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おいでませ知事室 令和の時代の県づくり ~地方創生の第2ステージへ~
明けましておめでとうございます。
すがすがしい新春を迎え謹んでお慶びを申し上げますとともに、皆様にとりまして、本年がより良い年となりますことを、心からお祈り申し上げます。
令和として初めての新年を迎え、私も、新しい「令和」の時代の県づくりをしっかりと進めていく決意を新たにしています。
昨年のラグビーワールドカップでは、日本全体が一体となって大いに盛り上がりました。そして、今年は、東京オリンピック・パラリンピックが開催され、我が国が全世界に向けて羽ばたく年になることを期待しています。
県政においては、総合計画「やまぐち維新プラン」が3年目を迎えます。「産業維新」「大交流維新」「生活維新」の「3つの維新」への挑戦を重ね、本県の地方創生を次のステージへと押し上げていく、充実した一年にしていきたいと考えています。
地方創生については、新たな指針となる第2期の総合戦略の策定を進めていますが、人口減少の克服には息の長い取組が必要であり、「社会減の流れを断ち切る」、「少子化の流れを変える」、「住みよい地域社会を創る」の3つの基本的な方向を維持しながら、取組をさらに強化してまいります。
こうした取組を進めていく上では、AI(人工知能)などの未来技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れ、様々な課題を解決する超スマート社会「Society5.0」の到来に向けた対応もしっかりと進めていく必要があります。
未来技術は、あらゆる産業や、交通、医療、教育など様々な分野の課題解決に大きな可能性を有しており、私は、地方でこそ、真に人々の役に立つ活用ができると考えています。
新しい「令和」の時代を迎え、躍動感あふれる中、こうした技術もしっかりと活用しながら、「やまぐち維新プラン」の取組を進め、県民の皆様に目に見える成果をお示ししていく、そして、地方創生を次のステージに進めていく、こうした思いで、県づくりに取り組んでまいりますので、県民の皆様の御支援と御協力をよろしくお願いします。