実現を目指して挑戦を重ねてきました。
これまでの取組により、企業誘致の促進とこれによる新規雇用の創出、本県への移住者数の増加、「山口ゆめ花博」の開催とその成果を活かした地域づくりの活発化など、様々な分野で着実な成果が挙がってきたところです。
しかしながら、この2年間は、新型コロナウイルスの感染が拡大し、社会経済活動が著しく低迷するなど、新たな課題も生じてきています。
まずは、直面するコロナの危機から山口県を守り抜き、傷んだ地域経済と暮らしを回復させていく、私は、このことに最優先で取り組んでまいります。
感染の拡大防止に向けては、医療・療養体制の充実、検査体制の強化、4月末までのワクチン接種の完了、この3点に力を入れていきます。同時に、この度の第6波の影響もしっかりと見極めながら、事業活動の継続・発展への支援や効果的な需要喚起対策などを迅速かつ的確に講じていきたいと考えています。
こうした直面するコロナの危機を乗り越えることと併せて、その先にある、本県の新たな未来に向けた県づくりにも力を入れていきます。
コロナの経験や、感染拡大を契機とした人々の意識や価値観、働き方の変化等を踏まえ、総合医療センターの機能強化をはじめとした、医療や福祉の充実、更なる企業誘致の促進と県内産業の成長支援、「やまぐちデジタル改革」の加速など、安心と成長をより高いレベルで実現する取組を強力に進めてまいります。
私は、県民の皆様に一刻も早く平穏な日常生活を取り戻していただけるよう、コロナ対策に万全を期すとともに、コロナのピンチを県づくりの大きなチャンスと捉え、将来にわたって安心で希望と活力に満ちた山口県の実現に全力で取り組んでいく決意ですので、県民の皆様の御理解と御協力を、引き続きよろしくお願いいたします。
知事就任 訓示
職員への動画配信の様子