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おいでませ知事室 明治150年プロジェクトを強力に推進していきます!
皆さん、こんにちは、村岡嗣政です。
まだまだ、寒暖の差が大きな日々が続いていますが、4月に入って、春めいた暖かい日が増えてきました。私がよくランニングしている椹野川沿いの桜も、満開に近づき、行き交う人々の目を楽しませています。岩国市の錦帯橋や山口市の一の坂川など、県内の桜の名所は、これからのシーズン、多くの花見客で賑わうことと思います。私も是非、家族を連れて出かけたいと思っています。
さて、桜の季節は、新しいスタートの季節でもあります。県では、直面する重要課題に対応するため、4月に県庁の組織を再編整備し、この3日には、新たに設けた3つの部署の「看板掛け」を行いました。このうち、今回は、「明治150年プロジェクト推進室」と「山口ゆめ花博推進室」について、紹介させていただきます。
来年、平成30年は、明治改元から150年という節目の年です。欧米列強から大きな圧力を受ける中、日本は、様々な困難を乗り越え、明治維新や急速な近代化を成し遂げました。
一方、現在の日本も、人口減少問題をはじめ、多くの困難に直面しています。私は、諸外国に追いつくための改革を模索し、挑戦し続けた明治の先人たちの「志」と「行動力」に学び、現在の困難に立ち向かう糧とするとともに、後世へもしっかりと引き継いでいかなければならないと考えています。
そこで、明治150年をその契機ととらえ、機運の醸成に加え、明治のチャレンジ精神を今に活かし、未来へつなぐための様々な取組を、明治150年プロジェクト「やまぐち未来維新」として展開していくこととしています。また、このプロジェクトにより、維新胎動の地である山口県から、これからの日本の発展に向けた国民的な機運を拡げるとともに、このことを通じて本県の認知度を高め、交流人口の拡大と地域経済の活性化につなげていきたいと考えています。
こうした取組を全庁が結束して進めていくため、この度、プロジェクト全体を統括する「明治150年プロジェクト推進室」を新たに設置しました。また、プロジェクトの中核イベントとして、平成30年に開催する「山口ゆめ花博」の円滑な実施を図るため、担当部署の体制を拡充し、名称も「山口ゆめ花博推進室」に改めて、新たなスタートを切ったところです。
この体制のもと、今後、市町や企業、関係団体、そして県民の皆様とも一層連携を強めながら、全県を挙げた取組を実施してまいりますので、皆様の御支援と御協力をよろしくお願いします。