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おいでませ知事室 オリンピック・パラリンピックのメダル受賞、おめでとうございます
皆さん、こんにちは、村岡嗣政です。
この夏のリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックでは、山口県ゆかりの選手の皆さんがめざましい活躍をされました。オリンピックでは5名、パラリンピックでは2名の選手がメダルを獲得されたことは、県民として大変誇らしいことであり、心からお祝いを申し上げます。
大会が終了した9月中旬以降、メダリストの皆さんがメダル獲得のご報告に来られ、私からもお一人お一人にお祝いの言葉を送らせていただきました。山口市出身で、オリンピック柔道男子73kg級で金メダルを獲得された大野将平選手は、日本柔道の強さと美しさを世界に示されました。また、下関市出身で、パラリンピック女子マラソン(視覚障害)で銀メダルを獲得された道下美里選手とは、一昨年の下関海響マラソンにともに参加しましたが、リオデジャネイロでも颯爽とコースを駆け抜けられ、多くの県民、特に障害をお持ちの方々に、大きな感動と勇気を与えたのではないかと思います。レスリングの太田忍選手、卓球の吉村真晴選手、石川佳純選手、柔道の原沢久喜選手、廣瀬順子選手も、それぞれに厳しい練習を積み重ね、このたびの栄冠に輝かれたものであり、皆さんのこれまでのご努力に心から敬意を表します。
そして、4年後の2020年、東京オリンピック・パラリンピックの会場で、再びその勇姿を見せてくださることを大いに期待しています。
さて、その東京大会に向けては、今年6月、県と山口市が共同で、スペインのホストタウン(参加国との様々な相互交流を図る地方公共団体)に登録されました。本県とスペインとは、フランシスコ・ザビエルが山口を訪れて以来、交流が続いており、現在も同国のナバラ州と姉妹交流を結んでいますし、今後は、選手団のキャンプ地を誘致することとしています。県内では、防府市がセルビア共和国のホストタウンに登録されたほか、長門市は東京大会に加え、2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップのキャンプ地誘致を目指すなど、市町でもさまざまな取組が進められており、県としても、市町と連携し、実現に向けて取り組んでいるところです。
暑さの続いた夏も過ぎ、スポーツの秋が訪れています。すがすがしい気候の中、皆さんもスポーツを「する、観る、支える」活動に参加されてみてはいかがでしょうか。