本文
おいでませ知事室 災害への備えを心がけましょう!
皆さん、こんにちは。村岡嗣政です。
4月に発生した熊本地震は、熊本県を中心に甚大な被害をもたらし、今なお余震が続く中で、多くの方が不自由な暮らしを余儀なくされ、不安な日々を送られています。
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
山口県としては、災害の発生直後から、消防や医療の専門チームの派遣や、食料、毛布などの物資の提供を行ったほか、九州・山口9県の災害時応援協定に基づいて、応援の相手先となった熊本県御船町に対し、避難所の運営や被災者の健康相談などにあたる職員を派遣しています。また、本県への避難を希望される方に公営住宅を提供するなど、被災地のニーズに寄り添った支援に取り組んでいます。
私も4月30日に御船町を訪問してきました。災害の現場や避難所の現状を目の当たりにして、改めて災害の恐ろしさを感じ、町長にお会いして、できる限りの支援を行うことをお伝えしました。
また、この度の地震では、県内からも多くの方が、ボランティアや義援金などの様々なかたちで、被災地の復旧・復興を応援されています。困った時には助け合う、という当たり前のようで、なかなか難しい活動がしっかりと実践されていることを大変心強く思いますし、そうした支え合いの気持ちや人と人との絆が、今回の災害支援にとどまらず、これからも発揮され、さらに広がっていくことを願っています。
災害はいつどこで起こるか分かりません。県としては、県民の皆さんの安心・安全を守るため、地震や台風、豪雨などへの対策に、引き続き万全を期してまいります。
皆さんも常日頃から、被害を最小限に抑える防災・減災の意識を持って、非常時にどのように行動するかを考えておくなど、災害に対する十分な備えを心がけていただきたいと思います。