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新型コロナウイルス感染症関連情報・県民の皆様・企業の皆様へのお願い(令和2年12月15日)
新型コロナウイルス感染症については、1日に3千人を超える感染者が確認されるなど、感染者数が高止まりの傾向が続き、感染拡大地域は全国に広がりつつあり、医療提供体制がひっ迫した北海道や大阪府に自衛隊が派遣される事態が生じています。また、隣県の広島県や福岡県でも感染者数が急増し、本県においても、孤発事例の感染が発生していることから、今後の状況は全く予断を許さないところです。
こうした中、昨日、政府の新型コロナウイルス感染症対策本部において、GoToトラベル事業の12月28日から1月11日までの停止が決定されました。
これから、忘年会や新年会など会食の機会も増え、人の移動が多くなる、年末年始を迎えることから、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に、最大限の注意を払って取り組んでいく必要があります。
県民の皆様、企業の皆様には、感染を拡大させないよう、以下の取組について、ご理解とご協力をいただきますようお願いします。
県をまたぐ移動時の留意点
- 感染急増地域への移動は慎重に判断いただくとともに、移動される際には、移動先の地域の自治体の情報に留意して、万全の感染防止対策を講じてください。
飲食・会食時の感染拡大防止
- 会話の際には、マスクを着用し、感染リスクが高いとされる大人数・長時間での会食には特に注意するなど、感染防止対策を徹底するとともに、新型コロナウイルス対策取組宣言飲食店など、感染防止対策に取り組む飲食店の利用をお願いします。
- 飲食店をはじめとする事業者の皆様方には、業種ごとの「感染拡大予防ガイドライン」に基づく感染防止対策を再度徹底してください。
感染予防対策の徹底
- 皆様お一人おひとりが、「新しい生活様式」を実践し、3密を避け、「マスクの着用」「手洗い」、「感染リスクが高まる「5つの場面」に注意する」など感染予防対策を、引き続き、より緊張感を持って徹底してください。
帰省にあたっての注意
- 年末年始は、人の移動が集中し、「密」になりがちなため、帰省や旅行の分散に協力をお願いします。
- 帰省前の2週間は、体調管理に努めるとともに、感染リスクの高い施設への外出や会食を控えるなど、慎重に行動してください。体調がすぐれない場合は、帰省を自粛してください。
- また、帰省後、発熱や咳など感染を疑う症状が出た場合には、速やかに受診・相談センターや市町の特別相談窓口に連絡し、医療機関を受診してください。
令和2年12月15日
山口県知事 村岡 嗣政