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おいでませ知事室 世界スカウトジャンボリーが開催されました!
皆さん、こんにちは。村岡嗣政です。
今年も山口は暑い夏となりました。もうしばらくは暑さが続くようですので、熱中症の予防など、健康管理には十分お気をつけください。
さて、今年の山口は、「暑い」だけでなく「熱い」夏にもなりました。7月28日から8月8日までの12日間、山口市阿知須のきらら浜を主会場として、世界スカウト機構の主催による「第23回世界スカウトジャンボリー」が開催され、155の国と地域から約34,000人のスカウトたちが、ここ山口に集いました。
大会期間中、スカウトの皆さんは、きらら浜でキャンプ生活を送りながら、世界中の仲間とともに、様々な体験活動等をされました。このうち、8月2日には、皇太子殿下の御臨席のもと、参加者が一堂に会するアリーナショーが開催され、多彩なパフォーマンスが繰り広げられた会場は、大変な熱気に包まれていました。
7月31日から8月6日までの6日間は、スカウトの皆さんが県内すべての市町、すべての小・中・高等学校、特別支援学校を訪問し、地域の方々や児童生徒と交流する「地域プログラム」が実施されました。これはジャンボリー史上初の取組であり、交流を通じて、日本の「和」の文化や本県の「おもてなし」の心をしっかりと伝えることができたものと思います。また、県が主催し、きらら浜で同時開催した「やまぐちジャンボリーフェスタ」では、本県の魅力を世界に向けて発信するとともに、来場された多くの県民の皆さんも、スカウトたちとのふれ合いの中で、まさに「世界」を体感されたのではないでしょうか。
ちなみに、8月6日のグランドフィナーレでは、私も参加し、ギタリストで「山口ふるさと大使」の田川ヒロアキさんとギターセッションをさせていたただきました。ギターは、高校時代にバンドを組んでやっていましたが、何しろ久しぶりなので、1か月ほど前から地道に練習を重ねました。ジャンボリーフェスタのフィナーレで会場は大いに盛り上がりましたが、私自身も多少貢献できたのではないかと思っています。
世界中から集まったスカウトの皆さんにとっても、今回のジャンボリーが心に残る大会であったことを願うとともに、再び山口を訪れていただけることを大いに期待しています。また、県としても、この大会を契機に、次代を担う青少年の国際理解等を一層促進できるよう、取り組んでいきたいと考えています。