ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織で探す > 総合企画部 > 政策企画課 > 知事会・中国地方知事会(新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた取組への協力)

本文

知事会・中国地方知事会(新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた取組への協力)

ページ番号:0011378 更新日:2021年5月26日更新

中国地方知事会新型コロナウイルス感染症対策本部行動宣言

~新型コロナウイルスの感染拡大防止と社会経済活動の両立を目指して~

 現在、全国各地で再び新型コロナウイルス感染者が急増しており、特に、感染力が非常に強い変異株による感染が、中国地方でも相次いで確認されている。
 医療従事者と高齢者から始まったワクチン接種の推進により、感染の収束が期待されているものの、集団免疫の獲得までにはなお時間がかかること、また情勢が日々刻々と厳しさを増す中で、これ以上の感染拡大を何としても食い止めるための更なる努力が求められている。我々中国地方5県は、保健所設置市及びその他の市町村、県民、事業者等と力を合わせ、一丸となってこの危機に立ち向かい、感染拡大の防止と社会経済活動の両立に全力を挙げて取り組んでいく決意である。
 そして同時に、感染症対策を通じて明らかとなった、行政分野におけるデジタル化の課題についても、この機会を県民サービス向上・行政の効率化を図る絶好のチャンスと捉え、スピード感を持って対応していかなければならない。
 ウイルスを抑え込むとともに、中国地方の県民が安心して社会経済活動を営むことができるよう、我々は、次のとおり行動することを宣言する。

1 検査・医療提供体制の強化

 我々は、断固として感染拡大の波を抑え込みます。そのために、県民や事業者等に対し、感染防止対策の一層の徹底を呼びかけるとともに、安心して社会経済活動を営めるよう、かかりつけ医など身近な医療機関でも迅速に診療・検査を受けられる体制や、入院医療機関及び宿泊療養施設の受入・運営体制を引き続きしっかりと確保します。そして、先行事例を教訓に、クラスター対策に加え、現在急拡大の原因となっている個別感染に係る対策を強化していくこと。また、感染急拡大時には、他県が迅速に支援するなど、5県が連携し、感染を囲い込み、医療崩壊を防ぎます。

2 ワクチン接種の着実な実施

 我々は、ワクチン接種の現場を担う市町村や医療機関の声に耳を傾け、国と連携して必要な支援を行うことにより、県民の安全と医療従事者等の負担軽減を両立させたワクチン接種の着実な実施に全力で取り組みます。

3 変異株(インド株等)の感染拡大防止

 現在感染が急拡大しているN501Yを有するイギリス株や、E484Kなどの変異株が猛威を奮う中、L452R・E484Qの二重変異を有し、感染力が強いとされるインド株が国内でも確認されており、今後、中国地方にも流入する恐れがあります。
 我々は、各地域の発生状況や解析・分析結果を5県で速やかに情報共有し、初期段階で感染の抑え込みに取り組みます。

4 社会経済活動の維持・回復に係る取組での連携

 我々は、企業等の事業継続や雇用の維持を全力で支援します。
 引き続き、関係事業団体等とも連携しながら、新型コロナウイルス感染症対策を整えます。また、観光・飲食業などを支援するため、感染状況の落ち着いた地域では需要喚起の取組を速やかに実施する等、各地域の実情に応じて全力で取り組み、中国圏域経済の早期回復を目指します。

5 自治体DXの推進

 我々は、コロナ禍において浮き彫りとなった行政分野におけるデジタル化の遅れ等を解決するため、全ての行政手続を対象に、書面規制・対面規制の見直し等を進め、原則オンライン化を実現します。併せて、県民サービスの向上・行政の効率化を図るため、クラウド上でのシステムの共同・共通化の推進やAI・RPA等の導入など、ICTを活用した業務改革に取り組みます。

令和3年5月26日

 中国地方知事会

鳥取県知事 平井 伸治
島根県知事 丸山 達也
岡山県知事 伊原木隆太
広島県知事 湯崎 英彦  (注)湯崎の『崎』の右側は「大」が「立」
山口県知事 村岡 嗣政

中国地方知事会新型コロナウイルス感染症対策本部行動宣言~新型コロナウイルスの感染拡大防止と社会経済活動の両立を目指して~[PDFファイル/387KB]

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)