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おいでませ知事室 皆さまの声を県政に
皆さん、こんにちは。村岡嗣政です。
早いもので、知事に就任してから1か月が経過しました。2月25日の初登庁以降、平成26年度当初予算査定や数日間にわたる県の重点事業等のレクチャー、県内各地での行事への出席など、疲れを感じる暇もない1か月でした。特に、知事就任後初めての県議会となる3月定例会では、今後の県政運営にあたっての私の所信を述べさせていただくとともに、議員の皆様方ともしっかりと議論をすることができ、充実した議会となったのではないかと思います。
また、3月14日未明には、伊予灘を震源とする地震が発生し、県内でも震度5弱の強い揺れを観測しました。直ちに私を本部長とする災害対策本部を設置し対応にあたりましたが、大きな災害に至らなかったことに安堵するとともに、県民の皆様の安心・安全の確保に対する責任の重さを再認識しました。
一方、悲しい出来事もありました。3月15日、山本繁太郎前知事が病のため亡くなられました。全身全霊をかけて山口のために取り組まれた数々の政策が、まさにこれから実を結ぼうとする時、志半ばで退任を余儀なくされましたが、その無念さはいかばかりかと思います。
私は、山本前知事が遺された数多くの財産を受け継ぎ、その成果も活かしながら、さらに発展させていく決意です。
さて、新年度になり、いよいよ「活力みなぎる山口県」の実現に向け、取組を本格的にスタートさせます。
そのために、まずは、新たな政策の推進に必要な経費について、追加の補正予算として肉付けするとともに、今後の山口県の目指すべき姿を示す中期的なビジョンを策定し、これに沿って、新たな県づくりを着実に進めていくこととしています。
このビジョン策定にあたっては、県内の実情をきちんと把握し、反映させていく必要があると考えておりますことから、私自身率先して地域に出向き、各地域において、どのような課題があるか、今後どうしていくべきかといった県民の皆さまの様々なご意見を、しっかりとお聞きしながら進めていきたいと考えています。
このホームページにも、私へのご提言をいただくフォームを用意しておりますが、これを含め様々な機会を利用して、幅広くご意見をお聞きしたいと思いますので、是非、県民の皆さまには、県政に対する忌憚のないご意見をいただきますようお願いします。
私は、県民の皆さまお一人おひとりの力を結集して、「活力みなぎる山口県」の実現に向けた取組を進めていきたいと思いますので、ご理解、ご協力をよろしくお願いします。